凍頂烏龍茶

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以前、台湾で頂いたお茶についてご紹介します。

「千と千尋の神隠し」で有名な九份に行った時に休憩しながら台湾のお茶:「凍頂烏龍茶」をいただきました。お茶の淹れ方が独特で、簡単にご紹介いたします。

最初に茶葉を急須に入れ溢れんばかりの湯を少し高い所から注ぎ茶具を温めます。1回目に注いだ湯はそのまま捨て、2回目からいただきます。2回目の湯を注ぎ20分ほど蒸らしてから細い聞香杯(香りを嗅ぐための容器)に湯を注ぎお茶を捨てまず香りだけを楽しみます。同じお茶を茶杯に注ぎ、お茶の味を初めて楽しみます。最初のお茶はすっと軽く爽やかな味でした。また同じ茶葉に湯を注ぎ蒸らして3回目を楽しみます。同じ茶葉を6回ほど同じように楽しむんですが、後になればなるほど渋みが出て味の変化が楽しめます。どの味も美味しかったですよ。

緑茶、烏龍茶、紅茶は全て同じ茶樹の若葉を使っています。その違いは加工工程にあり、
緑茶は茶葉を摘んだ直後に加熱、烏龍茶は半発酵させ、紅茶は完全加工させたものです。
烏龍茶は消化を助け、また身体のムクミ防止効果もあります。他にも烏龍茶に含まれるポリフェノールがダイエットにも効果的と言われているようです。
お茶をゆっくり楽しむのもいいですね。

土用の丑の日

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2016年7月30日(土)

7月30日は「土用の丑の日」でした。
皆さん鰻は食べられましたか?

何故「土用の丑の日」にうなぎを食べるのかご存知ですか?

土用の丑の日は夏だけでなく、春・夏・秋・冬にあるそうです。(2016年は6回)
「土用」とは東洋医学にも深いかかわりのある『五行(木・火・土・金・水)』の考えから来ています。
この土の季節に当てはまるのが、夏から秋にかけての季節の変わり目=「立秋」を指し、
立秋の18日前までの期間が土用にあたるとのことです。
そして、十二支の丑の数えにあたるのが今年は7月30日でした。

そんな夏の土用の丑の日の食材に欠かせないのが「鰻」と香辛料の「山椒」です。
山椒ってなんともいえない口の中に広がる辛味が食欲そそりますよね。
山椒の収穫時期はちょうど今頃、7月終わりから8月にかけて収穫します。

この山椒の効果には、胃の調子を整える健胃作用、そして冷えからくる腹痛・下痢を治すのにも
使われます。漢方の処方の中でも代表的なものとして、大建中湯という処方に使われています。
夏の食用促進や、冷房・冷たいものの取りすぎなどに必要な香辛料ですね。
色々なスパイスを活用し、胃腸から元気に暑い夏を乗り切りましょう。

縮砂の効果☆

060 朝食フォー

2016年5月7日(土)

ゴールデンウィークも終盤になり、お仕事も始まっている方もいるんじゃないでしょうか?
気温も一気に変わり、日差しが強くなりましたね。
季節の変わり目、体調崩されていませんか?

先日ベトナムに行ってきました。
ベトナムは日本と比べて気温が高くて蒸し暑い!!汗が止まりませんでした。
暑いとどうしても「食欲がない」「冷たいものがほしい」となるんですが、
ベトナムの人たちは朝から元気よくフォーを食べているんです。

コリアンダーなどの香辛料も食欲を刺激する一つかもしれませんね。

ベトナムは「縮砂(シュクシャ)」というショウガ科の生薬の産地なんです。
殻を取った実の部分を乾燥させて使います。
暑い地方に育つ植物で、白い小さな花を咲かせ、真ん中には赤と黄色の模様をつけるんです。
 
この縮砂にも香辛料の様な香りがあり、その成分はボルネオールというそうです。
効果としては、胃腸を整え食欲不振、下痢、ストレスから来る腹痛などに良いですよ。
暑くなるとどうしても胃腸の調子が悪くなりますよね。
食欲ないとき、お腹が冷えたとき、縮砂の入っている漢方薬を試してみてくださいね。

☆コーヒー☆

coffee beans

2016年3月6日(日)

朝はコーヒーを飲まれる方多いのではないでしょうか?
コーヒー専門店も増え、今はコンビにでも気軽に楽しめるようになりました。
家での楽しみ方も変わり、ドリップコーヒーや濃縮したカプセルから作る本格的なコーヒーを気軽に楽しむことも出来ます。
また、コーヒー豆を取り扱うお店も増え、豆選びから楽しむのも面白いかもしれませんね。
(ハワイのMOLOKA’I 豆)

コーヒーの歴史は古く、最初は6世紀にエチオピアで利用されたといわれています。
医学的にコーヒーが登場したのは10世紀、そして日本に渡来したのが江戸時代の長崎が最初だといわれています。
昔から人々に愛され親しまれているコーヒーの主な成分はカフェイン。
その他にもポリフェノール、クロロゲン酸、糖類、脂質など沢山含まれています。
このカフェインで良く知られている効果は、眠気を飛ばしてくれる軽い中枢神経興奮作用です。これは東洋医学で言う気を上に持ち上げてくれる作用で、朝の目覚めを助けてくれる働きをもっています。その他にも、利尿作用、胃酸分泌促進作用、脂肪燃焼作用などもあるといわれています。
香りの成分であるクロロゲン酸には抗酸化作用や抗がん物質除去する作用もあるといわれ、また肝臓での脂肪燃焼を助けたり認知症予防にも良いそうですよ。
ちなみに、ミルクの入れ方でコーヒーの種類が変わります。
カフェオレ:浅炒り豆で抽出したコーヒーと同量の温めたミルクで混ぜたもの
カフェラテ:深炒り豆で抽出したコーヒーと温めたミルクで混ぜたもの
カプチーノ:深炒り豆で抽出したコーヒーと泡立てたミルクと混ぜたもの
色々な効果を兼ね備えているコーヒーですが、飲みすぎには注意してください。胃酸分泌促進による胃炎や不眠をもたらしてしまいます。色々な飲み方や豆で毎日のコーヒーを楽しんでくださいね。

花粉症にエルダーフラワー

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2016年2月26日(金)

ここ数日は冷え込みが少し厳しいですね。来週はまた暖かくなると言われていますが、季節の変わり目は体調を崩しやすいので、みなさまお気を付け下さいませ。

さて、今年もきました、花粉症のシーズン。
この時期、花粉症に悩んでおられる方は多いのではないでしょうか。
花粉症対策にも色々ありますが、ハーブとしておすすめなのがエルダーフラワー。
アレルギー症状(鼻水・鼻づまり・目のかゆみ)を和らげてくれる作用があります。
またネトルというハーブにも同じようにアレルギー症状を和らげる働きがありますので、このふたつのハーブをブレンドしたハーブティーもおすすめです。
爽やかな清涼感が、心身ともにスッキリさせてくれますよ♪

ハーブティーを入れるのが大変という方には、ハーブのエキスを濃縮したハーブコーディアルというものもあります。
写真の「エルダーファミリー」にはエルダーフラワーを中心に、自然の恵みのハーブがたくさん詰まっています。
ほんのり甘くて美味しいので、花粉症でなくても日常のティータイムにもおすすめですよ。

またハレノヴァでは花粉症の症状改善、体質改善の相談も承っています。
お気軽にご相談くださいませ。

クコの実

枸杞子

2015年11月14日(土)

杏仁豆腐の上によく乗っている赤い実をご存知ですか?
非常に甘みがあり薬膳料理にもよく使われる
「クコの実」です。

昨日、京都の北部にある薬草園のお手伝いをしてきました。
その中で真っ赤に実を付けた「クコの実」がキラキラと輝いていました。
大きさが2cmほどで、口に入れると甘みがスーッと広がり少し最後にすっぱさがでます。

クコの実は薬膳料理にもよく使われ、また漢方薬やお茶としてもよく使われます。
その効果は
ビタミンを豊富に含み、目に栄養を与え、視力の低下や降圧作用があります。
菊花・竜眼肉・クコの実をいれて「菊花茶ブレンド」がおすすめです。
また、古くから薬膳酒としてクコの実をお酒につけた枸杞酒(クコシュ)とも楽しまれています。
滋養強壮・疲労回復・老化防止などにも効果的ですよ。

ブレンドハーブティー試しませんか?

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2015年3月26日(木)

季節は春、ということで店頭のディスプレイをハーブと緑で飾りました♪♪

ハレノヴァではお客様のご要望に合わせてブレンドハーブもお作りしております。また、ご自身でブレンドされる方にはハーブの量り売りも行っております。
お気軽にお尋ねくださいませ☆

花粉症予防に『ネトルティー』

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2015年2月19日(木)

寒さのピークが過ぎて、日差しが少し暖かく感じられるようになってきましたね。あるが待ち遠しい反面、花粉症が気になります。。。

今日はアレルギー体質を改善するハーブ『ネトル』をご紹介します。

『ネトル』は栄養分をたっぷり含み、貧血の予防や血液をキレイにしてくれる効果が認められているハーブです。
そのため、アレルギー体質を改善してくれるので、花粉症などのアレルギー症状を緩和してくれます。
ドイツでは、「春季療法」としてエルダーフラワーと1:1でブレンドして予防的に飲まれているそうですよ。

去年に比べて今年の春はスギ花粉が少し多くなるみたいです。
早めの予防対策をしてくださいね。

サフランとサフランライス

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2015年1月28日(水)

急に寒さが戻りましたね。
突然ですが、このお花をご存知ですか?ヨーロッパの民間薬に古来から使われている『サフラン』です。

サフランとはアヤメ科の植物で、雌しべから出ている3本の花柱を乾燥させてものを一般に『サフラン』と呼び、ハーブ・漢方薬・料理・染料などに使われているそうです。

サフランを少し頂いたので、サフランライスをはじめて作ってみました。
作り方は、
①研いだお米にお水をはります。
②サフラン3本を一緒に浸し15分置きます。
③普通に炊きます。
簡単!! ご飯にキレイに色づき、ふんわりサフランの香り。カレーと一緒に頂きました。

サフランの効果は多彩で、月経不順や生理痛の緩和、気分を落ち着けてくれるので不眠症や血行改善などの効果をもち、婦人病の特効薬ともいわれています。
サフランには気分を晴れやかにする効用があるため「陽気」「喜び」などの花言葉があります。

ラベンダーの季節③

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現在でも、イタリアの主婦たちはラベンダーの茂みに洗濯物を広げて、乾いたときにその香りがしみこむようにしているそうです。

ラベンダーの香りがするシーツは清潔できちんと片付けられた家庭のイメージが強いようですね。

ラベンダーの香りには強い鎮静効果があるといわれているので、イライラするときや不安感があるときなどに飲むと、リラックスできて不眠症にも有効のようです

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ラベンダーの季節②

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同属の植物でも、種が異なると成分内容が変わります

 ラベンダーの開花時期は6月~7月で、育つと50cm~70cm位になります

ちなみにラベンダーの言葉の語源はラテン語源Lavare(洗う)という意味と、花の色Livere(青)という意味から成り立ちます。

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ラベンダーの季節①

ハーブ

今回はラベンダーについてお話をしていきます。
ラベンダーの学名はLavandula angustifolia またはLavandula officinalisシソ科 ラバンジュラ属 常緑低木 です。
原産地は地中海沿岸地方(フランス、イタリア、スペイン、ブルガリア)です。
いいですね、ヨーロッパ♪

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スパイスのお話④

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「気」とは、生命力を支えるパワーや目には見えないエネルギーのようなもので、生命活動の根源と考えても良いでしょう

この「気」の巡りが滞ることを「気滞(きたい)」といい、気滞が生じると、お腹がはって、ガスがたまりやすくなったり、痛くなったりします

仕事や家事、育児などに追われ、イライラすることはありませんか

イライラは気滞の原因にもなりますので、毎日の食事やドリンクに気の巡りを良くするスパイスをプラスして快適にすごしてくださいね!

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スパイスのお話③

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身体をお腹から温める働きを漢方では「温裏(おんり)」と言います。
お腹が温まると、胃腸の働きが活発になって、消化不良や腹痛の改善につながります。
夏に暑いからといって冷たい食べ物ばかり摂っていると、胃腸が冷えてお腹をこわしたりしますよね

そのような時にもぴったりですので、冬場だけでなく夏場にもぜひご活用くださいませ

「温裏」の働きのあるスパイスをたくさん使ったチャイのレシピをきぐすり.comの健康料理のページに掲載していますのでまたご覧下さいね!

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スパイスのお話②

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スパイスにも色々ありますが、ジンジャーは、身体を温めて、その熱を体表から発散させる働きがあり、結果的に身体を冷ますので、夏場にぴったりのスパイスです。
また、ターメリック「涼」の性質とされ、スパイスとして用いるには夏向きのものです。

きぐすり.comの健康料理でご紹介している「スパイシーレモネード」にも発散作用のあるジンジャー(生姜)を使用しています。さっぱりとした味わいで、身体を爽やかに冷ましてくれるので、ぜひこの夏にお試しくださいませ。

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