福知山の花

2017年10月10日(火)

全国の都道府県や市町村では各地域のシンボルとして花や木・鳥などを使用しているのはご存知でしょうか?都道府県の花は1954年牧野富太郎先生、本田正治先生によって「郷土の花」が制定され、そのまま今に繋がっているとも言われています。

因みに都道府県においては、東京都・大阪府は下記の通りです。
東京都・・・木:イチョウ、花:ソメイヨシノ、鳥:ユリカモメ
大阪府・・・木:イチョウ、花:ウメ・サクラソウ、鳥:モズ

栃本天海堂の薬草圃場が京都府福知山市にあります。福知山市のシンボルの花は
漢方処方でもよく使われる『桔梗(キキョウ)』です。
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福知山の圃場にも沢山の桔梗が栽培され、夏に開花します。スラット伸びた茎に艶やかな紫色の花をつけます。
IMG_9577-1 キキョウ

漢方では、桔梗の根の部分を使用し、主な効果は去痰、止咳、排膿作用で、特に咳を止めや扁桃腺の腫れに使用されます。これから寒くなりのどの痛みを感じる季節となります。風邪の症状には早めに対処してください。

自分の体質を知って不調をケア!

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2018年11月5日(月)

この1週間でぐっと冷え込むようになりましたね。
お店の中にいても足元が冷えるなぁと感じています。
いよいよ秋が深まり、冬に近付いていきますね。

寒さが厳しくなり乾燥しやすくなるこの時期には、風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったり、何かと体調が崩れやすいものです。
またそれに合わせて自律神経が乱れることもあります。

秋の養生方法としては、身体に潤いを与える食べ物をうまく取り入れる、お風呂につかり芯から身体を温める、適度に運動をするなどが挙げられます。
その季節をうまく過ごすにはこのような季節ごとの養生がとても大切です。
さらに人にはそれぞれ強い部分、弱い部分がありますので、自分の体質を知り、その人に合ったケアをすることも大切です。

自分の体質を知ることは養生の第一歩です。
意外と気付かない自分の体質を向き合ってみて、不調をケアしましょう。

またハレノヴァでは体質別おすすめオリジナルブレンドティーを販売しています。
漢方の世界でおなじみの素材はもちろん、西洋のハーブも使用し漢方の気血水のカテゴリ別に、6種類のお茶がございます。
自分の体質で選ぶのも良し、味のお好みで選ぶのも良し、その日の気分で選ぶのも良しです。
店舗のカウンター横に並べていますのでよろしけば見に来てくださいね。
体質相談もしていますよ。

小児必用養育草2

小児必用養育草2

2018年10月13日(土)

前回に引き続き、小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)を見てみます。
上の挿絵は、乳母が授乳しているところです。
本文には関係ありませんが、雰囲気を味わうために貼り付けておきます。

さて、今回紹介するのは、巻二の「生子養育の説」の一部です。
原文に続いて、適当に私が訳した文を記します。

〈原文〉
『千金論』に、「夏の時にいたらは、赤き絹にて袋をぬいて杏仁七つ、両方の尖りと皮とをさりて袋の内に入て、児の衣の領になり共、帯になり共くくりつけて置くべし。児雷の声を聞てもかつて驚事なし」と見えたり。日本にても常にする事なり。

〈私訳〉
『千金論』に、「夏になったら赤い絹で袋を縫い、杏仁七つの両方の先端と皮を去ってその袋の中に入れ、子どもの服の襟や帯にくくりつけて置くのがよい。こうすると、子どもが雷の声を聞いても驚かない」とある。日本でもよくなされることである。

私は小さいころ、雷が怖かったのですが、親が杏仁をくくりつけてくれなかったのでしょうね。
それをしてくれていたら、びくびくしなくて済んだのに。

さて、少し飛ばしてその続きです。

〈原文〉
(中略)すべて小児は心気うすく、物におびえやすければ、雷などの時は乳母の懐にしかと抱きて、驚かぬやうにすべきなり。かくいへば物に心えぬ愚なる人は、あまりに児を愛しすごし、少ばかりの雷の時も、はや驚きて蚊帳を釣、戸棚、長持のうちにかくすやうにするによりて、いよいよ児におそろしみをつけて、それをならつて性となりて長となりても、少の雷にも色を青くし、少の雷にも肝をひやして、夏の時、天くもりては人前には出る事ならぬ類の者多し。糾々たる武夫の家の小児などをかくそだてなす事は、さてさておろかなる事なるへし。能々心得べき事なり。

〈私訳〉
子どもというものは、驚きやすいので、雷などが鳴るときは、乳母の胸にしっかり抱いて、驚かないようにしないといけない。
こう言うと、何も考えない愚かな人は、子どもを過保護に扱い、少しの雷でも、すぐに驚いて蚊帳を釣って中に入れたり、戸棚や長持の中に隠れさせたりすることで、ますます子どもに恐怖を植え付け、それを繰り返して性格となり、大きくなっても少しの雷で顔が青ざめ、肝を冷やして、夏は空が曇ると人前に出る事もできないような者が多い。
れっきとした武家の子どもをこのように育てることは、何とも愚かな事である。よく心得るべきことだ。

雷が鳴るたびにすぐに戸棚や長持みたいな暗くて狭いところに押し込めてたら、そらトラウマになりますよ。
おそらく暗所恐怖症、閉所恐怖症も併発してるでしょう。
曇ると人前に出られないなんて、夏は出かけられないです。そこまでひどいと、夕立に会うと失神してしまいます。
これも、杏仁をちゃんとくくりつけてないからですよ。
これをお読みの方々は、子どもを持つ親戚、友人には杏仁七個を次の夏までに渡してください。

秋の風物詩2

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2018年9月29日(土)

前回(18.9.22)の話の続きとなります。
ご紹介させていただいた、秋の七草の内、5つが漢方薬の原料である生薬としても使用されています。
くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、あさがお(キキョウ)です。
では、くずからみていきましょう。

○葛(くず)/葛根(カッコン)
使用部位:根
解表(発汗させることで、風邪などの症状を緩和する)薬の1つ
熱を冷ます、筋肉のけいれんをゆるめる作用があります。葛根湯は、首筋の後ろのこりや、こわばりがある時に使用する。というのが指標の1つとしてありますが、その理由はこの葛根の作用と考えられます。民間療法でも使用され、風邪のひきはじめなどに、くずゆをお飲みになったことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

○撫子(なでしこ)/瞿麦(クバク) 
使用部位:花が咲く時期の地上部
利水滲湿薬(体の水の流れをよくして、水湿を除く)の1つ
湿熱を除き、尿の出をよくする作用や、また血(体の中の血が滞った状態)をとる作用もあり、無月経の治療に用いられることもあります。

瞿麦の「瞿」という漢字が珍しいので調べてみました。
瞿:上部の二つの目が見はって警戒する、下部の字(はやぶさ)を加えて、猛鳥が見張るさまを表している。
意味:1.みる、タカなどの猛鳥がきょろきょろ見回す 2.ほこ、刃先が4つある武器
とのことです。

○女郎花(おみなえし)/敗醤(ハイショウ) 
使用部位:根を付けた全草
清熱薬(体の様々な要因より生じた熱をさます薬)の1つ
炎症を抑え、また解毒、膿を取り除く作用があるといわれています。

敗醤とは:
植物全体に、醤(味噌など、どろどろに発酵させた食品)が腐ったような臭気があるところから名付けられたようです。

○藤袴(ふじばかま)/佩蘭(ハイラン)
使用部位:全草
暑薬(暑さによる諸症状(ほてり、熱感など)を取り除く薬)の1つ
暑さや湿気による発熱や、食欲の低下などに使用されます。香りによって、胃腸を元気にし、口臭や口がねばねばするなどの症状に対する良薬とされています。

なぜ蘭がつくのか?
「蘭」の字は古くは芳香のある植物をさしたそうです。新鮮な葉をもむと、さわやかな香りがあり、乾燥させるとさらに強い桜餅に似た芳香を放つようになるようです(まだわたしは試したことがありません)

あまり目にしない「佩」という漢字について
はい:人と、巾(帯)と凡(服)からなり、人の帯につけた飾り玉、ひいては帯びる意味を表す。
意味:1.おびだま 2.帯びる、はく 3.こころにとどめて忘れない

○桔梗(キキョウ) 
使用部位:根
化痰止咳平嘔薬(痰をのぞき、咳をとめる薬)の1つ
のどの通りをよくし、痰を除き、咳を止めるため、咳、痰、のどの痛みなどにもちいられます。

ちなみに朝顔も生薬として用いられています……
○朝貌(あさがお)/牽牛子(ケンゴシ)
種子を使います。便秘に用いる、下剤の一つとして紹介されています。少用では大便を通じさせ、多用すると水のような排泄をひきおこすと書かれていることから、なかなか作用は強いようです。

一部の生薬の写真です。
左上から、葛根、瞿麦、牽牛子、そして右下が桔梗です。

以上で紹介を終わります。
秋の七草は観ても美しい、人の身体の薬にもなることがわかりました。

1年のうち、この時期ならではの「秋」を季節の草花で目を、食で口を…と、五感で満喫しつつ、冬に備えていきたいですね。

秋の風物詩

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2018年9月22日(土)

いつのまにか、日が暮れるのが早くなり、30度を下回る日も多くなり始め、秋がきたのだと思う日々になりました。
今年はなにやら、「残暑」で体がだるくなるよりも、「秋雨」による湿気と、朝夕の冷え込みに体が悩まされそうですね。

体はしらずしらず、空気の冷たさによって冷えていきます。体調を崩されないように、温かい飲み物をとることをはじめるなどして、養生されてください。

さて、実りの秋といわれますように、甘くておいしい根菜や木の実、脂ののったサンマなど、おいしい食材には、秋はことかきません。

ですが、この度は、画像でお分かりかのように、「食べる秋」ではなく「観る秋」をとりあげようとおもいます。

「秋の七草」

7種類、みなさま、覚えていらっしゃいますか?

春の七草と違い、食用には使用されず、スーパーなどで並ぶ機会も少ないので、あまり身近ではないかもしれません。

私は「5・7・5・7・7」のリズムに合わせて、覚えた思い出があります。
覚え方はいろいろあるようですが、このリズムが私の中では覚えやすいように感じます。

そういえば、
花の名前が述べられた句の前にもう一つ、前の句があるということを知り、
調べてみますと、この秋の七草の句は「山上憶良(やまのうえのおくら)」が書かれたもので、万葉集に掲載されているとのこと。

万葉集が編纂されたのが、759年以降(奈良時代)と言われています。そして、現存する日本最古の和歌集です。それほど前から述べられていたということは、美しいもの、きれいなものに対する、人の感性はそうそう変化しないのでしょうか。(もちろん、個人の好みもあると思います)
今でも、鑑賞するにはきれいな植物ばかりです。

つらつらお読みになるうちに、7種類、思い出されましたか?

「萩(はぎ)の花、 尾(お)花、葛(くず)花、撫子(なでしこ)の花、女郎(おみなえし)花、藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花」

(アサガオ:現在では桔梗)
以上7種です。

全句:
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝貌の花」

ちなみに、画像は桔梗です。凛とした感じが素敵です。

秋の七草は、鑑賞として楽しみ、食用としては用いられませんが、
実は、生薬では、ほとんどが用いられています。

どの植物のどの部位かご存知でしょうか。
そのお話は次回、ご紹介させていただきます。

秋の七草、またその他の秋の植物たちを、みなさまも、日々の生活の中でみつけて、楽しんでください。

オーガニックで汗のケア・天然のいい香り♪

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2018年9月14日(金)

鈴虫の音色に、秋が近づいているのを感じるようになりました。
涼しくなってきましたが、まだ汗ばむこともあるかと思います。
一年を通して、天然のいい香りで気になるワキ、汗のケアはいかかでしょうか?

今回のおすすめ商品は「フィッツ デオロールオン」です。
ロールオンタイプのスキンローションで、ワキのにおいを防ぎ、さらっとした気持ちのよい肌を保ちます。
スプレータイプではないので、周りに拡がらず赤ちゃんやペットのいるご家庭にも使いやすいかと思います。
オフィスに、また化粧ポーチに入れておいてもさっと使えて便利です。
ワキだけでなく首筋にもお使いいただけます。
これから迎える行楽シーズンや運動会、学生の方は一年を通して部活動で汗をかいて、気になるにおいのお悩みもあるかもしれません。
フレッシュグリーンのさわやかな香りで、しっかりにおいも抑えます。

アロエエキスなど保湿成分配合で、長時間保湿、敏感肌にも対応しています。
オーガニック商品を初めて使ってみたい方、お子様、ご両親、ご友人へのプレゼントとしてもおすすめです。
※アルミニウム塩 ミョウバン石は使用していません。安心してお使いいただけます。

100%天然由来成分、オーガニック認証「フィッツ デオロールオン」
ご家族皆様で使っていただけます。

ハレノヴァではテスターをご用意しています。香りや使い心地をぜひ試してみてください。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

女性の不調の味方? 当帰のお話

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2018年9月8日(土)

今週始めは関西を中心に大型の台風が、また先日は北海道を中心に大きな地震が起こりました。
ハレノヴァは大阪にありますが、幸いにも大きな被害を受けることなく、通常通り営業しております。
被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回は漢方薬の原料である生薬のひとつ「当帰(トウキ)」についての話題です。

漢方薬に用いる当帰は、セリ科の植物でトウキ Angelica acutiloba Kitagawa またはホッカイトウキ Angelica acutiloba Kitagawa var. sugiyamae Hikino の根を湯通しして乾燥したものです。

当帰には血(ケツ)を補う働き、血(ケツ)をめぐらす働き、月経を整える働きなどがあります。
漢方医学で言う血(ケツ)は、西洋医学で言う血液と身体に必要な栄養分のことを指します。
血(ケツ)が不足すると、肌の乾燥・肌荒れ、爪がわれる、髪につやがない、めまい、不眠、動悸、生理痛、生理不順など、たくさんのトラブルが起こりやすくなります。

女性は体質的に血(ケツ)が不足しやすい人が多く、女性に使われる漢方薬の主役(主薬)と言われることもありますので、この当帰が含まれた処方を飲む機会は多いかもしれませんね。

ちなみに当帰は日本でも古くから栽培されている生薬のひとつなのですが、その生産地のひとつである奈良県では、トウキの葉を利用した様々な食品を発売しているそうです。
写真は奈良県の方に買ってきていただいた、トウキの葉入りのラテ、ポン酢、ドレッシングです。

以前にトウキの葉入りのお茶を飲んだことがありますが、その時は少し甘い独特のトウキの香りや味がしました。
これは初めてなので、どんな香りや味がするのか楽しみです。
やはりトウキのお茶のような香りや味がするのでしょうか……。

小児必用養育草1

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2018年8月24日(金)

今日は香月牛山(かづきぎゅうざん)が書いた江戸時代中期の育児書『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』を読みます。
上の図は本の挿絵の1つですが、本文とは関係ありません。ちなみに、左に産婦、右には新生児に産湯を使わせる産婆が描かれています。


さて、巻二の「小児諸病の説」の一部にこんな記載があります。
「小児生まれて一両月の内に、臍突出て腫、其色赤く痛む病あり。臍突(サイトツ)といふなり。庸医(下手医師をいふなり)は大切なることといふをしらず、ただ臍風(サイフウ)などといひて臍帯のたちめより、風などの入たるごとくおもひて、軽々しく心得、治をあやまる事多し」と生々子の説に見えたり。早く驚き上手の医師をたのみて療治すべきなり。

適当に訳すと、
「子供が生まれて1、2か月の間に、臍が突き出て腫れて赤く痛む病気があり、臍突(サイトツ)という。やぶ医者は大事なことだと知らず、臍風(サイフウ)などと言って、臍帯を切ったところから風〔注:外から体に侵入する邪の一種〕などが入ったと軽く思い、治療を誤ることが多い。」と孫一奎の説がある。早くに上手な医者を頼って治療するべきである。

これは、臍ヘルニアで嵌頓を起こしたものだと思います。
このあと、続いて治療法の記載がありますが、そこは省きます。読んで欲しいのはその次です。


(中略)又、小児によりて此症とはちがひて、五、六歳までも臍の突き出でたる者あり。これは其色もつく事なく、痛もなく、ただ臍の出たる計にて、何の煩いもなき者なり。療治する事なかれ。七、八歳にいたれば、多くはひとりへりて常のごとくなるなり。見苦しくおもひて、はやくへらさんとおもはば、夏の時にその児(チゴ)袒(ハダカ)になりて遊ぶ時、おもひがけなきによくねらひて、杖のさきを円かにしてきぬにてよくつつみて、その杖のさきにて臍突のうへをつく時は、かならず一両月のうちにその臍突へるものなり。

現代語に訳すと、
また、子供によっては、この症状(上述の臍突)とは違って、5、6歳まで臍が突き出しているのもある。これは、色もなく、痛みもなく、ただ臍が出ているだけで、何の心配もない。治療する必要はない。7、8歳になると、多くは自然と普通の臍になる。見た目が悪いと思って、早く引っ込めようと思うなら、夏に子供が裸になって遊んでいるときに、先を絹で包んで丸くした杖で不意に臍を突くと、1、2か月の間に引っ込む。

これは、病気ではなく、ただのでべそだと思いますが、でべそってこれで治るんですね。結構簡単です。でべそを気にしていて、プールが嫌な子供もこの治療を施せば笑顔で着替えられるようになります。
この先を見てみます。


是また築紫の方の野人の一術なり。小児のおもひがけなき時をつくによりて、築紫の方にては、此事を瞽者にさする事なり。瞽者はつくべきとも小児おもはぬ所をつく故なるべし。

訳すと、
また、九州では、子供の不意をつくために、これを目の見えない者にさせる。これは、子供が目の見えない人は突くことができると思わないからだ。

ははぁ、なるほど。そうやって子供の不意をつくといいんですね。いいことを知りました。でべそに悩む子供をこれでどんどん治してあげたいと思います。


‥‥‥いや、無理やろ。

夏の不調と漢方

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2018年8月8日(火)

今年の暑さにはまいってしまいます。本当に危険な暑さですね。
連日の猛暑で、熱中症対策としてエアコンの使用と水分補給が叫ばれており、エアコンをつけて寝ることが当たり前になってしまいました。

熱中症は、暑さによる体温調節機能の乱れや、体内の水分、塩分のバランスが崩れることで起こり、軽度では立ちくらみ、筋肉痛、中等度では頭痛、吐き気、倦怠感などの症状が表れます。
さらに悪化すると、高熱、意識障害を起こすなど命にかかわります。
下痢などでの脱水状態や栄養不足、二日酔いや睡眠不足などの体調不良は熱中症のリスク要因です。

熱中症を防ぐには、暑さを避け、こまめに水分や塩分を摂ることが大切です。
初期症状があれば経口補水液の使用が基本ですが、予防には「漢方の点滴薬」と言われるお薬などもあります。
汗と一緒に気(元気・エネルギー)も漏れ出てしまいますので、大量の汗をかかれる方やスポーツをされる方は併用をおすすめします。
旅行のお供にもいかがでしょう。

また、脱水により脳梗塞も起こりやすくなります。熱中症と似た症状ですが、片麻痺や、ろれつが回らないなどが見分けるポイントです。対処方法も違い、より急を要します。
漢方薬には血を増やすお薬、巡りを良くするお薬など、色々ありますので、予防にもおすすめです。

逆に、一気に水分を摂り過ぎることで起こる水中毒でも、熱中症と似た症状が表れるので注意が必要です。
熱中症予防の水分補給には塩分の含まれるスポーツドリンク等を併用するのが良いです。

一方、夏バテも熱中症のリスクを上げます。
冷たいものの摂り過ぎで胃腸を冷やしたり、水分を摂り過ぎたりことにより、胃腸の消化吸収能力が低下し、食欲不振や下痢を起こしやすくなります。
そのためエネルギーが不足し、体がだるい、やる気が出ないなど、夏バテの症状を引き起こします。
また、内外の温度差も自律神経の乱れを招き、夏バテの原因となるため、エアコンでの冷やし過ぎも要注意です。
特に元々胃腸の弱い方は、冷やし過ぎに注意が必要です。
良質なたんぱく質やビタミンなどの栄養や睡眠をしっかりとるなどの生活習慣も大切です。
弱った胃腸の働きを助ける漢方薬も種類が豊富ですので、ご相談ください。

また、夏バテによる免疫力の低下が夏風邪を招くこともあります。
暑い夏の風邪には冬の風邪とは違う漢方薬を使います。

漢方薬で夏の不調を改善してみませんか?

夏期休業日のお知らせ

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2018年8月3日(金)

漢方薬局ハレノヴァの夏期休業日をお知らせいたします。

夏期休業期間/8月11日(土・祝)~8月15日(水)

期間中、メールでのお問い合わせは受け付けておりますが、お返事は8月16日(木)以降となりますので、予めご了承くださいませ。

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

好物の夏の旬

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2018年7月23日(月)

豪雨災害から2週間が過ぎました。
幸いなことに、ハレノヴァスタッフ全員、大きな被害にあうことはありませんでしたが、みなさん、ご無事でしたでしょうか。
これ以上被害などがひどくならないこと、一日も早く普段の生活が送れるようになることをねがうばかりです。

関西は先週から梅雨明けしています。
これから暑い夏となってきます。
屋外、屋内どちらで過ごしても、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
知らない間に、熱中症になっていたという話しを良く耳にします。
水分補給は、喉が乾く前に、こまめに、少量ずつ とることがポイントです。

そんな熱中症対策に良い、夏の旬といえばみなさま、なにを思いつくでしょうか。
私は、中身の真っ赤な、トマト…でなく「スイカ」が大好物です。
毎年夏の楽しみで、スーパーに並んでいるのをみるとついつい手が伸びてしまいます。

スイカは「西瓜」と書きます。
あたりまえすぎて気づかなかったのですが、普通にスイカとは読めないなと今更ながら感じました。
調べてみますと、中国では西の地方からきた瓜だから、このような字になったという話があります。
また、日本のスイカというヨミは、中国での「西瓜」の発音が由来だそうです。

このスイカですが、生薬の1つにも載せられています。
西瓜(せいか)といいます。

夏の暑さによって体が熱くなった状態(ほてり)を冷ます、夏の暑さからくる、喉の乾きを癒してくれたり、尿の出をよくしたりすると掲載されています。

確かに、私個人の意見ですが、西瓜を食べた後は、喉の乾きも減り、トイレに近くなるような気がします。(気のせいかもしれません)

身近な、また好きな食材が生薬に含まれていると、生薬というものに親近感が湧く今日この頃です。
外が緑で割ると、色の違う中身が出てくる西瓜を、昔の人は奇妙に思いつつ、何かに効くだろうと思って食べたのでしょうか? 最初に食べようと考えた人は、すごいなといつも感心しています。

西瓜に限らず、夏の旬は身体の熱を取ってくれるといわれるものが多くあります。
旬のものをたくさん食べて、熱中症にならず、夏を楽しんでいきたいですね。

ちなみに、西瓜の皮も西瓜翠衣(せいかすいい)といわれ、西瓜とおなじように尿の出をよくしてくれるそうです。
今まで捨てていましたが、もったいないので、今度、浅漬けにして食べてみようかな。

植物のチカラで透明感のあるお肌に♪

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2018年7月9日(月)

太陽がまぶしい季節になりました。
紫外線によるお肌のダメージが気になる時期でもあります。
紫外線ダメージはお肌の老化にも関係し、UVケアや保湿はとても大切だといわれています。

今回はシミ、くすみが気になる方におすすめのオーガニック化粧品フィッツの「ブライトニング」シリーズと、お手入れの仕方をご紹介いたします。
「ブライトニング」シリーズは、8種類の植物成分を配合し、シミができにくいお肌へ導いてくれる商品です。

フィッツ化粧品の毎日のお手入れの基本は3ステップ
「洗う」→「うるおす」→「整える」

1:「洗う」
前回ご紹介したクレンジングミルク「レイドロネトワヤン」で洗うことで、お肌をしっとり柔らかくしてくれます。

2:「うるおす」
化粧水「ブライトニングローション」
日焼け後のお肌を再生し、しっかり保湿してくれます。

3:「整える」
クリームは2種類
「ブライトニングデイクリーム」なめらかなクリームタイプ
「ブライトニングナイトクリーム」こっくり濃厚なタイプ
お好きな使い心地や香り、朝晩で使い分けて選んでいただくこともできます

さらにスペシャルケアとして、週1~2回の角質ケア「ブライトニングゴマージュ」や毛穴のケア「ブライトニングマスク」もおすすめです。
古い角質や毛穴の汚れを取ることで、化粧水などがぐんと入りやすくなります。
お肌が明るくなるのも感じられると思います。
「ブライトニング」シリーズで、お肌のトーンアップ、シミケア対策を始めてみませんか?

テスターをご用意していますので、店頭でぜひ体験してみてください♪

むくみ、頭痛の原因? 湿邪とは

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2018年6月29日(金)

関東甲信越地方では梅雨明け?というニュースがありましたが、大阪は今日も不安定な天気、まだまだ梅雨なのかな、という感じです。

この梅雨の季節から夏にかけては湿気が多いため、漢方では湿邪(シツジャ)が亢盛になる時期です。
邪とは、身体に悪い影響を与えるもののことで、湿邪は水に関係する邪を指します。

湿邪の影響が強くなると、水に関係する不調が出やすくなります。
具体的には、むくみ、全身倦怠感、食欲不振、下痢、頭重感、頭痛、関節痛などの症状が出やすくなります。
また低気圧近付く、また、雨の日になると決まって身体の不調が出るという方は、元々身体の水のバランスが崩れている(崩れやすい)人ですので、より上記の症状が現れやすいのではないのでしょうか。

このような場合は、余分な水を身体の外に出す、崩れた水のバランスを調えるなど、水に対するケアが必要になってきます。
これらの不調の解消は漢方薬が得意とする分野でもありますので、気になる方は一度ご相談くださいませ。
薬はまで必要ないかな……という方にはオリジナルブレンドのお茶などもご用意できますよ。

本草綱目附図3

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2018年6月18日(月)

前回(4月16日)までは、本草綱目附図の合肥本を見てきました。
今回は、李時珍の息子たちが、他の本草書を真似て書いたという金陵本を見てみようと思います。
合肥本であんまり見分けが付かなかった魚たちはどうなっているでしょうか。

更に見分けが付かなくなってる。
これって間違い探しじゃないの?ニコリ製作じゃないの?
この本片手に同定は無理。余計に悩んでしまう。

書き込みが凄かった獅とか豹はどうでしょう。

何これ。ちょっとかわいい。ユガにやられた壁画みたい。豹は毛づくろいしてるネコっぽい。
よくよく見たら、気になることもある。象は口も耳も変だし、何か包帯巻いてるみたい。虎は鼻が変だし、模様がおかしい。あと、みんなこんなに掃除に使えそうな尻尾してたっけ。
細部を想像で補ってるんだろうな。でも、それがいい味を出してる。
右ページにある合肥本より手抜きの牛黄と、頭の毛がもっさり生えているラクダが気になるけど、左ページのかわいさに目が惹かれる。やっぱりたまらない。癒される。ずっと見ていられるわ。

さて、2種類の本草綱目附図を見てきましたが、どうでしたか。
本草綱目に少し興味が湧いてきましたか。
一旦、附図の話は終わります。
本草綱目は附図だけでなく、本文も気になるところがたくさんありますので、またの機会に、紹介したいと思います。

大神神社に参拝しました

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2018年6月6日(水)

いつも、初詣に訪れている大神神社(おおみわじんじゃ)へ行ってきました。
目的は、頂いたりしてわんさかになったお守りの返納、そしてお礼参りをするためです。(ちょっとしたお願い事がかないましたので。)
普段は、このような時期に訪れることはなく、初詣とは違う雰囲気に驚きながら、お参りしてきました。
晴天に恵まれ、涼しい風が吹き、気持ち良い日でした。写真は二の鳥居。ものすごく大きく迫力満点。

神社さんを気に入る(お参りに通う)理由としての1番は、訪れて、なんとなく雰囲気に惹かれるか惹かれないか、という点が大きいと個人的には思っています。

それもありますが、さて、なぜ、大神神社によくお参りするようになったか、を考えてみますと、やはり「薬、医療」に関わる神様がいらっしゃる場所であるということ、ちょっとした楽しみもあることではないか、ということに至りました。

大神神社は、ご神体が三輪山という「山」です。拝殿の後ろに聳えています。そのため本殿が存在せず、そこが珍しいところかもしれません。
三輪山には、国造りの神様でいらっしゃる大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)の魂がお鎮まりになっている神話があります。
大物主大神は、産業開発、医薬、造酒などの守護神でいらっしゃいます。

また、境内には、いくつかの神社さんがありますが、そのうち、「薬、医療」の神様を祀る
磐座(イワクラ)神社、狭井(サイ)神社があります。

磐座神社は少彦名神(スクナヒコナノカミ)が祀られ、少彦名神は、薬の神様です。大阪では道修町に少彦名神社があり、祀られています。

狭井神社は三輪の神様の荒魂を祀る神社で、病気平癒の神様として信仰されています。狭井神社の奥には、薬井戸という湧き水(薬水;万病に効くといわれています)を汲める場所があり、ペットボトルや水筒を携え、水を汲みに来る人で賑わっていました。
コップも用意されておりその場で飲むこともできます。お正月は混みすぎて、いつも諦めていました…。

そして、ここが1,2番目にお気に入りのところなのですが、磐座神社と狭井神社に至る参道は、くすりの道と言われ、道の両脇に薬用植物が植えられています。そんなに長く険しい道のりではありません。

「ほうほう。」と植えられている植物の、看板を見るうちに、道は終わります。
そして、わたしは、聞いたことのある植物が植えられていることをみると、おおっと楽しくなります。毎年そんなことを楽しみにしつつ、散策しております。

また、久延彦(クエヒコ)神社という学業向上などの、智恵の神様を祀る神社もあります。…智恵は幾つになっても向上させたいところ…と思い立ち寄ります。

このように、興味深い場所がある点、お願い事をしたい場所も沢山あるところが、いいなぁと感じた理由でしょうか。

ちなみに、ここには「なでうさぎ」がいらっしゃるのもポイントです。
なでうさぎについては割愛させていただきますが、なでなでしてパワーを頂いてきました。
写真はなでうさぎのお守りです。可愛いと周りには好評です。

今度は、大阪の道修町の少彦名神社に足を運びに行きたいと考えています。神農祭の時期にでもと計画中です。

うるおう お肌へはクレンジングから

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2018年5月24日(木)

日差しが強くなり、汗ばむ季節となりました。
お肌の調子はいかかでしょうか?

今回はフィッツ人気No.1商品、うるおうクレンジングミルク「レ イドロ ネトワヤン」をご紹介させていただきます。

メイクを落とした後、さらに泡立て洗顔をしていませんか?
洗顔後にお肌がつっぱるのは、洗いすぎのサインかもしれません。
「レ イドロ ネトワヤン」は、お肌にやさしく、うるおいを与えながら毛穴の奥の汚れやメイクをしっかり落とす、洗い流しタイプのクレンジングミルクです。クレンジング後の泡洗顔は必要ありません。
洗顔後のお肌はしっとりもちもち肌に。パルマローザの香りにも癒されます。
その優しい洗いあがりに、お肌のうるおい感を実感していただけると思います。
また朝の洗顔にも使え、しっとり仕上がったお肌はお化粧のりもよくなります。
お客様からも「お肌の調子がよい」「乾燥しなくなった」「しっとりすべすべになる」「香りもとても良くて素敵」など嬉しいお声をいただきます。定期購入されるなどリピーター率もNo.1商品でもあるのです。

私自身が、初めて使用したフィッツ商品が「レ イドロ ネトワヤン」です。
当時、肌がひどく乾燥しごわつく感じがとても気になっていました。保湿力の高い化粧品やクリームを試しましたが、改善は感じられず。当時はダブル洗顔もしていました。
クレンジングを変えてみようと思い、すぐに試してみました。
ミルクタイプのやわらかな使用感と洗った後のしっとりとうるおう感じ、そして香りに一度でファンになってしまいました。悩みのひどい乾燥も改善されていったのです。それ以来ずっと使い続けています。
ぜひ、多くの方に実感していただきたいと思います。

これから紫外線によるダメージを受けやすい季節です。お肌をやさしく洗い上げてくれる「レ イドロ ネトワヤン」おすすめです。
サンプルもご用意していますので、お気軽に声をかけてくださいね。

フィッツ商品は、天然由来成分100%、オーガニック認定コスメです。