民間薬、一部の生薬の効能まとめ(あ行)

病気の前段階、「未病」のときに民間薬を上手に使うことで、病気にならずに過ごすことができます。
病気の時、具合が悪い時は、病院や診療所へ行き、診察を受けてください。
その上で、病院や診療所でもらった西洋薬の効果がいまひとつのときに、主治医の先生の了解を得て、補助として民間薬をうまく取り入れてみるのもいいと思います。

また、この中には、民間薬ではなく生薬(漢方薬の素材)として使われるものもあります。
民間薬は厳密な決まりがない一方、生薬は成分含量が決まっているなどの違いがありますが、ここでは植物由来の薬として、併せて記載します。



赤芽柏(アカメガシワ)

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石症などが気になる方に。
痔や腫れ物には服用するほか、煎じ液で洗ったりもします。
あせもの治療に入浴剤として用いることもあります。
若芽が赤いことから、赤芽柏と呼ばれ、昔は「切らずに治す腫れ物の薬」として使われていました。

アガリクス茸

高い抗がん作用で知られています。
日本では古くはヒメマツタケという名前で世の中に出ていました。

アケビの実

胸や脇の痛み、胃痛、下腹部痛、月経痛、腰痛などに用います。いずれも、張ったような痛みに適応します。
他にも、膀胱炎や尿道炎に使われます。
つるの部分を生薬、木通(もくつう)として、利尿や消炎として使います。
〔別名:八月札〕

アザミ根

止血の効能があるため、出血、吐血、鼻血、痔出血などに使うほか、健胃薬としても用いられます。
また、高血圧にも効果があります。

アシタバ(明日葉)

高血圧や便秘などに用いられます。
乳牛の牧草にすると乳の出がよくなるといわれ、催乳・強精作用も考えられています。
アシタバという名前は、成長が早く、葉を摘んでも“明日”にはまた“葉”が伸びだすことに由来します。

甘茶

糖尿病、胃腸病、むくみなどに煎じて飲みます。
砂糖の代わりに用いる甘味料としても使うため、甘みが強いお茶です。

アマチャヅル

鎮静作用があるため、ストレスによる様々な症状に使われます。
胃痛、潰瘍、下痢、便秘、気管支炎、血圧が高め、血圧が低めの方などにおすすめ。
甘くて飲みやすく、ご家族でお飲みになれます。
葉を噛むと甘みがあるので、この名前がついていますが、甘茶とは関係ありません。
〔別名:七葉胆〕

アロエ

少量を服用して消化不良や胃炎、口内炎などに、多量を便秘薬として用います。
日本では観賞用の多肉植物として栽培されています。アフリカ大陸やマダガスカルが原産のため、霜や凍結に弱い植物です。
〔別名:蘆薈(ろかい)〕

郁李仁(いくりにん)

利尿の効果があり、むくみに使われます。
また、軽い下剤としての作用もあります。

イチョウの葉

物忘れが気になる方に。
そのほか、コレステロール値の低下や、狭心症にも有効だとされています。
イチョウ葉エキスはヨーロッパやアジアの一部では医薬品として扱われています。
認知症などに有効であるとの報告が海外であったため、日本でも注目されるようになりました。

ウコン

肝臓の機能が気になる方、胆結石が気になる方に。
血の巡りをよくするので、生理不順や生理痛のある女性にもオススメです。
「ターメリック」の名前でスパイスとしてよく使われます。

ウラジロガシ(裏白樫)

尿路結石、腎結石、胆結石などに昔から使われています。
連銭草と一緒に飲むのがよりオススメです。

ウワウルシ

利尿薬として、膀胱炎、尿道炎、腎炎や、尿路結石などに使います。
また、煎じた液を陰部の消毒薬としても用います。
〔別名:クマコケモモ(熊苔桃)〕

エゾウコギ

強壮、強精、鎮痛、疲労回復、体質強化などに使われ、主に下半身に作用します。
リウマチ、足腰の疲労、陰痿、遺尿、小児の発育不良、腹痛などに用います。
薬用酒の材料としてもオススメです。
免疫力アップにも。
〔別名:五加皮(ごかひ)、刺五加(しごか)〕

黄精

強壮薬として、病後の衰弱や、慢性病、リウマチ、痛風などで体が弱っている人に用います。
〔別名:ナルコユリ〕

黄柏

健胃、消炎のはたらきがあるので、下痢や胃炎、食あたりに使います。
口内炎や水虫、痔や打撲には煎じた液をつけると効果があります。
健胃薬として、古くから使われ、いろいろな伝統薬に配合されています。
〔別名:キハダ〕

黄連

止血、消炎の効能があるので、吐血、鼻血、痔出血、口内炎、胃炎などに煎じ液を飲みます。
また、体の熱を取る作用があるので、興奮、不眠、のぼせなどにも使われます。

オオバコ種皮

食後血糖値の低下、コレステロールの低下や、便通を調える作用があります。
水溶性、不溶性の食物繊維が豊富に含まれます。
お腹の中で膨れるので、ダイエットサポートにも効果的です。

オトギリ草

生理不順、扁桃炎、腫れ物、咳などに。
外用薬として生の葉や茎の汁を切り傷や腫れ物に塗ったり、煎じ液を打ち身や捻挫に湿布したりします。
〔別名:小連翹(しょうれんぎょう)〕

民間薬、一部の生薬の効能まとめ(か行)

病気の前段階、「未病」のときに民間薬を上手に使うことで、病気にならずに過ごすことができます。
病気の時、具合が悪い時は、病院や診療所へ行き、診察を受けてください。
その上で、病院や診療所でもらった西洋薬の効果がいまひとつのときに、主治医の先生の了解を得て、補助として民間薬をうまく取り入れてみるのもいいと思います。

また、この中には、民間薬ではなく生薬(漢方薬の素材)として使われるものもあります。
民間薬は厳密な決まりがない一方、生薬は成分含量が決まっているなどの違いがありますが、ここでは植物由来の薬として、併せて記載します。



艾葉 → よもぎ

カキドオシ → 連銭草

柿の葉

血圧が気になる方にオススメ。ビタミンCもたっぷり。
歯茎の出血にも使えます。
味が良く、健康茶として古くから飲まれていています。

莪朮(がじゅつ)

抗腫瘤作用があり、できものに用いられるほか、健胃作用があり、お腹が張る、食べたものがお腹にたまるなどに効果があります。

荷葉 → 蓮葉

乾姜(かんきょう)

蒸して乾燥させた生姜です。
生の生姜、乾燥しただけの生姜よりお腹を強力に温めてくれます。
お腹が冷える方にぴったりの素材です。

桔梗

排膿作用、去痰作用があるため、腫れもの、扁桃炎や痰の絡まる咳に使います。
うるしかぶれには煎じ液を塗ると効果があります。

キササゲ

利尿作用が強く、腎炎やネフローゼによる顕著なむくみや蛋白尿に効果があります
日本では古い時代に入ってきて、栽培されたものが野生化しています。
〔別名:梓実(しじつ)〕

キハダ → 黄柏(おうばく)

ギムネマシルベスタ

血糖値が気になる方に。
便秘がちの方には、よりおすすめです。
服用しやすい粒タイプもあります。
サラシア、グァバなどと組み合わせると効果的です。

玉竹(ぎょくちく)

滋養強壮の効能があるので、疲労衰弱、寝汗などの症状や、潤す力があるので、空咳などの症状に。また、美容にも使われます。

キラン草

咳、痰、発熱、下痢止めや、健胃薬として知られています。
清熱解毒作用があり、気管支の炎症や喉の腫れなどにも使われます。
また、入浴剤として、あせもや湿疹に用います。
〔別名:筋骨草(きんこつそう)、ジゴクノカマノフタ〕

稀薟草(きれんそう)

関節の痛み、足腰が冷痛、筋肉がやせる、麻痺、高血圧などに。
関節の腫れを除き、筋骨を強めるはたらきがあります。

筋骨草 → キラン草

金銭草(きんせんそう)

連銭草と同じように、尿路結石や胆結石などに使われます。
ウラジロガシと合わせると効果的です。

グァバ

血糖値が気になる方に。
糖質の吸収を穏やかにしてくれます。ビタミンや食物繊維が豊富に含まれ、美容にもオススメです。
グァバ葉は少し苦味があります。酸味がお好きな方はグァバの実をどうぞ。

枸杞子(くこし)

目が気になる人、老化が気になる人に。
視力低下やめまい、足腰のだるさ、精力減退などに用いられます。
昔から、不老長寿の生薬として有名で、日本でも平安時代から強壮薬として知られています。

枸杞葉(くこよう)

高血圧や動脈硬化の予防におすすめ。
また、精力減退にも用いられます。

クチナシ → 山梔子(さんしし)

クマコケモモ → ウワウルシ

クマザサ

胃が弱い方や、血糖値、血圧が気になる方に。
虚弱体質や疲労回復、ぜんそくにも。
葉の縁が秋ごろから白く枯れて隈どるところから、「隈笹(クマザサ)」と呼ばれます。

熊柳(くまやなぎ)

健胃、整腸、胆石などに使われます。
熊柳8g、連銭草4gを合わせて煎じたもので、七転八倒していた胆石がスッキリ治ったという話もあります。

グルコサミン

軟骨を構成する成分で、腰や膝の関節炎などに使われます。

黒文字(くろもじ)

脚気や浮腫、胃腸炎に用いられ、粉末を止血薬に、また入浴剤としていんきん、たむしなどの皮膚病に使います。
地衣類の一種が付着して黒斑があり、文字を書いたように見えるので、黒文字と呼ばれます。

五加皮 → エゾウコギ

桑の枝

リウマチ、神経痛、関節炎にオススメ。
〔別名:桑枝(そうし)〕

桑の葉

糖尿病、頭痛、たん、せき、目の充血に用いられます。
また、便秘や高血圧の予防にも効果があります。

桂皮(けいひ)

健胃作用、お腹を温める作用があり、お腹が弱い方、冷える方にオススメです。
中国最古の薬物書『神農本草経』には、長く飲むと体が軽くなり、老いないと記載があります。
シナモンパウダーにつかうニッケイと近い種類なので、同じ香りがします。
〔別名:肉桂(にっけい)〕

決明子(けつめいし)

便秘や高血圧、口内炎、二日酔い、胃腸病などに使います。
また、目の充血や痛み、かすみなどにも用いられます。
味も良く、毎日飲めるお茶としておすすめですが、お腹がゆるい方や、低血圧の方には向きません。
「ハブ茶」は本来、ハブソウのお茶ですが、現在では一般的に決明子のお茶を指します。

玄草(ゲンノショウコ)

食あたり、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効果があります。
古くから、下痢止めの妙薬とされていますが、飲み過ぎても便秘になることはほとんどありません。
「現に効く証拠」として、ゲンノショウコの名前があります。

紅花(こうか)

月経不順や冷え症、産後の腹痛、更年期障害、婦人病一般に用いられます。
また、血行障害による腫瘍、打撲にも用いられます。
妊娠している方は避けてください。

紅参(こうじん)

虚弱体質の改善や、消化吸収をよくする作用があります。
いわゆる「朝鮮人参」を蒸して乾燥させたもので、乾燥させただけの人参より、元気を補う作用が強いです。
胃腸が強い人は、歳をとっても若く、元気が溢れています。
体格が良くて暑がりの人以外、全ての人にオススメします。

牛黄(ごおう)

動悸、気付けに用いるほか、解熱して毒を去り、意識をはっきりさせる作用もあるため、高熱でうなされているとき、意識がなくなったときなどにも効果があります。
ここぞというとき、社会人のプレゼンや、受験生の試験直前に飲むことで、緊張を和らげ、気力が出てきます。
また、二日酔いにもよく効くと評判です。
オーストラリア産が品質がよいとされ、品質のよい牛黄は苦味の中に、少し甘味があります。

民間薬、一部の生薬の効能(さ~な行)

病気の前段階、「未病」のときに民間薬を上手に使うことで、病気にならずに過ごすことができます。
病気の時、具合が悪い時は、病院や診療所へ行き、診察を受けてください。
その上で、病院や診療所でもらった西洋薬の効果がいまひとつのときに、主治医の先生の了解を得て、補助として民間薬をうまく取り入れてみるのもいいと思います。

また、この中には、民間薬ではなく生薬(漢方薬の素材)として使われるものもあります。
民間薬は厳密な決まりがない一方、生薬は成分含量が決まっているなどの違いがありますが、ここでは植物由来の薬として、併せて記載します。



サフラン

血の巡りをよくすることで、冷えや血色不良を改善します。
そのほか、更年期障害、月経困難、無月経、月経過多などに使います。
また、気分のすぐれないとき、ヒステリー気味のとき、なかなか寝付けないときや、頭痛、めまいなどに効果があります。
特に、冷えとのぼせがある方に適しています。
婦人病の妙薬として、古代エジプトやギリシャの時代から用いられてきました。
妊娠中の方は避けてください。
〔別名:蕃紅花(バンコウカ)〕

サラシア

糖質の吸収を穏やかにして、血糖値が急激に上がるのを防ぎます。
糖尿病の方や、糖尿病の予防に適しています。
糖尿病の薬を飲んでいる方は注意が必要です。

サルノコシカケ → 梅寄生

山査子(さんざし)

肉や脂の消化を助けてくれるので、消化不良、食欲不振、下痢に効果があります。
食べたものがいつまでもお腹に残って苦しい方は、山査子の粉末を食後に飲んでください。
また、二日酔い、食中毒にも使われます。

山梔子(さんしし)

体を冷やす、胸苦しさをとる働きがあります。
消炎作用があり、腫れて熱を持ち、赤くなっているところに、小麦粉を加えて酢で練って貼ったり、粉末を飲んだりすると良いです。
また、止血の効能があるので、鼻血、喀血、痔出血、子宮出血などに。
気分を落ち着ける効能があるので、興奮して眠れないときにも使えます。
その他、食道ポリープや食道炎での飲み込みづらい症状、胸や胃が詰まって痛むとき。
口内炎、歯肉炎、扁桃炎に煎じ液をうがいをするようにしながら飲むなどの使い方があります。
〔別名:クチナシ〕

ジゴクノカマノフタ→キラン草

梓実 → キササゲ

七葉胆 → アマチャヅル

車前草(しゃぜんそう)

膀胱や尿道の熱をとり、利尿に働きます。
尿が少なくなったとき、膀胱炎のような症状の時におすすめ。
陰部の痒みにも効果があります。

将軍木皮(しょうぐんぼくひ)→アカメガシワ

小連翹 → オトギリ草

刺五加 → エゾウコギ

十薬

高血圧、便秘、蓄膿症などに。味がよく、毎日続けられるお茶です。
蓄膿症には、乾燥した葉をお茶代わりに飲むのと一緒に、生の葉を塩で揉み、寝るときに一方の鼻に差し込んで眠る。5時間ほど経過したら取って鼻をかみ、その後もう一方の鼻も同じようにします。これを2~3週間続けるといいです。
十種類の薬の効果があるので“十薬”と呼ばれます。
〔別名:ドクダミ〕

スギナ

利尿作用があるため、血圧を下げるほか、血管強化、貧血、肉体疲労などに使われます。
春に出てくるつくしが育ったものがスギナです。
〔別名:問荊、ホーステイル〕

スベリヒユ

利尿や痔には煎じた液をお飲みください。
痔、にきび、唇の荒れ、陰部の痒みには濃く煎じた液を直接付けても。
〔別名:ばしけん〕

清風藤 → 防已(ぼうい)

接骨木(せっこつぼく)

リウマチや関節痛が気になる方に。
雨の日に悪化する人や、むくみやすい人に適しています。
昔、ニワトコの枝の黒焼を骨折治療に使ったことから、接骨木の名前が付きました。
〔別名:ニワトコ〕

仙鶴草

血便、子宮出血などの止血、健胃、下痢止めに。
倦怠感、精力減退にもオススメ。
大腸炎、赤痢などで、ゲンノショウコで効果のないものに効く事があります。
〔別名:キンミズヒキ〕

センナ

便秘にはダイオウよりも強力に効きます。
少量を飲むと、消化を助けて食物の滞りを防ぎます。
また、体力が衰えてない人の腹水にも使うことがあります。
〔別名:蕃瀉葉(バンシャヨウ)〕

センブリ

健胃薬として有名であり、消化不良、食欲不振、胃痛、腹痛、下痢などに用います。
三大民間薬の1つで、昔からよく飲まれてきたお茶です。
胃腸の弱りからいろんな病気につながるので、健胃薬を飲むことで日々をすこやかに過ごすことができます。
〔別名:当薬〕


桑枝 → 桑の枝



大黄(だいおう)

便秘に使われる生薬です。
漢方では、便秘だけでなく、血の巡りをよくするため、体の熱を取るためにも用いられます。
子宮を収縮させる作用があるので妊娠中の方は避けてください。
また、骨盤の充血も増長させる作用があるため、産後、月経期間中も注意してください。

大棗 → なつめ

タラ根皮(たらこんぴ)

胃炎、吐き気、糖尿病、強壮などに。
空腹時に飲むと、胃腸の運動をよくして、消化を助け、便通を整える効果もあります。
糖尿病には連銭草と組み合わせるのがオススメ。

タラ木(たらぼく)

胃炎、糖尿病などに用いられ、タラ根皮と同様の効果があります。

ツルナ → 浜千佐(はまじしゃ)

田三七(でんさんしち)

止血の効能があり、吐血、鼻血、血便、不正性器出血、産後の出血が多いときなどに使われます。傷には粉末を塗ることもあります。
他にも、血圧が高い、もしくは低い、疲れやすい、肝機能が気になる、飲み会の次の日が辛い、胸の不快感があるなどにオススメです。
中国最古の薬物書『神農本草経』では、上品(じょうほん)に分類され、長く服用することができます。上品に分類されている薬は、命を養う薬とされています。
非常に高貴な生薬で、「金不換」という名称もあります。

甜茶(てんちゃ)

くしゃみ、鼻水や鼻づまりなど、アレルギー症状に用いられます。
カロリーがほとんどない甘み成分を含み、飲みやすいお茶です。

当薬 → センブリ

ドクダミ → 十薬

杜仲葉(とちゅうよう)

ダイエットサポート、美容やアンチエイジングに。
血圧、コレステロールや中性脂肪が気になる方にもオススメ。
味が良く、飲みやすいお茶です。




ナタマメ

痰のからまる咳や病後の体力回復に。
また、蓄膿、歯槽膿漏、痔瘻など膿のたまるものにも。
のどの腫れや口内炎には、豆の黒焼きを粉末にして付けたり、豆を味噌漬けにして食べたりします。
〔別表記:刀豆〕

なつめ

滋養強壮におすすめです。
また、小児の夜泣ききにも使われます。
おかゆなどに入れてお楽しみいただける甘くておいしい生薬です。
〔別名:大棗(たいそう)〕

ナルコユリ → 黄精

南天

百日咳やぜんそくなどの咳止めに使われ、視力の回復にもよく効くとされています。
俗にシロナンテンの方が効き目があると言われていますが、赤い実も白い実も薬効に差はありません。


ナンバン毛

とうもろこしの毛の部分です。
体の余分な水を出してくれるため、むくみや血圧が気になる方に。
とうもろこしの香りが広がる飲みやすいお茶です。

肉桂 → 桂皮

人参

虚弱体質の方の滋養強壮に使われます。
胃腸の働きをよくして、食べ物から栄養が吸収できる体にする効能があります。
普段は体が強い方でも、一時的に疲れているときに飲むと、早く体力が回復します。

民間薬、一部の生薬の効能(は~ら行)

病気の前段階、「未病」のときに民間薬を上手に使うことで、病気にならずに過ごすことができます。
病気の時、具合が悪い時は、病院や診療所へ行き、診察を受けてください。
その上で、病院や診療所でもらった西洋薬の効果がいまひとつのときに、主治医の先生の了解を得て、補助として民間薬をうまく取り入れてみるのもいいと思います。

また、この中には、民間薬ではなく生薬(漢方薬の素材)として使われるものもあります。
民間薬は厳密な決まりがない一方、生薬は成分含量が決まっているなどの違いがありますが、ここでは植物由来の薬として、併せて記載します。



梅寄生(バイキセイ)

抗腫瘍効果が良く知られています。
現在では抗がん薬の補助として飲まれていますが、かつては、解熱薬、心臓病、半身不随の治療薬として用いられていました。
〔別名:サルノコシカケ〕

ハコベ

お乳の出が悪いとき、産後の肥立ちが悪いときに使われます。
胃腸の弱い人、むくみのある人にも。

八月札 → アケビの実

ハトムギ → ヨクイニン

バナバ

血糖値を下げるはたらきがあります。
膵臓から出るインスリンの様な作用があり、サラシア、グァバ、ギムネマと組み合わせるとさらに効果が高くなります。
糖尿病のお薬をもらっている方は注意が必要です。

浜千佐(ハマジシャ)

胃腸炎やできものなどに使われます。
欧米では若葉や茎の柔らかい部分を食用としますが、
日本では食用としてはあまり使われず、多くは煎じて飲まれます。
〔別名:蕃杏、ツルナ〕

ハルウコン

肝臓の数値が気になる方、胃腸を調えたい方にオススメ。
また、気のめぐりをよくしてくれます。

蕃杏 → 浜千佐(はまじしゃ)

蕃紅花 → サフラン

板藍根(ばんらんこん)

高熱、頭痛、のどの痛みなどに効果的です。
インフルエンザで休めない受験生や社会人の方は、予防のために飲むのがオススメです。

ビワ葉

煎じて、咳、暑気あたり、胃腸病などに。
入浴剤や湿布としてあせも、打撲、捻挫に。
江戸時代には、7種類の生薬を煎じてつくった、枇杷葉湯と呼ばれる暑気払いの飲み物が売られていました。

ベニバナ → 紅花(コウカ)

防已(ボウイ)

膝が腫れて痛むときや、むくみによく使われます。
体の表面の余分な水を抜く作用があるため、雨の日や湿気で悪化する関節の痛みや神経痛に特に効果的です。
〔別名:清風藤(せいふうとう)〕




またたび

温めて血行をよくし、強心、利尿の効果があるため、心臓の機能低下、冷え性、神経痛、リウマチ、腰痛に用います。
疲れきった旅人も、これを飲むと“また旅”ができることから名づけられたといわれています。
〔別名:木天蓼(もくてんりょう)〕

松葉

血圧が気になる方や、血管を強くしたい方に。
たばこを吸う方で、ニコチンの体への影響や、弱くなった血管が気になる方には特におすすめです。
また、リウマチなどによる麻痺、関節痛、湿疹、かゆみ、むくみ、打撲傷などにも用います。
「仙人の食」とされ、穀類を断って松葉を食べると体が軽くなって不老長寿が得られると伝えられています。

マンネンタケ→霊芝

紫イペー

南米アマゾンの熱帯雨林に生える木で、現地では古くからお茶として飲まれてきました。
抗発がん作用があるとされています。その他、糖尿病、膀胱炎、肝炎、腎炎、喘息、リウマチなどにも使われます。

メグスリノキ

目のかすみ、目やに、老眼、結膜炎、花粉症など、目に関することによく使われます。
地方によって、千里眼の木、長者の木とも呼ばれています。

木通(モクツウ)

腎臓炎、尿道炎、膀胱炎などのむくみに利尿薬として使われます。
体の熱や余分な水を尿として出すはたらきがあるので、このような症状に用います。
民間では、同じく利尿作用のあるキササゲと一緒に煎じてむくみに用いたり、木通を煎じた液で腫れ物を洗ったりします。


木天蓼 → またたび



ヨクイニン

肌荒れやイボなど、美肌のために使われます。
その他、滋養強壮、筋肉のこわばりなどにも使われます。
殻付きは、割ってから煎じることで、中の成分がよく出てきます
味が良いので、ご飯と一緒に炊いたり、おかゆに入れたりして楽しむことができます。
ヨクイニンの粉末は、小麦粉の代わりに1~2割使うことで、料理に取り入れることもできます。
〔別名:ハトムギ〕

よもぎ

下腹部が冷える方にオススメ。
不正性器出血、月経過多で、冷えのある人の止血にも使われます。
アンチエイジング効果もあるため、女性にぴったりの生薬です。
〔別名:艾葉(がいよう)〕




羅布麻(らふま)

古くから、茶の代用として飲まれてきました。
高血圧、コレステロール、免疫改善、アンチエイジングなど、生活習慣に関わる症状や美容に効果があります。
気管支炎、喘息にもオススメです。
口当たりがよく、ウーロン茶に似た味わいです。
〔別名:燕龍茶、老喜茶〕

ルイボス

生活習慣病、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、肌や血管の老化に用いられます。
紅茶のような風味で、味が良く飲みやすいので、マグボトルに入れて普段の水分補給として取り入れるのもオススメです。
ルイボスの原産国である南アフリカでは、「不老長寿のお茶」とされています。
フラボノイドが多く含まれ、抗酸化作用があると言われています。

霊芝

抗がん作用がよく知られていますが、その他、血圧降下、抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用などに関する研究もあります。
漢方では、血流をよくする、体力をつける、心を安らかにする、胃を健やかにする、咳を止めるなどの効果があるとされています。ですので、低血圧や高血圧、動脈硬化、脂質異常症、体力低下や慢性疲労、不眠症、神経衰弱、老人性気管支炎、気管支喘息、胃腸虚弱、老化防止などに使われます。
人工栽培が始まる前は、古木10万本に2,3本しか取れないため、非常に高価なものとして扱われていました。
〔別名:マンネンタケ〕

連銭草

血糖値が気になる方に。
腎臓結石、尿道結石、胆結石には、ウラジロガシと一緒に飲むのがよりオススメです。
こどもの疳の虫や虚弱体質の改善、ぜんそくなどにも。
お子様は半分ほどの量でお飲みください。
〔別名:カキドオシ〕

蓮葉

夏の下痢、暑気あたり、出血、貧血、肉体疲労などに。
夏バテ予防にもオススメです。
ハスはいろいろな部分が薬として使われます。根の節、花托、雄しべ、果実、種子はそれぞれ薬としての名前があります。
〔別名:荷葉〕

蘆薈 → アロエ