春先に咲く花と漢方素材「モモ」

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2018年3月16日(金)

日差しが随分と温かい日もあり、春めいてきましたね。
まだ少し肌寒くなる日もありますが、着実に春に向かっていっているのだと感じます。
ちょうど来週は春分ですね。
春分は昼の長さと夜の長さがほぼ同じになる日と言われていますが、確かに最近は日が落ちるのが大分遅くなった気がします。

この時期は、ウメ、モモ、サクラときれいな花が次々と咲きます。
開花時期も少しずつずれているので、長く楽しめるのがいいですよね。
漢方の世界ではこれらの「花」ではなく、「実」や「種」、「樹皮」の部分を利用します。
中でも一番よく使われるのはモモの種を利用した「桃仁(トウニン)」。
血(ケツ)のめぐりを良くする働きがあり、婦人科領域でよく使われる処方の中にも含まれることも多いです。
ただ観賞用や食用のモモの種は小さいため、薬用の品種のモモから桃仁は作られています。

その他の身近な植物もこのように漢方薬に利用されているかも知れませんよ。
これからは薬用植物もたくさん花を咲かせる時期です。
散歩てがら、薬用植物を探しに行ってみてはいかがでしょうか。

節分と大豆

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2018年2月2日(金)

早いもので2018年もひと月が過ぎました。
今週の土曜日、2月3日は節分ですね。

節分はもともと季節の移り変わりの節目の日のことなのですが、時代が下るにつれて、春の初めの日を指すようになったようです。
季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、邪気払いが行われていました。
豆まきもその邪気払いの一環ですね。
歳にちなんだ数の豆(炒った大豆)を食べるという習慣もありますね。

さてこの大豆、薬膳素材としてみた場合、万能食材と言われています。
お腹の調子を整えて気や血を補う働きや、身体に必要な水を補いながらも余分な水を外に出す働きがあります。さらには血のめぐりを良くする働きもあります。
これらのことから大豆はお腹が弱くて元気ない人や、むくみがちな人におすすめですね。また肌荒れが気になる人や産後にも良いと言われています。
つまりは幅広い年代の様々な体質の人におすすめの食材というわけです。

節分に豆を食べることは、邪気を払い、無病息災を祈ることからきている習慣ですが、大豆にこのような身体の調子を整えるたくさんの働きがあることを考えると、昔からこういった大豆の力を知った上で食べられてきたのかも知れませんね。

現代栄養学の観点から見ても、たんぱく質、糖質、脂質、食物繊維、ビタミン、カルシウムなどが含まれ、栄養価に富んだ食材と言われています。
その中でも大豆たんぱく質や大豆イソフラボンなどが健康素材として注目を浴びていますよ。

大豆はそのまま食べるもよいですし、豆腐や納豆に加工されたものも身体にとって良い食材です。ただ大豆でアレルギーが出る人もいますので注意しましょう。

風邪は予防が肝心です

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2017年11月11日(土)

日中は暖かい日もありますが、少しずつ寒さが厳しくなってきましたね。
1日の中で寒暖差が激しい日もあり、最近では風邪や鼻水、咳などでお店へ相談に来られる方が増えてきました。
風邪はこじらせる前の、おかしいかな?と思う段階で対処するのが、治りも早く一番です。

そんなおかしいかな?と思ったときに、おすすめなのが「バンランコン」。
バンランコンはアブラナ科の植物で、漢方では清熱解毒の働きがあると言われており、発熱や喉の痛みなどの諸症状の緩和によいとされています。
また近年では抗菌作用などの薬理学的研究もされています。

最近では粉末にしたものやお茶にした製品も販売されているので、普段の生活に取り入れやすくなっていますよ。
ご興味のある方は店舗にてお尋ねくださいませ。

最後になりましたが、今年もお店にクリスマスツリーを飾りました!
とても華やかですので、よろしければ見に来てくださいね。

秋の乾燥対策に

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2017年9月8日(金)

こんにちは。9月に入り、暑さがずいぶん和らぐ日も出てきましたね。
肌寒い日もあるので気温の変化に気を付けて毎日を過ごしましょう。

さて店舗では今、乾燥対策におすすめの化粧品や漢方薬をディスプレイしています。
そのうちのひとつが「婦人宝」です。
婦人宝は漢方薬の中でもめずらしい液体タイプの漢方薬。
あっさりした甘さなので、とても飲みやすい味をしています。

「婦人宝」は漢方でいう「血(ケツ)」を補う働きがあります。
「血(ケツ)」は身体全体に栄養を供給して各組織を潤す働きや気分を落ち着ける働きがあります。
そのため、「血(ケツ)」が足りなくなると、潤いが不足して肌が乾燥しやすくなるのです。
このような場合の体質改善に婦人宝はおすすめです。

またお店では婦人宝以外にも様々な商品をご用意しています。
肌の乾燥トラブルも「血(ケツ)」以外の原因が隠れている場合がありますので、気になる方は一度店舗にてご相談ください。

河合神社とカリン

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2017年8月23日(水)

京都には、大きな古本市が年に3回あります。
そのうちの1つが、お盆のころ、下鴨神社の糺の森(ただすのもり)で行われる、下鴨納涼古本まつりです。
先日、古本まつりのために糺の森まで出かけたので、同じ糺の森にある、河合神社にも寄ってきました。

この神社には、神武天皇の母である玉依姫命(タマヨリビメノミコト)がまつられています。
玉依姫命は女性の美の神様として信仰されていて、多くの女性が訪れます。
ここには、全国でも珍しい、鏡の形をした鏡絵馬があり、表面に顔を、裏面に願い事を書いて納めます。
休憩所では、美人水というカリンのジュースを飲むことができます。
このカリンは、下鴨神社の葵の庭でとれたものが使われているそうです。

カリンは、生薬としても使われ、去痰や鎮咳の効能がありますが、漢方薬よりも、のどあめのイメージが強いです。
カリンは秋に実が成熟するので、今は小ぶりの実がちらほらみつかります。
境内にある木にも実がなっていて、これから大きくなっていくのがわかります。
ちなみに、樹皮がこのようにめくれるのは、カリンの木の特徴です。

私は、お参りを済ませた後、絵馬は恥ずかしいので(『ムカエマの世界』を書いた、みうらじゅんのような人たちに見られてしまうので)、美人水だけ味わってきました。
甘さ控えめで、スッキリとして、夏の暑い日でもおいしくいただけます。
今の季節は、美人水のシャーベットもあり、糺の森の木陰で味わうシャーベットというのは何とも風情があり、穏やかな気分になれます。

夏の京都にお出かけの際は、ぜひ糺の森まで足を運んでください。

梅雨

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2017年7月12日(水)

梅雨は湿度が高く温度差もあり、苦手な人が多い季節です。
体が重だるく、頭痛がしたり、食欲がおちて胃腸の調子が悪くなったり、膝が痛くなったりしませんか?
湿度が高く汗として発散しにくいうえに、暑さからついつい冷たいものをとりすぎたり、冷房で冷えすぎたりすることで、水分の代謝が悪くなっていることも一つの原因と考えられます。

冷たいものや脂っこいもののとりすぎは、胃腸の働きを低下させ、むくみにもつながるため、気を付けた方が良いです。冷たい麺類などあっさりしたものばかり食べがちになりますが、タンパク質はしっかり摂るよう心がけましょう。
しそ、ねぎ、しょうがなどの香味野菜は体を温めますし、食物繊維の多い雑穀類や海藻類、根菜類は水分の排泄を助けるので、おすすめ食材です。

又、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動で適度に汗をかき、代謝をよくすることも大切です。

漢方薬は滞った余分な水分を取り除き、巡りを良くするのが比較的得意です。
この時期に体調が悪くなる方は、胃腸の機能が弱く、水分の代謝が悪いのかもしれません。
気になる方は、一度ご相談ください。

友が島:菊花

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2017年6月12日(月)

先日、和歌山県にある「友が島」に行ってきました。
友が島とは、淡路島と紀伊半島の間にある地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の総称です。
大阪から車で1時間半ほど走り、フェリーに乗って20分。あっという間についてしまいました。
久しぶりにフェリーに乗ると気持ちいいですよね☆

ここは、昔に第二次世界大戦まで要塞施設として使用され、大阪湾からの外国艦隊の進入を防ぐ目的で建てられたとのことですが、一度も大砲を打つことなく終戦を迎えたとのことです。
今では「天空の城ラピュタに似ている」とのことで観光スポットになっています。
島に着くと、トレッキングに来ている老若男女の方がおられ、また外国からの観光客もちらほらと見受けられました。
2コースあり、私は2時間ほどで回れる短いコースを選びました。それでも上りあり下りありで汗だくになるほど。。。
明日は筋肉痛になるでしょう。。。
最初に見えたのは第二砲台:ここは爆破されてしまい形は残っていません。

一番見どころがあったのが第三砲台:ここは地下が迷路のようになり明かりもなく真っ暗。携帯のライトがなければ前に進めません。

どことなく「天空の城ラピュタ」に似ていますよね。

友が島にはジャングルのような森もたくさんありましたが、なんといっても菊がたくさん咲いていました。

この菊は小粒で杭菊花といい、非常に目に良い作用を持っています。効能効果としては、目の炎症・充血を取り精神を落ち着かせてくれます。良く菊花茶としても飲まれていますよね。
ハレノヴァにもすっきりとした甘さの菊花茶があります。ぜひ興味のある方お問い合わせください。

女性の強い味方:当帰

2017年3月20日(金)

春分の日を迎え、今日は春の日差しがあり暖かく過ごせましたね?
三連休皆さんどのように過ごされましたか?

「当帰」という生薬は漢方薬の中でも血を補ってくれるので女性に強い味方の生薬です。多くの婦人薬に含まれ、血の循環を良くしてくれるとともに肌への潤いをプラスしてくれます。嬉しいですよね。

少し前ですが、当帰の中でも良品とされている大和当帰の産地に行ってきました。
大和と言うほどなので、大和地方:奈良県にほど近い和歌山です。

当帰は苗床で1年、本圃で1年の2年かけて育てます。当帰はセリ科の植物でなんとなくセロリに似た匂いを放つ植物です。掘り上げる2年目の秋には大きく育ち大きいものでは50cmほどに育っています。潤いのある甘みと辛味を備えた根の部分が生薬として使われます。この当帰は11月ごろ掘り上げ、土を付けたまま風に晒して乾燥させ、2月ごろの寒い時期に湯もみをします。この湯もみを丁寧にすることによって甘さが増し良質な当帰が出来上がります。この湯もみが終わると5月ごろまで再度風に晒しゆっくりと春の光を浴びて乾燥させて出来上がり。太陽の光をふんだんに浴びている加工方法ですね。

作物を作るのは農家さんたちの愛情と手間が深くふかーーく染み込んでるんですよね。
ちなみに、当帰を育てている農家さんは皆お肌が綺麗な方でした。これも当帰の効果ですね。5月ごろ今年の当帰が入荷するのが楽しみです。

春になりましたね

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2017年3月4日(土)

朝晩は寒い日が続きますが、日中は暖かくなる日が増えましたね。
梅の花が見頃となり、早桜が咲いている地域もあるようでね、少しずつ春が到来してきたという感じですね。
店内のディスプレイも桜の花びらいっぱいの春仕様で、みなさまをお迎えしています。

さて、今回はそんな春の養生について。
漢方ではすべてのものを5つの要素に分けて、その特徴を捉えて養生に活かす方法があります。
例えば身体の働きも肝・心・脾・肺・腎の5つの要素に分けられ、それぞれがきちんと機能することで、身体を健康に保っています。
季節も同じように春、夏、長夏、秋、冬の5つに分けられます。
この5つに分けられたもの同士は関連性があり、「春」は「肝」との関連性が深い季節だといわれます。

漢方でいう「肝」は、西洋医学の肝臓の意味ではなく、他の機能をコントロールしたり、血液を貯蔵したりする働きを担っています。「肝」がきちんと働いていると、新陳代謝が正しく行われ、気分も落ち着きます。逆に「肝」の働きが悪くなると、原因不明の不調が出てきたり、イライラや気分の落ち込みが出やすくなったりしやすくなります。

「春」は「肝」に関連が深い季節なので、その季節の特性上、「肝」の不調が出やすくなります。同じように西洋医学でも春は自律神経が不安定になり、不調が出やすい季節と言われていますので、春には春の、季節に応じたケアが必要になってきます。

ストレスを溜めこまない、身体を動かす、旬の食材を取り入れた食事を心がけるなどは、春におすすめの養生法です。
もっといろいろ知りたい!という方はぜひハレノヴァまで相談に来て下さいね。
生活改善だけでは不安……という場合は、それぞれの体質に合った漢方薬もご提案していますよ。

キャベツ

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まだまだ寒い日が続きますね、風邪が流行っているようです。手洗い・うがいはきちんとしましょうね。

先日、『乳酸キャベツ』というのを知りました。ご存知ですか?
キャベツそのものにも栄養がたっぷりあります。胃腸の粘膜の修復する成分:ビタミンU(キャベジン)や食物繊維がたくさん含まれていいます。美肌にいいビタミンCも含まれていますよ。『乳酸キャベツ』はキャベツを発酵させることによって乳酸菌が増えるため腸内細菌のバランスを整えてくれます。便秘症の人にはもってこいですよね。乳酸キャベツにすることによってダブル効果が期待でします。
簡単なので作ってみました。
1.キャベツ1個を千切りにします。
2.ジップロックなどの保存袋に入れて塩を小さじ4加えよく揉みます。

3.きび砂糖を小さじ1/2加え空気を抜きます
4.4−5日常温で重石を置きます。

5.出来上がりです。密封容器に移して冷蔵庫に保存
そのまま食べてもよし、料理に使ってもよし、簡単です。

私の作った乳酸キャベツは現在2日目です。
今日は残りのキャベツを使ってポトフを作りました。

キャベツは胃腸の働きを良くし、東洋医学でいうと『気』『腎』を補ってくれます。元気が不足している時、アンチエイジングに良いですね。

これから春キャベツが出てくる季節ですね。季節の野菜を楽しみましょう。

プレゼントにオーガニックコスメはいかがですか?

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2017年1月28日(土)

こんにちは! 昨日までと比べ今日は少し暖かいですね。
ただインフルエンザや風邪が大変流行ってきています。
手洗いうがいをして、しっかり予防しましょう。

さてこの時期からバレンタインにちなんだ商品がたくさん出ていますね。
贈り物としてはチョコレートが定番ですが、最近では甘いものが苦手な方にチョコレートに限らないプレゼントも多いようです。
そんなプレゼントのひとつとして、オーガニックコスメ・PHYT’Sから出ている「メンズシリーズ」をおすすめいたします。

メンズシリーズはその他のシリーズと比べ、スパイシーな香りが特徴のライン。
すっきりした匂いなので、使うと気持ちもすっきりしてきます。
メンズシリーズでは、洗顔ジェル、クリーム、シェービングクリーム、シェービングローションを肌質に合わせ、全部で6アイテムご用意♪
乾燥対策のマストアイテムとしてもいかがでしょうか?

またこのメンズシリーズは女性の方でももちろん使っていただけますよ!
その他にも肌質ごとに様々なシリーズがございます。

ハレノヴァでは日本で販売しているオーガニックコスメ・PHYT’Sの全商品がお試しいただけますので、気になる方はぜひお越しくださいませ。
またお店では簡単なラッピング包装も承っております。お気軽にご相談下さいね。

2017年 謹賀新年

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2017年1月10日(月)

 

皆様、新年あけましておめでとうございます。

今年の干支は酉ですね。丁酉(ひのととり)
酉年の由来は
「果実が成熟の極限に達した状態を表す」と言われています。
「収穫した作物から酒を抽出する」という意味もあるようです。酉という漢字は酒が語源になっているとか?
酉年はどんな年?
✳︎「とりこむ」から商売繁盛の縁起の良い年
✳︎五行では「金気」
✳︎方角は「西」
皆様の商売繁盛に繋がる良い年になりますように。

初詣には酉年の由来にちなんで京都の松尾大社さんへお参りに行ってきました。ここはお酒の神様で各酒造メーカーから樽が奉納されています。新年のお祝いに御神酒をいただきました。

2017年も皆様の健康をお支えし元気で笑顔あふれるお手伝いをしてまいります。
本年も漢方薬局ハレノヴァを宜しくお願い申し上げます。
ー漢方薬局ハレノヴァ一同ー

水分れ公園(みわかれこうえん)

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2016年10月1日(土)

兵庫県丹波市に日本一標高の低い分水界があるのをご存知ですか?

分水界とは、太平洋側と日本海側 に水の流れがわかれていく分岐点を指します。
以前から氷上町の国道175号を通るたびに「水分れ交差点」の標識が気になっていました。
この水分れの分岐点は水分れ公園の中に位置します。
公園の入り口から緩やかな坂道を5分ほど川沿いに上っていくとこの分岐点が見つけられます。標高95mと日本一標高の低い平野部にあるということで有名だそうです。水分れ公園の中には水分れ資料館や部(いそべ)神社もあり、ちょっとした散歩ができますよ。登山を目的に来られる人もいるようで、駐車場には登山案内図もありました。

この分岐点からちょうど70kmのところに日本海と太平洋があり、この水が両サイドの海に繋がっていると思うとなんとなく「へぇ〜〜〜」と思ってしまいます。

分水界とは少し関係ないですが、水は土壌によって色々種類がありますよね。昔は煎じ薬を作る時に体質に合わせた水質を選ぶこともあったみたいです。

丹波は栗・黒豆・お米など農作物が豊かな地域です。
食欲の秋・紅葉の秋・遠足の秋を楽しむのに少し出かけてみるのもいいかもしれませんね。

土用の丑の日

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2016年7月30日(土)

7月30日は「土用の丑の日」でした。
皆さん鰻は食べられましたか?

何故「土用の丑の日」にうなぎを食べるのかご存知ですか?

土用の丑の日は夏だけでなく、春・夏・秋・冬にあるそうです。(2016年は6回)
「土用」とは東洋医学にも深いかかわりのある『五行(木・火・土・金・水)』の考えから来ています。
この土の季節に当てはまるのが、夏から秋にかけての季節の変わり目=「立秋」を指し、
立秋の18日前までの期間が土用にあたるとのことです。
そして、十二支の丑の数えにあたるのが今年は7月30日でした。

そんな夏の土用の丑の日の食材に欠かせないのが「鰻」と香辛料の「山椒」です。
山椒ってなんともいえない口の中に広がる辛味が食欲そそりますよね。
山椒の収穫時期はちょうど今頃、7月終わりから8月にかけて収穫します。

この山椒の効果には、胃の調子を整える健胃作用、そして冷えからくる腹痛・下痢を治すのにも
使われます。漢方の処方の中でも代表的なものとして、大建中湯という処方に使われています。
夏の食用促進や、冷房・冷たいものの取りすぎなどに必要な香辛料ですね。
色々なスパイスを活用し、胃腸から元気に暑い夏を乗り切りましょう。

21染料☆ベニバナ☆

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2016年7月3日(日)

7月2・3日に広島国際大学で行われました
「呉藍(紅花)祭り」
に参加してきました。この呉藍とは、3世紀の中国王朝時代(呉の時代)に染料の技術(藍と総称)が渡ってきたことに由来しています。紅花から赤色の色素を取り出す技術はすごく手間暇がかかり、昔はこの紅色が非常に高価なものとされ、高貴な人でしか使うことができなかったそうです。

実際に紅花を使った染にチャレンジしました。
行程は
1.摘み取った紅花を4時間水にさらし黄色の色素を取り出す
2.花びらを絞る
3.1・2の作業を黄色の色素が出なくなるまで繰り返す
4.赤色の色素を取り出すために4−8%の炭酸カリウムで抽出する
5.赤色の染料ができる
6.染めたいものを染料につけ、揉み込む
7.クエン酸と米酢を加えさらに揉み込む
8.色止めでさらに米酢につける
9.水洗いと乾燥

染料の素材になる植物って紅花以外にも、クチナシ・アイなど植物で漢方薬としても使われるものなんですよね。
今回染に使った紅花も漢方では「コウカ」という名で血の流れを整えてくれる効果があります。
植物って本当に奥が深いですよね。
手作りで染めたスカーフは愛着がわきます。
今は機械化が進んで染料を使った染めをする機会はなかなかないですが、ご興味があればチャレンジしてみてください。