むくみ、頭痛の原因? 湿邪とは

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2018年6月29日(金)

関東甲信越地方では梅雨明け?というニュースがありましたが、大阪は今日も不安定な天気、まだまだ梅雨なのかな、という感じです。

この梅雨の季節から夏にかけては湿気が多いため、漢方では湿邪(シツジャ)が亢盛になる時期です。
邪とは、身体に悪い影響を与えるもののことで、湿邪は水に関係する邪を指します。

湿邪の影響が強くなると、水に関係する不調が出やすくなります。
具体的には、むくみ、全身倦怠感、食欲不振、下痢、頭重感、頭痛、関節痛などの症状が出やすくなります。
また低気圧近付く、また、雨の日になると決まって身体の不調が出るという方は、元々身体の水のバランスが崩れている(崩れやすい)人ですので、より上記の症状が現れやすいのではないのでしょうか。

このような場合は、余分な水を身体の外に出す、崩れた水のバランスを調えるなど、水に対するケアが必要になってきます。
これらの不調の解消は漢方薬が得意とする分野でもありますので、気になる方は一度ご相談くださいませ。
薬はまで必要ないかな……という方にはオリジナルブレンドのお茶などもご用意できますよ。

火傷に紫雲膏

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2018年1月27日(土)

寒い日が続いています。
温かいものが恋しい季節。我が家でも、熱々のおでん、お鍋料理、お味噌汁、スープなどが定番メニューになっています。

先日、料理中に右手首に火傷をしてしまいました。
すぐに流水で冷やして応急処置をしましたが、赤くなりヒリヒリした痛みが出てきました。
そこで家の置き薬にしている「紫雲膏」を塗り、絆創膏を貼り様子をみることにしました。
するとまずヒリヒリとした痛みがなくなりました。
同じように数日間、塗っては絆創膏で保護するのを繰り返すと、化膿することなく治っていきました。火傷の跡もだんだん薄くなっています。

「紫雲膏(シウンコウ)」って何?
もしかしたら聞きなれない名前かもしれません。
漢方生薬などがはいった塗り薬で
紫根(シコン) 、当帰(トウキ)、 胡麻油 、蜜蝋(ミツロウ)、 豚脂が入っています。

紫根は、化膿を防ぐ
当帰は、血を養い、皮膚の再生を促す
胡麻油、蜜蝋、豚脂は、乾燥を防ぎ、潤いを与える
などの働きがあります。
火傷、傷、湿疹に、そしてひび、あかぎれ、しもやけなどにも良いんです。どちらかというと化膿していない傷のケアに向いています。

私の場合、軽い火傷であったこと、すぐに冷やし、「紫雲膏」で患部をしっかりおおうことで痛みがなくなり、化膿も抑えられ、皮膚の再生が促されて跡も残りにくくなったと思います。

一度使うと、良さがわかり、リピーターが多いのも納得!
お家の常備薬の一つとして置いておくと、便利でおすすめです♪

でも、火傷をしないのが一番大事ですね。
皆さま、火傷に気をつけて下さいませ。

気になる目の下のクマ

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2018年1月24日(水)

目の下のクマが気になる方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
目の下のクマは、漢方では「瘀血(オケツ)」が原因のひとつと考えられます。

瘀血とは、全身に栄養を与える「血(ケツ)」の流れが悪くなり、滞ることです。
「血」の働きが悪くなるため、皮膚の色は浅黒くくすんだ感じで、ツヤのない肌をしていて、シミやそばかすなどもよく見られます。
また、肩こりや頭痛の人も多く、手足のしびれや軽い冷えを感じ、下腹部の痛み・不快感があり、便秘になりやすくなんとなくだるい感じもあります。
このタイプの女性は、生理痛がひどく経血の色も黒っぽい塊が出ることもあります。
また出血量が多くて、生理不順の傾向があります。

この瘀血体質を改善するには、まず滞った「血」の巡りを良くしなくてはいけません。
漢方薬には「血」の巡りを良くする方剤がいくつかありますが、ハレノヴァでは「健婦丸」をおすすめします。

健婦丸には、桂枝・茯苓・芍薬・牡丹皮・桃仁が含まれ、利水・活血・潤腸などの働きがあります。
主に月経不順、月経困難、帯下、更年期障害に伴う症状(頭痛・めまい・のぼせ・肩こり)、冷え症、打撲症などに使われます。

健婦丸のもとになった処方も原典では、煎じではなく丸剤として記載されており、健婦丸も丸剤です。
また、生薬の粉末をハチミツで固めた製剤なので飲みやすい点でもおすすめです。

もし、試してみたいと思われたら、気軽に当店までご相談くださいませ。

福知山の花

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2017年10月10日(火)

全国の都道府県や市町村では各地域のシンボルとして花や木・鳥などを使用しているのはご存知でしょうか?都道府県の花は1954年牧野富太郎先生、本田正治先生によって「郷土の花」が制定され、そのまま今に繋がっているとも言われています。

因みに都道府県においては、東京都・大阪府は下記の通りです。
東京都・・・木:イチョウ、花:ソメイヨシノ、鳥:ユリカモメ
大阪府・・・木:イチョウ、花:ウメ・サクラソウ、鳥:モズ

栃本天海堂の薬草圃場が京都府福知山市にあります。福知山市のシンボルの花は
漢方処方でもよく使われる『桔梗(キキョウ)』です。

福知山の圃場にも沢山の桔梗が栽培され、夏に開花します。スラット伸びた茎に艶やかな紫色の花をつけます。

漢方では、桔梗の根の部分を使用し、主な効果は去痰、止咳、排膿作用で、特に咳を止めや扁桃腺の腫れに使用されます。これから寒くなりのどの痛みを感じる季節となります。風邪の症状には早めに対処してください。

秋の乾燥対策に

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2017年9月8日(金)

こんにちは。9月に入り、暑さがずいぶん和らぐ日も出てきましたね。
肌寒い日もあるので気温の変化に気を付けて毎日を過ごしましょう。

さて店舗では今、乾燥対策におすすめの化粧品や漢方薬をディスプレイしています。
そのうちのひとつが「婦人宝」です。
婦人宝は漢方薬の中でもめずらしい液体タイプの漢方薬。
あっさりした甘さなので、とても飲みやすい味をしています。

「婦人宝」は漢方でいう「血(ケツ)」を補う働きがあります。
「血(ケツ)」は身体全体に栄養を供給して各組織を潤す働きや気分を落ち着ける働きがあります。
そのため、「血(ケツ)」が足りなくなると、潤いが不足して肌が乾燥しやすくなるのです。
このような場合の体質改善に婦人宝はおすすめです。

またお店では婦人宝以外にも様々な商品をご用意しています。
肌の乾燥トラブルも「血(ケツ)」以外の原因が隠れている場合がありますので、気になる方は一度店舗にてご相談ください。

女性の強い味方:当帰

2017年3月20日(金)

春分の日を迎え、今日は春の日差しがあり暖かく過ごせましたね?
三連休皆さんどのように過ごされましたか?

「当帰」という生薬は漢方薬の中でも血を補ってくれるので女性に強い味方の生薬です。多くの婦人薬に含まれ、血の循環を良くしてくれるとともに肌への潤いをプラスしてくれます。嬉しいですよね。

少し前ですが、当帰の中でも良品とされている大和当帰の産地に行ってきました。
大和と言うほどなので、大和地方:奈良県にほど近い和歌山です。

当帰は苗床で1年、本圃で1年の2年かけて育てます。当帰はセリ科の植物でなんとなくセロリに似た匂いを放つ植物です。掘り上げる2年目の秋には大きく育ち大きいものでは50cmほどに育っています。潤いのある甘みと辛味を備えた根の部分が生薬として使われます。この当帰は11月ごろ掘り上げ、土を付けたまま風に晒して乾燥させ、2月ごろの寒い時期に湯もみをします。この湯もみを丁寧にすることによって甘さが増し良質な当帰が出来上がります。この湯もみが終わると5月ごろまで再度風に晒しゆっくりと春の光を浴びて乾燥させて出来上がり。太陽の光をふんだんに浴びている加工方法ですね。

作物を作るのは農家さんたちの愛情と手間が深くふかーーく染み込んでるんですよね。
ちなみに、当帰を育てている農家さんは皆お肌が綺麗な方でした。これも当帰の効果ですね。5月ごろ今年の当帰が入荷するのが楽しみです。

漢方薬の保存方法

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2016年9月16日(金)

普段の食事やリラックスタイムに、お茶は欠かせませんよね(^.^)
緑茶やほうじ茶、紅茶など、色々な種類がありますが、保存方法ひとつで鮮度がずいぶん変わってきます。

漢方煎じ薬も、植物の根をはじめとする天産物を乾燥させたもの。
保存の考え方は、お茶と同様です。
密封して冷暗所で保存し、湿気、光、温度や空気による酸化を避けましょう。

写真は、京都にある手作り茶筒の老舗「開化堂」のものです。
気密性が高く、湿気を呼びにくい造りになっているそうです。
ハレノヴァのお客様の中にも、煎じ薬を缶に入れて、保存されている方がいらっしゃいます。

保存方法は人それぞれですが、くれぐれも湿気を避け、冷暗所で保存してくださいね(^o^)/

軟膏タイプの漢方薬

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2016年6月11日(土)

みなさまこんにちは!
じめじめ湿気が多くなる時期になりましたね。体調の方はいかがでしょうか。
私事ですが、先日薬局のゴミ箱に足をぶつけてしまい、打ち所が悪かったのか「爪下出血(そうかしゅっけつ)」を起こしてしまいました。爪の下に血の塊ができるため、それによる圧力で脈打つように激痛が走ります。私は、西洋薬の鎮痛剤服用と患部を氷で冷やしておりましたが全く痛みが取れませんでした。
そこで、藁をもすがる思いで、うちみ・ねんざに良いといわれる、漢方薬の軟膏「中黄膏(ちゅうおうこう)」を駄目もとで使用してみました。腫れがみるみるうちにひいていき、痛みも半分まで落ち着きました!すごい、中黄膏やるな!!って思いました。

漢方薬というと、みなさま飲み薬をイメージされることが多いかと思いますが、中黄膏のように軟膏タイプの外用薬も存在します。やけど・しもやけ・ひび・あかぎれによい「紫雲膏(しうんこう)」、切り傷・かゆみ・虫刺され・とこずれによい「神仙太乙膏(しんせんたいつこう)」などがございます。色が特徴的なので、衣服につかないように気をつけていただければ、どれも気になる症状をすみやかに改善してくれますので、常備薬として手元に置いておくのもいいかもしれませんね。
気になる方は一度ご相談いただければと思います。

縮砂の効果☆

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2016年5月7日(土)

ゴールデンウィークも終盤になり、お仕事も始まっている方もいるんじゃないでしょうか?
気温も一気に変わり、日差しが強くなりましたね。
季節の変わり目、体調崩されていませんか?

先日ベトナムに行ってきました。
ベトナムは日本と比べて気温が高くて蒸し暑い!!汗が止まりませんでした。
暑いとどうしても「食欲がない」「冷たいものがほしい」となるんですが、
ベトナムの人たちは朝から元気よくフォーを食べているんです。

コリアンダーなどの香辛料も食欲を刺激する一つかもしれませんね。

ベトナムは「縮砂(シュクシャ)」というショウガ科の生薬の産地なんです。
殻を取った実の部分を乾燥させて使います。
暑い地方に育つ植物で、白い小さな花を咲かせ、真ん中には赤と黄色の模様をつけるんです。
 
この縮砂にも香辛料の様な香りがあり、その成分はボルネオールというそうです。
効果としては、胃腸を整え食欲不振、下痢、ストレスから来る腹痛などに良いですよ。
暑くなるとどうしても胃腸の調子が悪くなりますよね。
食欲ないとき、お腹が冷えたとき、縮砂の入っている漢方薬を試してみてくださいね。

サンシュユ

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2016年2月8日(月)

2月に入りまだ風が冷たいですが、日向に入ると少し春を感じさせてくれます。

先日、漢方薬でもよく使われる「山茱萸(サンシュユ)」の切り枝をいただきました。沢山蕾をつけていて、これから早春にかけて元気よく黄色い花を付けると思います。

この小さな黄色い花が咲いている様子からハルコガネバナという和名がつけられ、観賞用にも庭園などにも植えられています。また秋には紅熟した真っ赤な果実を付ける様子からアキサンゴと呼ばれていますよ。この果実を乾燥させたものが山茱萸です。
写真は、頂いたハルコガネバナの切り枝と秋に実るアキサンゴの写真です。

漢方薬では山茱萸は、発育を促してくれたり、老化に伴う腰痛や夜尿・頻尿の改善などに使われます。お酒に漬けて薬用酒としても飲まれているそうですよ。

漢方煎じパックではじめてみませんか?

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2016年1月15日(金)

煎じるのがちょっと面倒なんですという方に。
今回は、漢方煎じパックについてお話します。
イメージは、漢方薬(煎じ薬)の”レトルトパック”のようなものです。
袋から煎じ液をコップに移し、電子レンジでチンして人肌くらいにあたためれば完成です。
漢方薬(煎じ薬)を煎じるとき、どうしても手間や時間がかかってしまいます。
毎回、煎じるのが大変、続けられるか心配という方や外出先でも煎じ薬を服用したいという方におすすめしております。
ご要望の方は、ハレノヴァまでご相談いただければと思います。

今年の紅葉 in 京都

松の木

2015年12月5日(土)

寒さも少しずつ厳しくなってきましたね。
日に日に冬が近づいているのを感じながら、移り変わる季節を楽しめるのも今だけ、と思い毎年紅葉を楽しみに京都に出かけています。

今年は、京都の中でも少し足をのばして大原三千院の近くを散策しました。
ブラブラ歩いていると三千院の奥にとても素敵なお寺を発見!!
「宝泉院」ってご存知ですか?

「宝泉院」は三千院の入り口を右手に通り過ぎた奥にある小さなお寺です。
このお寺には、「五葉松」という樹齢700年の松の木がお庭から拝見することができ、この松の木を眺めながらお抹茶とお菓子を頂けます。
本当に言葉を失うほどすばらしい樹齢700年の松の木!
その壮大さにほれぼれとし、心静まる感覚でした。
 
一度、京都を散策してみたくなったら足を伸ばしても良いかもしれませんよ。

ちなみに、松の木も漢方と関わっています。
松の木には色々な種類がありますが、赤松や黒松の木の根っこには「茯苓」という生薬ができます。茯苓は余分に溜まっている身体に中の水を出してくれる利水作用や食欲不振などを改善してくれる健脾作用、心を静めてくれる安神作用などがあります。
「宝泉院」にあった松には茯苓はないかな??

牛黄清心元(ごおうせいしんがん)で元気に過ごそう!

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今回ご紹介する漢方薬は、「廣東 牛黄清心元(かんとん ごおうせいしんがん)」と言います。
この牛黄清心元も、普段からの体調管理を手助けしてくれるお薬です☆

金色がなんだか豪華な感じですね。
写真では大きさが分かりづらいかもしれませんが、直径が1.5cm強と、わりと大きめの丸剤です。

「ええっ、そんなの大きくて飲めない!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
牛黄清心元は軟らかくて切りやすいので、体調に合わせて量を調節して、なめるようにして飲むお薬なのです。
口に含むと、たくさんの生薬の味と、すーっとした爽やかな香りが口の中で広がります。

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瓊玉膏(けいぎょくこう)で元気に過ごそう!

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今回は普段からの体調管理を手助けしてくれる漢方薬を紹介したいと思います☆
今回紹介するお薬は「開豊 瓊玉膏(かいほう けいぎょくこう)」です。

漢方薬というと、ものすごくにが~いものを想像される方もいるのではないでしょうか?
でもこの瓊玉膏、ほろ苦さと同時に、独特の甘みをもった、漢方薬なんです!

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