乾燥対策に漢方薬!

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2016年9月24日(土)

朝晩が涼しい日が続きますね。すっかり気候は秋です。
日中は気温が高い日もありますので、気温差で体調を崩さないよう、お気をつけくださいね。

さて秋に入って、これから気になるのが「乾燥」ですよね。
乾燥対策といえば保湿クリームというのが定番かもしれませんが、漢方薬を上手に利用すると身体の内側から乾燥対策ができます!

乾燥に対して必要となってくるのが「潤い」です。
ここでいう潤いは単なる水分というだけでなく、身体作りに必要な栄養に富んだもののこと。
漢方薬は体質改善を通して、その潤いを補充するのを助けてくれるのです♪

潤いを補充するのを助けてくれる漢方薬はたくさんありますが、そのひとつに「瓊玉膏」という名前の漢方薬があります。
漢方薬では珍しい飲む軟膏タイプのお薬なので、服用も簡単です☆
巷では飲む美容液、と呼ばれているとか……??

お、ちょっと気になるかも??と思った方はぜひぜひハレノヴァまでいらしてください!
お店で試飲もできますよ~。

また今月発行のハレノヴァ健康通信Vol.8にも乾燥について色々書いてありますので、ご一読くださいませ!

瓊玉膏の症例はこちら↓
https://halenova.com/blog/?p=4059

瓊玉膏に関する他の記事はこちら↓
https://halenova.com/blog/?p=6056

漢方薬の保存方法

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2016年9月16日(金)

普段の食事やリラックスタイムに、お茶は欠かせませんよね(^.^)
緑茶やほうじ茶、紅茶など、色々な種類がありますが、保存方法ひとつで鮮度がずいぶん変わってきます。

漢方煎じ薬も、植物の根をはじめとする天産物を乾燥させたもの。
保存の考え方は、お茶と同様です。
密封して冷暗所で保存し、湿気、光、温度や空気による酸化を避けましょう。

写真は、京都にある手作り茶筒の老舗「開化堂」のものです。
気密性が高く、湿気を呼びにくい造りになっているそうです。
ハレノヴァのお客様の中にも、煎じ薬を缶に入れて、保存されている方がいらっしゃいます。

保存方法は人それぞれですが、くれぐれも湿気を避け、冷暗所で保存してくださいね(^o^)/

軟膏タイプの漢方薬

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2016年6月11日(土)

みなさまこんにちは!
じめじめ湿気が多くなる時期になりましたね。体調の方はいかがでしょうか。
私事ですが、先日薬局のゴミ箱に足をぶつけてしまい、打ち所が悪かったのか「爪下出血(そうかしゅっけつ)」を起こしてしまいました。爪の下に血の塊ができるため、それによる圧力で脈打つように激痛が走ります。私は、西洋薬の鎮痛剤服用と患部を氷で冷やしておりましたが全く痛みが取れませんでした。
そこで、藁をもすがる思いで、うちみ・ねんざに良いといわれる、漢方薬の軟膏「中黄膏(ちゅうおうこう)」を駄目もとで使用してみました。腫れがみるみるうちにひいていき、痛みも半分まで落ち着きました!すごい、中黄膏やるな!!って思いました。

漢方薬というと、みなさま飲み薬をイメージされることが多いかと思いますが、中黄膏のように軟膏タイプの外用薬も存在します。やけど・しもやけ・ひび・あかぎれによい「紫雲膏(しうんこう)」、切り傷・かゆみ・虫刺され・とこずれによい「神仙太乙膏(しんせんたいつこう)」などがございます。色が特徴的なので、衣服につかないように気をつけていただければ、どれも気になる症状をすみやかに改善してくれますので、常備薬として手元に置いておくのもいいかもしれませんね。
気になる方は一度ご相談いただければと思います。

サンシュユ

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2016年2月8日(月)

2月に入りまだ風が冷たいですが、日向に入ると少し春を感じさせてくれます。

先日、漢方薬でもよく使われる「山茱萸(サンシュユ)」の切り枝をいただきました。沢山蕾をつけていて、これから早春にかけて元気よく黄色い花を付けると思います。

この小さな黄色い花が咲いている様子からハルコガネバナという和名がつけられ、観賞用にも庭園などにも植えられています。また秋には紅熟した真っ赤な果実を付ける様子からアキサンゴと呼ばれていますよ。この果実を乾燥させたものが山茱萸です。
写真は、頂いたハルコガネバナの切り枝と秋に実るアキサンゴの写真です。

漢方薬では山茱萸は、発育を促してくれたり、老化に伴う腰痛や夜尿・頻尿の改善などに使われます。お酒に漬けて薬用酒としても飲まれているそうですよ。

漢方煎じパックではじめてみませんか?

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2016年1月15日(金)

煎じるのがちょっと面倒なんですという方に。
今回は、漢方煎じパックについてお話します。
イメージは、漢方薬(煎じ薬)の”レトルトパック”のようなものです。
袋から煎じ液をコップに移し、電子レンジでチンして人肌くらいにあたためれば完成です。
漢方薬(煎じ薬)を煎じるとき、どうしても手間や時間がかかってしまいます。
毎回、煎じるのが大変、続けられるか心配という方や外出先でも煎じ薬を服用したいという方におすすめしております。
ご要望の方は、ハレノヴァまでご相談いただければと思います。

今年の紅葉 in 京都

松の木

2015年12月5日(土)

寒さも少しずつ厳しくなってきましたね。
日に日に冬が近づいているのを感じながら、移り変わる季節を楽しめるのも今だけ、と思い毎年紅葉を楽しみに京都に出かけています。

今年は、京都の中でも少し足をのばして大原三千院の近くを散策しました。
ブラブラ歩いていると三千院の奥にとても素敵なお寺を発見!!
「宝泉院」ってご存知ですか?

「宝泉院」は三千院の入り口を右手に通り過ぎた奥にある小さなお寺です。
このお寺には、「五葉松」という樹齢700年の松の木がお庭から拝見することができ、この松の木を眺めながらお抹茶とお菓子を頂けます。
本当に言葉を失うほどすばらしい樹齢700年の松の木!
その壮大さにほれぼれとし、心静まる感覚でした。
 
一度、京都を散策してみたくなったら足を伸ばしても良いかもしれませんよ。

ちなみに、松の木も漢方と関わっています。
松の木には色々な種類がありますが、赤松や黒松の木の根っこには「茯苓」という生薬ができます。茯苓は余分に溜まっている身体に中の水を出してくれる利水作用や食欲不振などを改善してくれる健脾作用、心を静めてくれる安神作用などがあります。
「宝泉院」にあった松には茯苓はないかな??

牛黄清心元(ごおうせいしんがん)で元気に過ごそう!

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今回ご紹介する漢方薬は、「廣東 牛黄清心元(かんとん ごおうせいしんがん)」と言います。
この牛黄清心元も、普段からの体調管理を手助けしてくれるお薬です☆

金色がなんだか豪華な感じですね。
写真では大きさが分かりづらいかもしれませんが、直径が1.5cm強と、わりと大きめの丸剤です。

「ええっ、そんなの大きくて飲めない!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
牛黄清心元は軟らかくて切りやすいので、体調に合わせて量を調節して、なめるようにして飲むお薬なのです。
口に含むと、たくさんの生薬の味と、すーっとした爽やかな香りが口の中で広がります。

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瓊玉膏(けいぎょくこう)で元気に過ごそう!

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今回は普段からの体調管理を手助けしてくれる漢方薬を紹介したいと思います☆
今回紹介するお薬は「開豊 瓊玉膏(かいほう けいぎょくこう)」です。

瓊玉膏の症例はこちら↓
https://halenova.com/blog/?p=4059

瓊玉膏に関する他の記事はこちら↓
https://halenova.com/blog/?p=6056

漢方薬というと、ものすごくにが~いものを想像される方もいるのではないでしょうか?
でもこの瓊玉膏、ほろ苦さと同時に、独特の甘みをもった、漢方薬なんです!

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