以前、台湾で頂いたお茶についてご紹介します。
「千と千尋の神隠し」で有名な九份に行った時に休憩しながら台湾のお茶:「凍頂烏龍茶」をいただきました。お茶の淹れ方が独特で、簡単にご紹介いたします。
最初に茶葉を急須に入れ溢れんばかりの湯を少し高い所から注ぎ茶具を温めます。1回目に注いだ湯はそのまま捨て、2回目からいただきます。2回目の湯を注ぎ20分ほど蒸らしてから細い聞香杯(香りを嗅ぐための容器)に湯を注ぎお茶を捨てまず香りだけを楽しみます。同じお茶を茶杯に注ぎ、お茶の味を初めて楽しみます。最初のお茶はすっと軽く爽やかな味でした。また同じ茶葉に湯を注ぎ蒸らして3回目を楽しみます。同じ茶葉を6回ほど同じように楽しむんですが、後になればなるほど渋みが出て味の変化が楽しめます。どの味も美味しかったですよ。
緑茶、烏龍茶、紅茶は全て同じ茶樹の若葉を使っています。その違いは加工工程にあり、
緑茶は茶葉を摘んだ直後に加熱、烏龍茶は半発酵させ、紅茶は完全加工させたものです。
烏龍茶は消化を助け、また身体のムクミ防止効果もあります。他にも烏龍茶に含まれるポリフェノールがダイエットにも効果的と言われているようです。
お茶をゆっくり楽しむのもいいですね。