サンシュユ

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2016年2月8日(月)

2月に入りまだ風が冷たいですが、日向に入ると少し春を感じさせてくれます。

先日、漢方薬でもよく使われる「山茱萸(サンシュユ)」の切り枝をいただきました。沢山蕾をつけていて、これから早春にかけて元気よく黄色い花を付けると思います。

この小さな黄色い花が咲いている様子からハルコガネバナという和名がつけられ、観賞用にも庭園などにも植えられています。また秋には紅熟した真っ赤な果実を付ける様子からアキサンゴと呼ばれていますよ。この果実を乾燥させたものが山茱萸です。
写真は、頂いたハルコガネバナの切り枝と秋に実るアキサンゴの写真です。

漢方薬では山茱萸は、発育を促してくれたり、老化に伴う腰痛や夜尿・頻尿の改善などに使われます。お酒に漬けて薬用酒としても飲まれているそうですよ。

漢方煎じパックではじめてみませんか?

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2016年1月15日(金)

煎じるのがちょっと面倒なんですという方に。
今回は、漢方煎じパックについてお話します。
イメージは、漢方薬(煎じ薬)の”レトルトパック”のようなものです。
袋から煎じ液をコップに移し、電子レンジでチンして人肌くらいにあたためれば完成です。
漢方薬(煎じ薬)を煎じるとき、どうしても手間や時間がかかってしまいます。
毎回、煎じるのが大変、続けられるか心配という方や外出先でも煎じ薬を服用したいという方におすすめしております。
ご要望の方は、ハレノヴァまでご相談いただければと思います。

今年の紅葉 in 京都

松の木

2015年12月5日(土)

寒さも少しずつ厳しくなってきましたね。
日に日に冬が近づいているのを感じながら、移り変わる季節を楽しめるのも今だけ、と思い毎年紅葉を楽しみに京都に出かけています。

今年は、京都の中でも少し足をのばして大原三千院の近くを散策しました。
ブラブラ歩いていると三千院の奥にとても素敵なお寺を発見!!
「宝泉院」ってご存知ですか?

「宝泉院」は三千院の入り口を右手に通り過ぎた奥にある小さなお寺です。
このお寺には、「五葉松」という樹齢700年の松の木がお庭から拝見することができ、この松の木を眺めながらお抹茶とお菓子を頂けます。
本当に言葉を失うほどすばらしい樹齢700年の松の木!
その壮大さにほれぼれとし、心静まる感覚でした。
 
一度、京都を散策してみたくなったら足を伸ばしても良いかもしれませんよ。

ちなみに、松の木も漢方と関わっています。
松の木には色々な種類がありますが、赤松や黒松の木の根っこには「茯苓」という生薬ができます。茯苓は余分に溜まっている身体に中の水を出してくれる利水作用や食欲不振などを改善してくれる健脾作用、心を静めてくれる安神作用などがあります。
「宝泉院」にあった松には茯苓はないかな??

牛黄清心元(ごおうせいしんがん)で元気に過ごそう!

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今回ご紹介する漢方薬は、「廣東 牛黄清心元(かんとん ごおうせいしんがん)」と言います。
この牛黄清心元も、普段からの体調管理を手助けしてくれるお薬です☆

金色がなんだか豪華な感じですね。
写真では大きさが分かりづらいかもしれませんが、直径が1.5cm強と、わりと大きめの丸剤です。

「ええっ、そんなの大きくて飲めない!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
牛黄清心元は軟らかくて切りやすいので、体調に合わせて量を調節して、なめるようにして飲むお薬なのです。
口に含むと、たくさんの生薬の味と、すーっとした爽やかな香りが口の中で広がります。

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瓊玉膏(けいぎょくこう)で元気に過ごそう!

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今回は普段からの体調管理を手助けしてくれる漢方薬を紹介したいと思います☆
今回紹介するお薬は「開豊 瓊玉膏(かいほう けいぎょくこう)」です。

瓊玉膏の症例はこちら↓
https://halenova.com/blog/?p=4059

瓊玉膏に関する他の記事はこちら↓
https://halenova.com/blog/?p=6056

漢方薬というと、ものすごくにが~いものを想像される方もいるのではないでしょうか?
でもこの瓊玉膏、ほろ苦さと同時に、独特の甘みをもった、漢方薬なんです!

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