縮砂の効果☆

2016年5月7日(土)

ゴールデンウィークも終盤になり、お仕事も始まっている方もいるんじゃないでしょうか?
気温も一気に変わり、日差しが強くなりましたね。
季節の変わり目、体調崩されていませんか?

先日ベトナムに行ってきました。
ベトナムは日本と比べて気温が高くて蒸し暑い!!汗が止まりませんでした。
暑いとどうしても「食欲がない」「冷たいものがほしい」となるんですが、
ベトナムの人たちは朝から元気よくフォーを食べているんです。
060 朝食フォー
コリアンダーなどの香辛料も食欲を刺激する一つかもしれませんね。

ベトナムは「縮砂(シュクシャ)」というショウガ科の生薬の産地なんです。
殻を取った実の部分を乾燥させて使います。
暑い地方に育つ植物で、白い小さな花を咲かせ、真ん中には赤と黄色の模様をつけるんです。
104シュクシャ花 207シュクシャ
この縮砂にも香辛料の様な香りがあり、その成分はボルネオールというそうです。
効果としては、胃腸を整え食欲不振、下痢、ストレスから来る腹痛などに良いですよ。
暑くなるとどうしても胃腸の調子が悪くなりますよね。
食欲ないとき、お腹が冷えたとき、縮砂の入っている漢方薬を試してみてくださいね。

うるおう お肌へはクレンジングから

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2018年5月24日(木)

日差しが強くなり、汗ばむ季節となりました。
お肌の調子はいかかでしょうか?

今回はフィッツ人気No.1商品、うるおうクレンジングミルク「レ イドロ ネトワヤン」をご紹介させていただきます。

メイクを落とした後、さらに泡立て洗顔をしていませんか?
洗顔後にお肌がつっぱるのは、洗いすぎのサインかもしれません。
「レ イドロ ネトワヤン」は、お肌にやさしく、うるおいを与えながら毛穴の奥の汚れやメイクをしっかり落とす、洗い流しタイプのクレンジングミルクです。クレンジング後の泡洗顔は必要ありません。
洗顔後のお肌はしっとりもちもち肌に。パルマローザの香りにも癒されます。
その優しい洗いあがりに、お肌のうるおい感を実感していただけると思います。
また朝の洗顔にも使え、しっとり仕上がったお肌はお化粧のりもよくなります。
お客様からも「お肌の調子がよい」「乾燥しなくなった」「しっとりすべすべになる」「香りもとても良くて素敵」など嬉しいお声をいただきます。定期購入されるなどリピーター率もNo.1商品でもあるのです。

私自身が、初めて使用したフィッツ商品が「レ イドロ ネトワヤン」です。
当時、肌がひどく乾燥しごわつく感じがとても気になっていました。保湿力の高い化粧品やクリームを試しましたが、改善は感じられず。当時はダブル洗顔もしていました。
クレンジングを変えてみようと思い、すぐに試してみました。
ミルクタイプのやわらかな使用感と洗った後のしっとりとうるおう感じ、そして香りに一度でファンになってしまいました。悩みのひどい乾燥も改善されていったのです。それ以来ずっと使い続けています。
ぜひ、多くの方に実感していただきたいと思います。

これから紫外線によるダメージを受けやすい季節です。お肌をやさしく洗い上げてくれる「レ イドロ ネトワヤン」おすすめです。
サンプルもご用意していますので、お気軽に声をかけてくださいね。

フィッツ商品は、天然由来成分100%、オーガニック認定コスメです。

大阪北新地

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2018年5月20日(日)

週末に北新地を散歩していると
『国産ビール発祥の地』
と書かれた石碑を発見しました。知ってましたか?

1872年に大阪でビールが醸造・販売されたのは『渋谷(しぶたに)ビール』とのことです。
実際、最初に国内ビールが醸造されたのは横浜で1869年、ローゼンフェルト氏によって醸造所を開設され、のちのキリンビールにつながったとのことです。
なので、北新地の『国産ビール発祥の地』とは日本人による醸造との意味のよう。。。
普段から歩くことを心がけていると、新たな発見が見つかりますね。

ビールの原料は、麦芽、ホップ、水、酵母が基本となります。
「麦芽」とは麦を水に浸して発芽させたもので、原料は大麦です。
漢方的には麦芽は、消化吸収を良くし,また肝の緊張を緩める生薬です。
これからの季節、ビールが美味しく感じられる季節ですが、「酒は百薬の長」と言いっても飲み過ぎは禁物です。
適量で楽しいお酒を楽しみましょう。

身近な薬用植物

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2018年4月27日(土)

緑の美しい季節になりましたね。今年は急に気温が上がり、花も一気に咲き始めました。
生薬の中には、身近な植物もたくさんあります。
今日は我が家の庭でこの春、花の咲いた薬用植物を紹介します。

【レンギョウ】

黄色い花が春の訪れを知らせてくれます。
ハレノヴァの向かいにある扇町公園にもあります。
レンギョウはモクセイ科、レンギョウ属の低木です。
生薬も同名の連翹(レンギョウ)で、果実を用います。
清熱、解毒作用があり、化膿性疾患にも用いられ、頻用漢方処方にも使われています。

【イカリソウ】

この可憐な花の形からイカリソウと名付けられたと言われ、葉もハート型で愛らしいです。
イカリソウはメギ科、イカリソウ属の多年草です。
生薬としては淫羊(インヨウカク)、仙霊脾(センレイヒ)などと呼ばれ、地上部全草を用います。
強壮、強精作用があり、滋養強壮ドリンクや薬用養命酒などにも使われています。

【ボケ】

バラ科ボケ属の落葉低木で春に花を咲かせますが、寒ボケと言って冬に咲くものもあるのでこの名が付いたのかと子供の頃は思っていました。
しかし、ボケは果実が瓜(ウリ)に似ていることから、木になる瓜で「木瓜(モケ)」、その後、「木瓜(ボケ)」と言われるようになったようです。
少しややこしいのですが、日本では、ボケの果実を「皺皮木瓜(シュウヒモッカ)」と言い、筋肉痛などに使われます。また「皺皮木瓜」とは別に、「木瓜(モッカ)」と呼んでいる生薬もあり、それはバラ科カリンの偽果です。中国での呼び方とは異なります。
カリンは去痰作用があり、呼吸器疾患に用いられます。
カリン酒ものどの炎症などに使われますよね。

ちょっと興味を持つと、意外と身近な植物が生薬として使われていることに気づきます。実際の植物がわかると、生薬にも愛着が生まれますよ。

ゴールデンウィークの休業日をお知らせします

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2018年4月23日(月)

漢方薬局ハレノヴァのゴールデンウィーク休業日をお知らせいたします。

ゴールデンウィーク休業期間/5月3日(木)~5月6日(日)
※4月29日(日・祝)・4月30日(月・祝日振替)は定休日です。
※5月1日(火)・5月2日(水)は営業しています。

期間中、メールでのお問い合わせは受け付けておりますが、お返事は5月7日(月)以降となりますので、予めご了承くださいませ。

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

本草綱目附図2

合肥本けもの3

2018年4月16日(月)

前回(3月24日)に引き続き、合肥本の附図を楽しみます。

漢方薬には、植物だけでなく、哺乳類などの動物も使われるをご存知ですか。動物由来の生薬では、動悸、息切れ、極度の疲労などに使う牛黄(ごおう:牛の胆石)や、気持ちを落ち着かせる、動悸を鎮めるためなどに使われる竜骨(りゅうこつ:動物の化石)、血液や体液の不足に使われる阿膠(あきょう:ロバなどのニカワ)なんかがよく使われます。
もちろん、本草綱目附図にも動物が描かれています。
そのページを見てみます。

円山応挙みたいなゆるかわを想像していたなら、すみません。全然かわいくないです。むしろ、全部ワルそうな目してます。
豪猪なんて、パンクなモヒカンだし。たぶん、こいつは些細なことですぐブチギレるし、下唇にはピアスしてると思う。

ラクダだけめっちゃ目優しい。馬もちょっとだけ優しい。描いた人の個人的な好みが影響してる気がするな。ラクダに助けられたことがあるのかもしれない。

このページは全体的に迫力がある。その中でも、象の目力がすごい。盛りすぎ。浅丘ルリ子みたい。
一番目を引くのは右上の獅。筆に力が入りすぎて、念とか怨とか呼ぶべきものがこもってるように思う。

あと、気になるのはひとつ前の画像の牛黄のひどさ。丸いの描いて、表面に「牛黄」って書くのずるくない?
絵を描くのが仕事なんだから、もうちょっとがんばってよ。

もう1つ見てみます。

獅と同じで、竜の絵の力の入り方が違う。こいつは、まんが日本昔ばなしの竜とは格が違うのだろう。霊力とか使えるやつで、尾崎紅葉の鬼桃太郎に出てくるのはたぶんこいつの系統。

その下の竜骨も気になる。竜骨をそのまま、竜の骨として描いてる。もちろん、竜は実際にいないのだから、こんな形の骨は出てこないはず。似ているのが出るとしても、だいぶ頭で補って描いてるよね。

さて、まだまだ楽しいページはあるのですが、一旦閉じましょうか。
ずっと同じだと飽きますよね。
では、次はもうひとつの附図を開いてみます。

運動後のケアに「ネオパスタノーゲン」

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2018年4月5日(木)

風が爽やかな季節となりました。
ウォーキング、ハイキング、スポーツなどを楽しまれる方も多いのではないでしょうか。
また、部活などでスポーツを始めたばかりの新入学生の方たちは、まだ体も慣れていないときですね。
普段はつかわない筋肉をつかって、後で筋肉痛に悩まされることがあるかと思います。
そんな時にお薦めの商品のご紹介です。

「ネオパスタノーゲン」
鎮痛効果と血行促進のダブルの効き目がある塗り薬です。
温熱効果と血行を良くするトウガラシチンキが30%も配合されているのがポイントです。
他には痛みや炎症に働くサリチル酸メチルなどが入っています。

走ることで疲労がたまり血行が悪くなります。血行を良くするケアが大切です。ランニングされる方たちにもいいですね。
またポカポカ温まり、血のめぐりが良くなるので肩こりや神経痛、リウマチなどにもお薦めです。
1本、150gとたっぷりサイズ。
ご家族みなさんで使っていただけます。

「ネオパスタノーゲン」は北海道発の塗り薬です。
宣伝は特にしていないのですが、口コミで広がり、「紹介されて買いに来た」「大阪で買える店が少なくて、探してわざわざ買いに来たよ」と来店してくださることも多いのです。
そしてリピーターの方が多い、根強い人気商品なのです。

薬局でもお試し出来ます。
お気軽にお声をかけてくださいね。

花粉症対策にいかがですか? ハレノヴァ今日のお茶

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2018年3月29日(木)

ハレノヴァではその季節に応じたお茶をご用意しています。
2週間前後ぐらいで種類を入れ替えますので、お店にお越しになった時期により、お出しするお茶が異なります。
今は、花粉症対策におすすめのブレンドハーブティーをご用意中。
お客様に感想を聞くと、なかなか評判も良い感じです。

ちなみにこのオリジナルブレンティー、店舗にて販売もしております。
毎日ご用意できる数が限られていますので売り切れにご注意くださいませ。

またこの辛い時期を乗り切るための漢方薬もご用意しています。
その人の出ている症状によっておすすめする漢方薬が異なりますので、お気軽にご相談くださいね。

また花粉症の症状が起こりにくい身体になりたい方は、根本からの体質改善がおすすめです。
体質改善のためのオーダーメイド漢方薬もご用意できますよ。

さて来週のお茶は、潅仏会が近いので、甘茶を用意しようか、どうしようか考え中です。

本草綱目附図1

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2018年3月24日(土)

上の画像は、『本草綱目附図(ほんぞうこうもくふず)』の合肥張紹棠刊本(合肥本:ごうひぼん)の図です。
明の時代に李時珍が書いた『本草綱目』という薬の事典があるのですが、それに付け加えられた図がこれです。
李時珍は本草綱目を生前に完成させていましたが、出版されたのは亡くなってからです。
本文で図に言及した部分がなく、李時珍自身は関わっていません。
3つある附図のうち、合肥本においては張紹棠がまとめ、許功甫が図を描いたとしてあります。
ですが、難しいことはどうだっていいです。絵を楽しみましょう。
いやあ、味わい深い絵ですね。
ただ、気になるのは、描き分けができてないことです。
全く知らないものについて、私がこれを見て、同じものを見つけられる自信がないです。

例えば、カエルを見ると、基本的に同じ。
何か、ダイナミックな動きをつけて、いろんなパターンにするという小細工をしてるけど、この絵では絶対見分けられない。

次にヘビも見てみましょう。

模様が若干違うので、ちょっとマシな気がするけど、やっぱりこれだけじゃ足りないです。
水に入れてみただけで水蛇ってのは、ちゃんと書き分けるのをなまけてるだけじゃないのか。
いや、それより気になることもありますよね。
下の図左側にある両頭蛇は実在しないでしょ。食べたものは最終的にどこに行くのか、脳は2つあるのか、どう動くのかとか、様々な疑問が浮かんできます。
こいつだけ、山海経の匂いがします。

さらに言うと、ヘビが全部舌出してます。これって、舌書かないとヘビと認識してもらえないっていう自信の無さが現れてるのでしょうか。
それか、単にいろいろ描き加えたい性格だったのかも。

最後に魚を見てみます。

やっぱり、あんまり描き分けできてないです。
そして、やっぱりそれより気になることがあります。
背景の水面を、途中からめんどくさくなって描くのやめてるし。何か、鯉だけ水流激しい。
鯉には激流を遡っていて欲しいのかもしれません。
人々の勝手な理想を求められている。アイドルみたいで鯉も大変です。


さて、いろいろ見ましたが、まだまだ楽しい図がいっぱいありますので、また続きます。
私が楽しいので続きます。

春先に咲く花と漢方素材「モモ」

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2018年3月16日(金)

日差しが随分と温かい日もあり、春めいてきましたね。
まだ少し肌寒くなる日もありますが、着実に春に向かっていっているのだと感じます。
ちょうど来週は春分ですね。
春分は昼の長さと夜の長さがほぼ同じになる日と言われていますが、確かに最近は日が落ちるのが大分遅くなった気がします。

この時期は、ウメ、モモ、サクラときれいな花が次々と咲きます。
開花時期も少しずつずれているので、長く楽しめるのがいいですよね。
漢方の世界ではこれらの「花」ではなく、「実」や「種」、「樹皮」の部分を利用します。
中でも一番よく使われるのはモモの種を利用した「桃仁(トウニン)」。
血(ケツ)のめぐりを良くする働きがあり、婦人科領域でよく使われる処方の中にも含まれることも多いです。
ただ観賞用や食用のモモの種は小さいため、薬用の品種のモモから桃仁は作られています。

その他の身近な植物もこのように漢方薬に利用されているかも知れませんよ。
これからは薬用植物もたくさん花を咲かせる時期です。
散歩てがら、薬用植物を探しに行ってみてはいかがでしょうか。

オイル美容液「アンティリドセラム」リニューアル♪

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2018年3月5日(月)

先日、暖かな日差しに誘われて梅の花を見に行ってきました。
途中、ホトトギスが鳴く声がし、そこに居合わせた方たちとそっとその声に聞き入りました。
春が近づいているのを感じます。

今回は、私のお気に入りの一つをご紹介いたします。
「アンティリドセラム」

艶やかでハリと弾力のあるお肌に整えてくれるオイル美容液です。
ワンプッシュタイプのポンプ式にリニューアルして、とても使いやすくなりました。(従来品はカプセルタイプで1回分ずつ開けて使うタイプでした)
私はお風呂上がりに使うのですが、翌朝のお肌のハリ、ツヤがアップしているのを感じます。
また香りも素敵で、うっとりと癒されています。

PHYT’S(フィッツ)商品は、天然由来成分100%のみで作られていて、その中のアロマライアンスシリーズは、「香り」をとても大切にしています。
年齢とともに乾燥しがちな肌にうるおいを与えるとともに、アロマの香りが心にも働きかけてくれます。
漢方でいう「気の巡り」をよくするにも、香りを取り入れるのはとても良いと思います。

また春は、のびやかに過ごすことも大切な養生だといわれています。
お散歩や、またお気に入りの香りやリラックス法をとりいれて、ゆったりのんびりとした春時間を過ごしてみませんか♪

知らない世界を覗きに盆梅と盆石展へ

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2018年2月12日(日)

寒い日が続きますが、2月中旬になり、梅のつぼみがふくらみ、咲き始めています。
天神橋2丁目にある大阪天満宮では、10日から、盆梅と盆石展が開かれています。
10日から12日の間は、境内で天満天神梅酒フェスもあり、多くの人で賑わっていました。

梅酒フェスへ出かけたついでに、盆梅と盆石展へも寄ってきましたので、今回は、盆梅の魅力を精一杯伝えます。
最初に断っておきますが、盆梅も盆石も、全く素養がありません。
ですが、何となくで称賛していきます。芸術は好き勝手に楽しめばいいのです。



最初に出迎えてくれるのが、樹齢百年の鶯宿(おうしゅく)です。この大胆な動きはさることながら、特筆すべきは、幹のもとの位置までかえって伸びている枝と、鉢の10センチほど上まで垂れ下がった枝です。この2本が、ありがちな形を劇的に変える官能基になっているのです。この盆梅はどれほど見ても隙がなく、幹の枯れ具合、割れ方から、ケチの付けようがありません。しかし、何か、歯牙にもかけない奴らと伍するを嫌う感じも受けます。山月記の李徴のように、孤独が心を蝕み、昔年を悔いる日がくるのかもしれません。



この野梅(やばい)は何よりも、二つに裂ける寸前で堪えている危うさが一番の魅力です。もちろん私の身体がこのように裂ければ、生きていれません。大好きな鯖の味噌煮を食べても、途中でこぼれてしまいます。これだけ身が裂けても花を咲かせ、実をつける植物の生命力には嘆息せざるを得ません。もう来年は見られないかもしれないという不安も、おそらく杞憂となるのでしょう。



こちらの野梅は、身をよじり、軽快なリズムに乗っているように感じます。短く整えた髪をセットして、両手を開き、私をダンスに誘っているかのようです。少しの間、この老紳士の胸に身を預けてもいいかなと思ってしまいます。



この黒松は、動きもなく、動いていないのに、動物にしか見えません。角の立派なトナカイが威風堂々鎮座しているようです。トナカイの長老なのでしょう、食料生産の計画や、移動の際の休憩の場所などの群れの重要な決定は彼が行い、いざとなれば、天敵が震え上がり逐電するほどの恫喝をします。しかし、高齢のため、普段は滅多に動かず、眼を閉じ、静かにしています。いずれ、このまま、死んでいくのです。‥‥このように、いくらでも想像が膨らんでいく。この松の素晴らしさが伝わると思います。



この大和野梅を前にしたとき私は、地に手を付き頭を擦り付けている自分を頭のなかで描いてしまいました。対座など到底できず、跪拝によって迎えるしかできない風格があります。300年の重みはその顔やしぐさに滲み出ています。この方の傍に侍る資格など、到底私にはないと、気恥ずかしさに耐えながら、先へ進んでいきました。



これ以外にも、盆梅はたくさんあったのですが、紙幅の関係で、これまでにします。
すみません、盆石も紹介できませんでした。
今はまだ、つぼみの盆梅が多いのですが、花が咲いたら、違った印象を受けると思います。見ごろになれば、また行ってみます。

節分と大豆

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2018年2月2日(金)

早いもので2018年もひと月が過ぎました。
今週の土曜日、2月3日は節分ですね。

節分はもともと季節の移り変わりの節目の日のことなのですが、時代が下るにつれて、春の初めの日を指すようになったようです。
季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、邪気払いが行われていました。
豆まきもその邪気払いの一環ですね。
歳にちなんだ数の豆(炒った大豆)を食べるという習慣もありますね。

さてこの大豆、薬膳素材としてみた場合、万能食材と言われています。
お腹の調子を整えて気や血を補う働きや、身体に必要な水を補いながらも余分な水を外に出す働きがあります。さらには血のめぐりを良くする働きもあります。
これらのことから大豆はお腹が弱くて元気ない人や、むくみがちな人におすすめですね。また肌荒れが気になる人や産後にも良いと言われています。
つまりは幅広い年代の様々な体質の人におすすめの食材というわけです。

節分に豆を食べることは、邪気を払い、無病息災を祈ることからきている習慣ですが、大豆にこのような身体の調子を整えるたくさんの働きがあることを考えると、昔からこういった大豆の力を知った上で食べられてきたのかも知れませんね。

現代栄養学の観点から見ても、たんぱく質、糖質、脂質、食物繊維、ビタミン、カルシウムなどが含まれ、栄養価に富んだ食材と言われています。
その中でも大豆たんぱく質や大豆イソフラボンなどが健康素材として注目を浴びていますよ。

大豆はそのまま食べるもよいですし、豆腐や納豆に加工されたものも身体にとって良い食材です。ただ大豆でアレルギーが出る人もいますので注意しましょう。

火傷に紫雲膏

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2018年1月27日(土)

寒い日が続いています。
温かいものが恋しい季節。我が家でも、熱々のおでん、お鍋料理、お味噌汁、スープなどが定番メニューになっています。

先日、料理中に右手首に火傷をしてしまいました。
すぐに流水で冷やして応急処置をしましたが、赤くなりヒリヒリした痛みが出てきました。
そこで家の置き薬にしている「紫雲膏」を塗り、絆創膏を貼り様子をみることにしました。
するとまずヒリヒリとした痛みがなくなりました。
同じように数日間、塗っては絆創膏で保護するのを繰り返すと、化膿することなく治っていきました。火傷の跡もだんだん薄くなっています。

「紫雲膏(シウンコウ)」って何?
もしかしたら聞きなれない名前かもしれません。
漢方生薬などがはいった塗り薬で
紫根(シコン) 、当帰(トウキ)、 胡麻油 、蜜蝋(ミツロウ)、 豚脂が入っています。

紫根は、化膿を防ぐ
当帰は、血を養い、皮膚の再生を促す
胡麻油、蜜蝋、豚脂は、乾燥を防ぎ、潤いを与える
などの働きがあります。
火傷、傷、湿疹に、そしてひび、あかぎれ、しもやけなどにも良いんです。どちらかというと化膿していない傷のケアに向いています。

私の場合、軽い火傷であったこと、すぐに冷やし、「紫雲膏」で患部をしっかりおおうことで痛みがなくなり、化膿も抑えられ、皮膚の再生が促されて跡も残りにくくなったと思います。

一度使うと、良さがわかり、リピーターが多いのも納得!
お家の常備薬の一つとして置いておくと、便利でおすすめです♪

でも、火傷をしないのが一番大事ですね。
皆さま、火傷に気をつけて下さいませ。

気になる目の下のクマ

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2018年1月24日(水)

目の下のクマが気になる方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
目の下のクマは、漢方では「瘀血(オケツ)」が原因のひとつと考えられます。

瘀血とは、全身に栄養を与える「血(ケツ)」の流れが悪くなり、滞ることです。
「血」の働きが悪くなるため、皮膚の色は浅黒くくすんだ感じで、ツヤのない肌をしていて、シミやそばかすなどもよく見られます。
また、肩こりや頭痛の人も多く、手足のしびれや軽い冷えを感じ、下腹部の痛み・不快感があり、便秘になりやすくなんとなくだるい感じもあります。
このタイプの女性は、生理痛がひどく経血の色も黒っぽい塊が出ることもあります。
また出血量が多くて、生理不順の傾向があります。

この瘀血体質を改善するには、まず滞った「血」の巡りを良くしなくてはいけません。
漢方薬には「血」の巡りを良くする方剤がいくつかありますが、ハレノヴァでは「健婦丸」をおすすめします。

健婦丸には、桂枝・茯苓・芍薬・牡丹皮・桃仁が含まれ、利水・活血・潤腸などの働きがあります。
主に月経不順、月経困難、帯下、更年期障害に伴う症状(頭痛・めまい・のぼせ・肩こり)、冷え症、打撲症などに使われます。

健婦丸のもとになった処方も原典では、煎じではなく丸剤として記載されており、健婦丸も丸剤です。
また、生薬の粉末をハチミツで固めた製剤なので飲みやすい点でもおすすめです。

もし、試してみたいと思われたら、気軽に当店までご相談くださいませ。

七味唐辛子の中の生薬

明るさ調整

2018年1月16日(火)

この冬は寒い。めちゃくちゃ寒いです。これだけ寒いと、いつもの年より、温かいそばやうどんが恋しくなります。
今回は、そば、うどんに欠かせない薬味、七味唐辛子に入っている生薬についてお話ししようと思います。

七味唐辛子なので、七つの薬味が入っているのは当然ですが、中身は決まっていないようです。
紫蘇や生姜が入ることもあり、いろいろな組み合わせがあるんですね。
私は小さいころから、ずっと同じ大手メーカーのものを使っていて、
それには、唐辛子、山椒、黒ごま、青のり、陳皮、麻の実、けしの実が入っています。

この7つの中で漢方でよく使われるのは、山椒、黒ごま、陳皮、麻の実です。
写真では、左上、右上、左下、右下の順になっています。
それぞれについて、漢方での効能を簡単に説明します。

山椒はお腹を温めて、冷えからくる痛みや吐き気を抑えます。お腹を温めて痛みをとるなどの症状をとる、大建中湯に含まれます。
中華料理に使われる花椒は山椒の仲間です。山椒とはまた違った風味で、こちらも食欲をそそるいい香りがします。
うなぎ以外ではさんまの蒲焼きなどにも使われますが、さんまの水煮缶にかけてもおいしいんですよね。

黒ごまは身体に潤いを与えて、便通をよくしたり、老化などで不足する「陰」を補います。
じゅくじゅくした湿疹などに使う、消風散に含まれます。
黒ゴマの潤いを与える作用と反対のように思いますが、これは消風散の他の生薬で乾きすぎるのを防ぐため、
全体のバランスをとるために入っています。
サプリメントのセサミンは、漢方でのゴマの効能と似ていて、漢方の考え方からも説明できます。

陳皮はみかんの皮を乾燥させたもので、気を巡らせ、痰を消すことで、消化不良や吐き気、痰のつまりなどに使われます。
食べるとすぐに胃がもたれる症状などをとる、六君子湯に含まれます。
みかんの白いひげみたいな所は「アルベド」という名前ですが、これは言ってもほとんど通じないから使えないので、
覚えてて無駄な言葉のひとつだなあとみかんを食べるといつも思います。

麻の実は漢方では麻子仁(マシニン)と呼ばれ、腸を潤して便通をよくしたり、滋養に使われたりします。
便秘に使われる、潤腸湯や麻子仁丸などに含まれます。
これだけで食べても、全然おいしくないので、あのカリッとした食感のために、入っているのだと思います。

このように、現在の漢方でも使われる生薬も入っているので、
これから七味を使うときは、その中身のことも考えてみてください。