2015年12月5日(土)
寒さも少しずつ厳しくなってきましたね。
日に日に冬が近づいているのを感じながら、移り変わる季節を楽しめるのも今だけ、と思い毎年紅葉を楽しみに京都に出かけています。
今年は、京都の中でも少し足をのばして大原三千院の近くを散策しました。
ブラブラ歩いていると三千院の奥にとても素敵なお寺を発見!!
「宝泉院」ってご存知ですか?
「宝泉院」は三千院の入り口を右手に通り過ぎた奥にある小さなお寺です。
このお寺には、「五葉松」という樹齢700年の松の木がお庭から拝見することができ、この松の木を眺めながらお抹茶とお菓子を頂けます。
本当に言葉を失うほどすばらしい樹齢700年の松の木!
その壮大さにほれぼれとし、心静まる感覚でした。
一度、京都を散策してみたくなったら足を伸ばしても良いかもしれませんよ。
ちなみに、松の木も漢方と関わっています。
松の木には色々な種類がありますが、赤松や黒松の木の根っこには「茯苓」という生薬ができます。茯苓は余分に溜まっている身体に中の水を出してくれる利水作用や食欲不振などを改善してくれる健脾作用、心を静めてくれる安神作用などがあります。
「宝泉院」にあった松には茯苓はないかな??