更年期のお悩み、お気軽にご相談ください。

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2019年9月7日(土)

なんだか調子が悪い。眠れない。気持ちが滅入る。涙が出てくる。車窓に映る疲れた顔にびっくり。
鏡を見てげんなり。お化粧も楽しくない。冷えてるかと思ったら、顔から急に汗が噴き出す。
自律神経の乱れから出ている症状かもしれません。

更年期
一般的には閉経前後5年間の計10年間をいいます。
卵巣機能低下に伴うエストロゲンの減少によって、自律神経失調を中心としたいろいろな不調が出てくることがあります。
のぼせ、ほてり、発汗、手足の冷え、めまい、頭痛、動悸、倦怠感、抑うつ感、いらいら、興奮しやすい、疲れやすい、めまい、不眠 腰痛、肩こり、乾燥感、かゆみなどの様々な症状のお悩みの声を聞きます。
検査をしても卵巣機能低下の以外に問題がない場合、更年期障害を考えます。

一般的に
ホルモン補充療法(HRT):エストロゲン、黄体ホルモンを補う
向精神薬:抗うつ薬、抗不安薬など
を使った薬物療法も行われています。

また20代、30代でも更年期のような症状に悩まされている方もいらっしゃいます。
「若年性更年期障害」といわれるもので、食生活の乱れ、ストレス、急激なダイエットなどから起きることがあり、ほっておくと生理不順や不妊などの原因になることもあります。
生活習慣の改善とともに、漢方で乱れた体のバランスを整え体質改善していきましょう。

漢方薬は、更年期などのつらい症状、不調にとても効果的です。
西洋薬と併用される方もいらっしゃいます。
カウンセリングでは、お悩みをお聞きする中で、更年期の不調につながる生活習慣、背景などもご一緒に考え、少しでも、心やからだのご負担を軽くして、笑顔になって帰っていただけるように生活改善方法なども合わせてお話しさせていただきます。
ゆっくり、安心してご相談くださいませ。

人生100年時代と言われています。そう考えると更年期はまだまだ折り返し地点です。
その後もますます元気に、生き生きと過ごせるように漢方、養生生活を始めませんか。

取材を受けました

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2019年9月2日(月)

「北区ドットコム」さんから取材を受けました。
北区ドットコムは、ママ向けのお店やサービスを紹介するサイトで、大阪市北区の美容、カフェ、育児などに関する情報がたくさんあります。
ママ記者の方がかわいいお子さんと一緒にいらっしゃいました。
体質相談を通じて、ハレノヴァを知っていただき、記事にしてくださったので、ぜひご覧ください↓↓

https://dch-osaka.com/kitaku/halenova/

老人必用養草5(飲食について:茶・たばこ)

香月牛山

2019年8月26日(月)

 引き続き、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
 この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
 老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになります。

  今日は食養生の最後、お茶とたばこの部分を読んでみます。

【原文】
・茶は老人のもてあそび物にして、人によりては、朝茶とて空腹より飲む人おほし。性、冷にして人の津液をもらし、腎精をへらす。よろしき物にあらず。されども常に食後に少しく飲ときは、食毒を消し、気を下し、眼を明らかにするの徳あり。厚味の人は老人の気血薄き人も少く飲ときは益あり。
 煎茶、輾茶ともにその人のすきにまかすべし。老人は濃茶を夜に入て飲べからず。気を下すによりて目をさまして眠る事をえず。いとど老の寝覚を催し、しばしば小便を通じて其害甚し。能々心得べき事なり。

・〈前略〉此烟草の性、石匏氏が説所「胸の中の痞、痰の塞を通じ、経絡の結滞を開き、寒湿の痺を治する」といへり。これその効能をほめたる也。又その毒を弁ずるには、「烟気胃中に入て気道頓にひらけ、偏身共に快に似たれ共、火と元気と両ながらたたず。人の元気、此邪火に堪えがたし。終日薫灼するの勢かならず真元の気をやぶり、陰血日々に涸て、暗に天年を損ずれ共、人これをおぼえず」といへり。
 しかれば老人の陰血涸て元気薄きもの、此邪火に堪べけんや。〈後略〉

【訳文】
・茶は老人が好む物で、人によっては朝茶と言って、空腹なうちに飲む人が多い。茶の性質は冷で、人の水分を排出し、生命の源を減らす。よい物ではない。けれどいつも食後に少し飲むだけなら、食事の毒を消し、上に昇った気を下げ、眼をはっきりさせる効果がある。味の濃いものを食べる人なら、老人で気血が少ない人も少しだけ飲むときは利点がある。
 煎茶、碾茶どちらでもその人の好みにまかせればよい。老人は濃い茶を夜になってから飲むのは良くない。気が下がり目がさえて眠る事ができない。ますます老人の目覚めを促して、よく小便を通じて害が多い。よく覚えておくべきことである。

・〈前略〉たばこの性質について、石匏(せきほう)氏は「胸の痞え、痰の塞がりを通じ、経絡の滞りを開き、寒湿によるしびれを治す」という。これはたばこの効能をほめている。また、たばこの毒を論じるには、「けむりが体内に入って気道を急に開けて、全身が心地よく思えるが、火と元気は両立しない。人の元気は邪火に堪えがたい。一日中けむりで薫じていると、かならず体の元気を消耗し、水分や血が日に日に枯れていき、天から授けられた寿命を損なうが、当人はこれを知らない」という。
 なので、体の血や水分が少なくなって元気がない老人は、邪火に堪えられられない。


 人は歳をとると、体の水分が無くなっていくため、利尿作用のあるお茶を多く飲むのを戒めているのだと思います。ただし、血の流れを良くする作用、頭に昇った気を下げる作用、覚醒作用があるので、食事による血の滞りを消し、気が昇って起こる頭痛を除き、眼をはっきりさせる効果があります。
 また、体を冷やす性質から、胃腸も冷えるため、消化吸収能力が落ちます。消化吸収が悪い痩せた人などはあまりたくさんは飲まない方がいいです。

 たばこの効能については、気分が良くなり、気が巡って起こる効果なのでしょうか。ニコチンによって、血管収縮と心拍数の増加が起こり、一時的に血流が良くなるからかもしれません。ハッキリとわからない部分です。
 ただ、長期的にはけむりが火の性質をもつ病邪として、元気を消耗するとあります。たばこによって体の水分や血が枯れていくというのも、肺の潤いがなくなれば、痰がたまりやすくなり、血が枯れていくと血流が悪くなり、脳梗塞などにつながることから理解できます。やっぱり、たばこは、体に悪い効果があることは確かです。

 さて、今回で食養生の部分は終わりです。
 次は衣服のお話です。

漢方薬局ハレノヴァってどんな感じなのかしら?

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2019年7月26日(金)

初めてご来店いただく時は、少し緊張して入って来られますが、すぐにリラックスしていただけるようです。
まずは、ハレノヴァオリジナルのお茶で一息ついていただきます。季節に合わせたお茶で、とても好評をいただいています。
そして落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりとご相談いただけます。

たとえば、「月経前になるとなんだか不調になる。」
そんなお悩みはありませんか?

イライラ、怒りっぽくなる、落ち込みやすくなる、眠れない、憂うつ、食べ過ぎてしまう、頭痛、肩こり、乳房が張って痛む、顔や手足がむくむ、便秘、下痢など……。

これらの月経前3~10日の間に起こる不調、心やからだの症状のことを、月経前症候群(PMS)と言います。
多くの方は何らかの症状があるといわれ、中には日常生活に支障をきたす方もいらっしゃいます。
ストレスも関係していることも多いのです。

これらは、漢方でいう「気」「血」「水」の過不足や巡りなどが悪くなることや、また「肝」「腎」「脾」のはたらきが関係していると言われています。

また、月経痛、月経に関するお悩みなども含め、なかなか周りにわかってもらえないつらさもあると思います。
おひとりでつらい不調を抱え込まずに、ぜひご相談ください。
しっかりとお話しをうかがい、おひとりおひとりに合った漢方薬や養生法を提案させていただきます。

その他お薬だけではなく、「自分の体質ってどんなタイプ? 体質相談」(1回:1,080円)も行っています。

お気軽にお立ち寄りください。
ご相談、体質相談には1時間ほどお時間をいただきます。
ご予約いただくと、お待ちいただくことなく、ご相談いただけますよ。

老人必用養草4(飲食について:麺類・酒)

香月牛山

2019年7月10日(水)

 引き続き、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
 この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
 老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになります。

 今日は前回の続きで、食養生の麺類、酒の部分を読んでみます。

【原文】
・『本草』にも「蕎麦を折々食って腸胃の垢を去べし」とあり。厚味の人などは打てかし食ふべし。妨なし。されども老人の陰血よはく、脾血かはきたるに、腸胃の垢を去やうなる物を食ふ事よろしからず。多く食へば泄瀉をなし、或は卒中風を発する者多し。
〈中略〉惣て湿麺の類少く食ふ時は害なし。今の人は湿麺を食ふに、腹に満ざればやまず。故に害をなす事多し。

・酒は人に益あり。陽気をたすけ、血気をやはらげ、食気をめぐらし、腸胃を厚くし、皮膚を潤し、憂をわすれ、胸を発して意を暢て心をたのしましめ、寒湿をさり、悪気をころし、風寒暑湿の気にをかされず。夏は涼しく、冬は寒気をふせぎ、中をあたため、諸の食毒、諸の薬毒を解し、薬の勢をめぐらす。
〈中略〉生まれつきてこれを嗜む老人、つねに少く飲ときは、上にいふ所のごとく其益多し。
〈中略〉老人の気血をやしなふ事、酒にまされる物なし。され共、上戸に生れつきたる人は少飲て楽しむ事をしらず。口腹にかなふ故に、十分にのみて元気をやぶり、脾胃を損じて大病を生ず。壮年の人だも過酒すれば身をそこなふ。いはんや老人の気血うすき、此はげしき純陽の気に堪べけんや。
〈中略〉その人の酒量よりもひかへめに飲事をしるべし。ひかへ過すとおもはば、よきほどよりも過ぐべし。よきほどとおもはば、いつにても分量よりは過べし。能々心得べき事なり。

【訳文】
・『本草綱目』にも「蕎麦をときどき食べて胃腸の垢(あか)を取るのがよい」とある。濃い味を好む人は自分でそばを打って食べるのがよい。体に障ることはない。しかし、老人の陰血(体をつくっている細胞など)は弱く、脾血(消化器を巡る血)が少ないので、胃腸の垢を去るようなものを食べるのはよくない。多く食べれば、下痢をするか、或いは脳卒中になるものが多い。
〈中略〉湿麺(うどん、そうめん、そばなど)は全て、少しだけ食べるなら害はない。今の人は湿麺を食べるときは、腹いっぱいになるまで食べるのをやめない。なので害となることが多い。

・酒は人によいことがある。陽気(体の熱やエネルギー)のはたらきを助け、気血の循環をよくし、食欲や消化のはたらきをよくし、胃腸を丈夫にし、皮膚を潤し、気にかかることを忘れさせ、胸のわだかまりを発散して、心をのびのびとさせて楽しませ、体の冷えや水を去り、体外からの邪気を殺し、気候や気温などの外からの刺激で体をこわさないようにする。夏は体を涼しくさせ、冬は冷えを防ぎ、胃腸を温めて、様々な食べ物の毒、様々な薬の毒を消し、薬効を体にめぐらせる。
〈中略〉元来、酒をたしなむ老人は、少ない量を飲むなら、さきに言ったような利益が多い。
〈中略〉老人の気血を養うには酒より良いものはない。しかし、大酒家に生まれた人は少なく飲んで楽しむということを知らない。おいしいからと、たくさん飲んで元気を損ない、胃腸を悪くして大病を生じる。まだ若い人も量を過ぎれば体を害する。言うまでもなく、老人のように体力が衰えてるものは、激しい純陽の気に(体の機能を亢進させるだけで栄養とならないので)体が耐えられない。
〈中略〉人それぞれの酒量よりも控えめに飲むことを考えないといけない。控え過ぎていると思えば、適量よりも多いものだ。適量だと思えば、必ず量が多すぎる。よくよく心得るべきことである。


 蕎麦が胃腸の垢を取るというのは、蕎麦は、体を冷やし体にこもった余分な熱をとることと、食物繊維が豊富なことを指すのだと思います。蕎麦は消化しにくいため胃腸が弱い人には適さず、多く食べすぎてはいけません。やはり、ここに書いてある通り、嗜む程度に食べるのがいいのでしょう。
 お酒の効能については、多くの人が実感していることが並べられています。お酒を飲むと血行が良くなり、食欲が増し、気分がよくなるというのはよくわかることです。ただし、「風寒暑湿の気にをかされず(気候や気温などの外からの刺激で体をこわさないようにする)」という効能は一見納得いきません。酒を飲んで冷たい風に当たれば、体が冷えてかぜをひくことがあります。しかし、さらに先を読むと、少ない量ならばという注意があり、合点がいきます。少量なら、前に書いてあるような効能があるのであって、飲みすぎると体への害ばかりになります。
 お酒は適量が大事です。ここに書いてあるように、「多くの場合、控え過ぎと思える量より少ないくらいがちょうどいいということを知らず、適量よりずっと多い量を飲んでしまう」ということを心に留めておかないといけません。
私も飲み過ぎてしまうので、自省の意をこめてこの部分を取り上げました。



 さて、今回見た食養生の部分は、もう少しあり、次回で終わりです。
次はお茶、タバコのお話です。

梅雨も楽しく。

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2019年6月28日(金)

関西はやっと梅雨に入りました。
じめじめ、重だるいという体の反応がでてきやすい時期です。
このような症状を感じやすい方は、からだに余計な水がたまりやすい方が多く見受けられます。

むくみがあったり、お腹がちゃぽちゃぽ鳴るなぁ、天気が悪いと調子が崩れるなぁという方は
余分な水が溜まっている状態です。

一口にむくみといってもそこには様々な原因があります。

ここでまず、その原因を説明する前に
少し簡単に、からだの水巡りの話をします。

口から体の中に取り入れた水は
1吸収(消化管)→2分布(体液)→3排泄(尿や汗)や再吸収
という流れをたどり、体の中を巡っています。

この内のどこかの働きが上手く進まない状態、例えば、
吸収が上手にできない
運動不足などで体を動かせていないため、水も巡らない
尿や汗として体外に水をだすはたらきが上手く行われていないなど、
このような状態が続くと、余分な水は体に溜まりむくみなどがでてきます

その結果、天気の悪い日に頭が痛い、体が重だるいという不調につながっていきます。

取り入れた水分を自分に必要な水としてきちんと利用するために
胃腸の働きを高めることや、からだの水の流れをスムーズにしていくことが必要となります。

すぐにお薬でなくとも日常生活でも改善はできます。

食事の量を減らして胃腸の負担を減らす、
エレベーターをやめて、階段を使って体を動かしてみる
少しマッサージをして寝るなどを取り入れる
ということを日々ちょこちょこ意識してみてください。
どれか1つでかまいません、続けられることが大事になってきます。
続けていくことでじんわりと体の調子は上向きます。
これでうまくいくのがベストです。(お金がかかりません)

また、むくみやすい方は水分補給の際、水よりも
水のめぐりを促す民間のお茶を飲むこともおすすめです。
十薬(どくだみ)、スギナ、はとむぎ、とうもろこしのひげが余分な水をだしてくれます。
(写真は薬局でお出ししている季節のお茶です)

お茶や日々の生活ではイマイチ上向かないし、天気の悪い日ほんまにしんどいなという方には、
しっかり実感できる粉末の漢方薬
(☆おすすめポイント→生薬の粉末100%でできています!)があります。

血液がドロドロになるから、水分はちゃんと摂らないといけないので心がけて飲んでいます。
ときちんと意識されている方も多くいらっしゃいます。
さらに、その水分をしっかり巡らす体づくりを+αで日常に取り入れられると
より健康が維持できるので、ぜひ無理のない範囲で、しっかり体を動かしてください。

「腎」を元気に、美しく年齢を重ねていきませんか?

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2019年6月15日(土)

こんなお悩みの声をよくお聞きします。

40代、50代 60代と年齢を重ねると太りやすくなった。
今までは、少し食事の量を控え、運動すればダイエットできたが、今は体重が落ちない。
それどころかお腹がポッコリ出てきた。

体質的なこと、食事量、内容、食べ方などいろいろな要因はありますが、漢方では年齢を重ねると、「腎」の働きが落ちてくる「腎虚」になりやすくなってきます。
漢方でいう「腎」は発育、老化、ホルモンなどに関係する臓腑。
そのせいで新陳代謝も落ちてくるのです。
「腎」を元気にしてあげることが、大切になってきます。

今回は「腎」をしっかりサポートしてくれる「瓊玉膏」をご紹介いたします。
6種の生薬から作られた滋養成分が、体内を巡って新陳代謝を盛んにし、血行も良くする働きがあります。
冷え症の方にもおすすめです。
飲む美容液とも言われ、お肌もうるおいます。

これから、年を重ねても「腎」をしっかり元気にすることで、健康で美しく過ごしていきませんか。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

老人必用養草3(寄り道)

香月牛山

2019年6月8日(土)

前回に引き続き、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになる本です。

なのですが、今回は何か所かを切り取り、「老人」や「年老いては」、「人」などの言葉を削って、通して見てみます。



【原文】

・ややもすればその心にかなはず、物毎に堪忍なりがたく、多欲にして怒り、うらみ、安穏にして楽しむことをしらず、さまざまの願望やむ時なき類の者おほし。
・脾気弱く、腸胃もすぼくなるによりて、常に食物を一度に食らふ事をえず。その上、虚火ありてかはく故に、飢る事もやすく、満る事もやすし。
・それ物の性の熱なるもの。炭火にてやきたるもの、気の辛く辣き物の甘しゅうなる物あたふべからず。
・紙袍は寒気を防ぎ、おもからずして便ある服なり。
・居所は南東をうけて陽気の方に向ふべし。
・万事におどろきやすし。ここを以て居所はその屋鋪の中央に作りて、四方より物躁き音などの聞えぬやうにすべし。
・常に目を楽しめて心を養うより外の事なければ、その家作も分限よりも清らかにすべし。
・居所の庭は広大なる仮山泉水を作るべからず。ひろき庭などを常に望めば眼をうばはれ、心散じて志気を耗す。しかのみならず、仮山は種々の物ずきをして、奇石などを立をくによりて、山にのぼり、石に踞て寒湿にあたり、あるひは足の弱き、蹶きこけ、腰をくじき、足を損ず。泉水ことに悪し。夏は暑気を凌に便あるに似たれども、水湿の気、皮膚をやぶり、冬は寒湿地中に満ちて、家の下まで湿気およびてさまたげおほし。
・春二月半ばより秋八月末までは、庭に出て草木の青みを見るときは、眼の病といふ事なく、眼性もつよきことなり。
・病後に舌をかく事なかれ。舌は心神の通ずる所なれば、そこなひやぶる時はたちまち命絶するなり。


【訳文】
・ともすると、思い通りにならず、何に対しても許せず、欲が多くて怒り、恨み、心やすらかにして楽しむことを知らず、様々な願望が絶えず起こるものが多い。
・胃腸が弱く細くなるので、食べ物を一度に食べることができない。その上、食欲の仮亢進があり、お腹が減りやすく、一杯にもなりやすい。
・熱いもの、炭火で焼いたもの、辛いもの、甘くて脂っこいものは与えてはいけない。
・紙の衣服は寒気を防ぎ、軽いので適した服である。
・住まいは南東の陽気が入る方に向いているのがよい。
・何事にも驚きやすいので、部屋は家の中央につくって、周りの騒がしい音などが聞こえないようにしなくてはいけない。
・いつも目を楽しませて心を養う以外にすることがないので、その家は身分よりもキレイにしなくてはいけない。
・庭は広大な山や泉を作ってはいけない。広い庭が常に前にあると、目を奪われ、心が散って、何かをやり遂げる気が減る。それだけでなく、山には趣向を凝らして、めずらしい石など置き、登っては石に座って寒気と湿気にあてられる、あるいは足が弱く、つまづいてこけて、腰をいためて足を怪我する。泉はとくに悪い。夏は暑さをしのぐのによいが、湿気が皮膚から入り、冬は冷えと湿気が地下に広がり、家の下まで湿気が及んで健康を害することが多い。
・春の2月半ばから秋の8月末までは、庭に出て草木の緑を見れば、眼の病気になる事がなく、眼の性質も強くなる。
・病後に舌を掻いてはいけない。舌は精神が通じる所なので、傷がつくとすぐに死んでしまう。


何か、ヒトではない生き物みたいです。
ちょっと、コメントを付けてみると

―――――――――――――――――――――
この生物の飼い方には、いくつかコツや注意点があります。
わがままで、思い通りにならないと怒るので、なだめながら飼わないといけません。
食べられないのに食欲があったり、食べ物に制限があったりするので、体調に気を付けて、食べてもいいものを食べられる分だけ与えます。
家や庭にも配慮しないといけない点があって、怠ると怪我をしたり、体調を崩したりするので、飼い始めるときには、念入りに考える必要があります。
一番気を付けないといけないのは、舌を傷つけないことです。舌が傷つくとすぐに死んでしまうので、堅い食べ物などは十分注意しないといけません。長い間、愛情を注いで育ててきて、なついてきたのに、ちょっとした不注意で死なせてしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
なかなか、扱いづらい生き物のように思えますよね。
でも、しっかりと特性を知れば、決して難しい生き物ではありませんので、みなさんも、ぜひ一度、飼ってみてもらえれば、その愛らしさがわかると思います。
―――――――――――――――――――――

イース文化でのヤプーの育成法や、モラヴィアのパパーロみたいですね。
老人の養生法の本からの抜粋とは思えなくなります。

理由の部分を省略したり、現代の考え方からは少し眉唾に思える所をつなげたりして、違った印象にして遊んでみましたが、
本当は有用なことがたくさん書いてある本なので、誤解のないようにお願いします。



では、次回は、普段の調子に戻って、養生法について真面目に紹介していきます。

老人必用養草2(飲食について:総論、肉)

香月牛山

2019年4月17日(水)

前回に引き続き、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになります。

今日は食養生の部分を読んでみます。

【原文】
・飯はよく熟して中心まで和かなるをくらふべし。こわきはあしく、ねばるはあしく、煖なるによろしく、冷るによろしからず。夏月といふとも冷たる飯をくらふ事なかれ。冬月といふとも熱飯を喰事なかれ。飯にむかはば、あらかじめ何ほど食んと心にて定めて其分量にすぐべからず。老人は一口の食もおほきときは、その気に堪がたく、消化しがたく、養ふものを以て、かへりて害をなすなり。能々心得べき事なり。
・(前略)『素問』にも「五穀は養をなし、五菜は充をなす」とあるも、此こころなるべし。然れば、肉と野菜の類は、食よりもすこしく食ふべきなり。聖人も「肉はおほしといへども食の気にかたしめず」とのたまふ。ことはりふかき事なり。
 年老ては肉食にあらざれば気血をます事なしとて、鳥獣の肉を好んで食ふ類の人おほし。これ其理にくらき故なり。世俗の肉をもてやしなふといふ事をつのるは、その味の口にかなふによりてその性をほめ、一時の心よきをとるのみなり。

【訳文】
・ご飯はよく火を通して中心まで柔らかいものを食べるのがよい。堅いものや粘るものは悪く、温かいのがよく、冷たいのはよくない。夏であっても冷えたご飯を食べてはいけない。冬であっても熱いご飯を食べてはいけない。食べるときは、あらかじめどれだけ食べるか決めて、それより多く食べてはいけない。老人は一口でも多く食べると、食べ物の気に堪えられず、消化できず、身体を養うものでかえって害を与えている。よく心得るべきことである。
・(前略)『素問』にも「五穀は体を養い、五菜は体を補う」とあるのも、これを言っている。なので、肉や野菜などは、主食よりも少なく食べるのがよい。聖人も「肉を多く食べても、主食の気より多くはしない。」と言っている。深い道理があることだ。
 歳をとってからは肉を食べないと気血を増すことができないと、鳥や獣の肉を好んで食べるような人が多い。これは養生の方法を知らないためである。世間で、肉によって体を養うと言うことが多いのは、味がよいためにその性質をほめて、一時の快楽をとっているだけである。


 食養生の部分を読んでいると、冷えているものはいけない、量は少ないのはいけないが、多くてもいけないと頻りに書いてあります。今の日本ではありがたいことに、食べ物が不足することはほとんどないので、食べ過ぎにはよく気を付けないといけません。口のいやしいのにまかせて、どんどん食べていると、いずれ体を壊してしまいます。老人は体が衰え、何をするにも体の負担になるので、このように再三諫めているという理由もありますが、若い方、働き盛りの方こそ気を付けていただきたいです。体はまだ丈夫ですが、丈夫な内から心がけることで、健康なまま歳をとることができます。
 肉や野菜は主食より少なく食べるのがよいというのも最もなことです。体を動かすエネルギーは穀物からとり、肉や野菜は体を調えるために食べるものと考えるべきです。糖尿病などでは炭水化物を制限するのもいいですが、糖尿病でない人が考えないといけないのは、炭水化物の量ではなく、お米、肉、野菜のバランスと全体の量です。
 歳を取ってからは肉を食べた方が体が衰えないと言われますが、肉を食べる気にならない、胃もたれする方が多くいらっしゃいます。肉を食べるから体が丈夫になるのではなく、肉が食べられるほど胃腸が強いから長生きするんです。胃腸が弱くなるのは、歳をとると仕方のないことなので、漢方薬で強くしてもらえたらと思います。


さて、今回見た食養生の部分は、もう少しあるので、残りは次回ご紹介します。
次回は麺、お酒、お茶、タバコのお話です。

老人必用養草1(養老の総論)

香月牛山

2019年4月2日(火)

今回は、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになる本です。

「巻一、養老」の総論の一部分を読んでみます。
原文のあとに、私が適当に訳したものを記します。


【原文】
人わかき時は血気さかんに元気つよきゆへ、保養の術にうとく、私欲を恣にすといへども、おほくは妨なきに似たり。四十にも至る頃ほひより、つとめて保養せざれば、たちまち病を生じ、元気をそこなひその身を失ふなり。(中略)生まれつきて元気さかんに体つよき人も、四十已後の保養をしらづ、私欲を恣にすれば、父母より受得たる所の天年をたもたずして、死する類多し。

【訳文】
若い時は血気が盛んで元気なので、養生の方法を学ばずに欲の赴くままに行動しても、多くは何もないように見える。40歳にもなると、養生に励まなければ、すぐに病気になり、元気を損なって体をこわす。(中略)生まれつき元気がよく、体が強い人でも、40歳を過ぎてからの養生を考えずに欲のままに行動すると、両親からもらった本来の寿命を全うせずに死ぬ人が多くいる。

やっぱり、もとから身体が強い人は、普段の生活で無理をして、かえって寿命が短いことが、昔からあったんですね。
一病息災という言葉は的を射ていると感じます。持病があったり、身体の弱い人の方が、ちゃんと健康を気遣って、歳をとるとかえって周りの人より元気というのは実際によくあることです。
「自分は長生きはしたくない」という方もいらっしゃいますが、養生を怠ると、健康寿命が短くなる場合が多いです。なかなか、やりたい放題の生活からからコロリとはいけないものですので、養生はしておいた方がいいと思います。


【原文】
父母の怒の起るは、其心ざしにたがふよりはじまる事なれば、いかようの筋なき事なりとも、まづそのあやまりをたださず、色を悦ばしうし、声をやはらげ、時いたりてすこしくいさめづとも、時は父母もよく心得て怒るにいたらざるなり。

【訳文】
老父母が起こるのは、心にそぐわないことから始まる事なので、どんなに道理の通らないことでも、まずは誤りを指摘せず、顔を穏やかに、声を和らげれば、時間が過ぎて少しもいさめなくても、老父母もよく理解して怒ることはない。

この部分は、周りの人の老人への接し方について書かれてますが、これは認知症の老人に対する接し方と同じです。声を荒げずに穏やかに話しかけることが大切なんですね。
老人は気血が減り、外からの刺激に弱くなっています。ちょっとしたことで怒りやすくなっていることを理解して、周りが少し配慮してあげることでどちらも過ごしやすくなります。
自分に対する忠告にもなりますが、年老いた親をないがしろにせずに、誠意をもって接しないといけないと改めて思いました。


この他にも、衣食住、精神の修養など、いろいろなことがかかれていて、興味深いところがたくさんあるので、これから、老人必用養草の気になった箇所を少しずつ紹介したいと思います。

小児必用養育草3

2019.2.16

2019年2月15日(金)

さて、久しぶりに小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)を見てみます。
上の挿絵は、右がお食い初め、左がお宮参りの図です。
今回も本文には関係ありませんが、雰囲気を味わうために貼り付けておきます。


さて、今回紹介するのは、巻二の「生子養育の説」の一部です。
前回までは、あまり信用できない部分を紹介しましたが、
今回は現代でも役に立つ部分を紹介します。
原文に続いて、私が適当に訳した文を記します。


〈原文〉
 『保嬰論』に、「子を養育に十種の法あり。第一には、背を暖にせよ。二つには、腹を暖にせよ。三つには、足を暖にせよ。四つには、頭を涼しくせよ。五つには、胸を涼しくせよ。六つには、小児の驚きおそるるかたちの類を見する事なかれ。七つには、いまだ見しらぬ人を見せしむる事なかれ。八つには、啼事さだまらずして、乳を飲しむる事なかれ。九つには、軽粉、朱砂の類の石薬を飲ましむる事なかれ。十には、浴する事たびたびすべからず」と見えたり。

〈訳文〉
 『保嬰論』に、「子供を育てるのには十個のするべき事がある。一つ目は、背中を温かくすること。二つ目は、腹を温かくすること。三つ目、は足を暖かくすること。四つ目は、頭を涼しくすること。五つ目は、胸を涼しくすること。六つ目は、子供が驚き怖がるような見た目のものを見せないこと。七つ目は、見知らぬ人に合わせないこと。八つ目は、泣き止まない内は乳を与えないこと。九つ目は、軽粉、朱砂などの鉱物由来の薬を飲ませないこと。十は、湯浴みを何度もしないこと。」

 背中を温めるのは重要で、背中には膀胱経という気血の通り道があり、風邪(フウジャ)が入ってくる場所があります。風邪に侵されるとかぜになってしまうので、そこをしっかりと守るために、背中を温めるように言っています。
 頭を涼しくするのは、子供は陽(温めたり動かしたりするエネルギー)が盛んなので、大人より暑がりです。オーバーヒートしないように頭を冷やすということでしょう。


〈原文〉
 巣元方の説に、「初生の小児は、皮膚いまだ堅からず、衣を厚く重ねて温むべからず。温れば汗出やすし。汗出れは皮膚弱く成て、風を引やすきなり。常に衣を薄くすべし。背を冷やす事なかれ。衣を薄くする事は、初秋よりならはしむべし。漸々に寒くなるによりて、初秋より薄く仕馴て、次第次第に厚くして、冬にいたれは俄に寒きにいたらずして、寒に馴てよく堪るなり」といえり。心得べき事なり。

〈訳文〉
 巣元方という医師の説に、「生まれたばかりの子は、皮膚がまだ固くなく、厚着して温めてはいけない。温めると汗が出やすい。汗が出れば皮膚が弱くなり、かぜをひきやすくなるものだ。常に薄着にするのがよい。ただし、背中を冷やしてはいけない。薄着にするのは、秋の初めから慣れさせるのがよい。徐々に寒くなるにつれて、秋の初めから薄くすると馴れて、だんだんと厚くして冬になると、すぐに寒いとは思わなくなり、よく堪えられるようになる。」とある。心するべきことである。

 上でも話したように、子供は陽が多く、陰がすくないと言われています。つまり、体温が高くて活発に動くということです。体温が高いのに、厚着をするとすぐに汗をかいてしまいます。汗がでると、気も同時に出てしまいます。気は体の防御機能にも関わっているため、汗が出ることで、からだ表面の防御が弱くなり、かぜをひきやすくなります。
 では、冬はどうすればいいかというと、秋口から薄着に馴れさせていけばいいとあります。これは、大人も同じことで、秋口から薄着に馴れていくと、冬の寒さに強くなります。
ただし、冷え性で冬はいつも困っている方などは無理をせず、寒い時期は体を温めて気を付けて過ごしてください。

 古くからの子育て法には、現代ではしてはいけないことや、しても効果がないことなども含まれていますが、大切なこともたくさんあります。まだ科学的に証明できていないこともありますが、頭から否定せず、一度考えてみることが重要だと思います。

好物の夏の旬

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2018年7月23日(月)

豪雨災害から2週間が過ぎました。
幸いなことに、ハレノヴァスタッフ全員、大きな被害にあうことはありませんでしたが、みなさん、ご無事でしたでしょうか。
これ以上被害などがひどくならないこと、一日も早く普段の生活が送れるようになることをねがうばかりです。

関西は先週から梅雨明けしています。
これから暑い夏となってきます。
屋外、屋内どちらで過ごしても、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
知らない間に、熱中症になっていたという話しを良く耳にします。
水分補給は、喉が乾く前に、こまめに、少量ずつ とることがポイントです。

そんな熱中症対策に良い、夏の旬といえばみなさま、なにを思いつくでしょうか。
私は、中身の真っ赤な、トマト…でなく「スイカ」が大好物です。
毎年夏の楽しみで、スーパーに並んでいるのをみるとついつい手が伸びてしまいます。

スイカは「西瓜」と書きます。
あたりまえすぎて気づかなかったのですが、普通にスイカとは読めないなと今更ながら感じました。
調べてみますと、中国では西の地方からきた瓜だから、このような字になったという話があります。
また、日本のスイカというヨミは、中国での「西瓜」の発音が由来だそうです。

このスイカですが、生薬の1つにも載せられています。
西瓜(せいか)といいます。

夏の暑さによって体が熱くなった状態(ほてり)を冷ます、夏の暑さからくる、喉の乾きを癒してくれたり、尿の出をよくしたりすると掲載されています。

確かに、私個人の意見ですが、西瓜を食べた後は、喉の乾きも減り、トイレに近くなるような気がします。(気のせいかもしれません)

身近な、また好きな食材が生薬に含まれていると、生薬というものに親近感が湧く今日この頃です。
外が緑で割ると、色の違う中身が出てくる西瓜を、昔の人は奇妙に思いつつ、何かに効くだろうと思って食べたのでしょうか? 最初に食べようと考えた人は、すごいなといつも感心しています。

西瓜に限らず、夏の旬は身体の熱を取ってくれるといわれるものが多くあります。
旬のものをたくさん食べて、熱中症にならず、夏を楽しんでいきたいですね。

ちなみに、西瓜の皮も西瓜翠衣(せいかすいい)といわれ、西瓜とおなじように尿の出をよくしてくれるそうです。
今まで捨てていましたが、もったいないので、今度、浅漬けにして食べてみようかな。

植物のチカラで透明感のあるお肌に♪

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2018年7月9日(月)

太陽がまぶしい季節になりました。
紫外線によるお肌のダメージが気になる時期でもあります。
紫外線ダメージはお肌の老化にも関係し、UVケアや保湿はとても大切だといわれています。

今回はシミ、くすみが気になる方におすすめのオーガニック化粧品フィッツの「ブライトニング」シリーズと、お手入れの仕方をご紹介いたします。
「ブライトニング」シリーズは、8種類の植物成分を配合し、シミができにくいお肌へ導いてくれる商品です。

フィッツ化粧品の毎日のお手入れの基本は3ステップ
「洗う」→「うるおす」→「整える」

1:「洗う」
前回ご紹介したクレンジングミルク「レイドロネトワヤン」で洗うことで、お肌をしっとり柔らかくしてくれます。

2:「うるおす」
化粧水「ブライトニングローション」
日焼け後のお肌を再生し、しっかり保湿してくれます。

3:「整える」
クリームは2種類
「ブライトニングデイクリーム」なめらかなクリームタイプ
「ブライトニングナイトクリーム」こっくり濃厚なタイプ
お好きな使い心地や香り、朝晩で使い分けて選んでいただくこともできます

さらにスペシャルケアとして、週1~2回の角質ケア「ブライトニングゴマージュ」や毛穴のケア「ブライトニングマスク」もおすすめです。
古い角質や毛穴の汚れを取ることで、化粧水などがぐんと入りやすくなります。
お肌が明るくなるのも感じられると思います。
「ブライトニング」シリーズで、お肌のトーンアップ、シミケア対策を始めてみませんか?

テスターをご用意していますので、店頭でぜひ体験してみてください♪

むくみ、頭痛の原因? 湿邪とは

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2018年6月29日(金)

関東甲信越地方では梅雨明け?というニュースがありましたが、大阪は今日も不安定な天気、まだまだ梅雨なのかな、という感じです。

この梅雨の季節から夏にかけては湿気が多いため、漢方では湿邪(シツジャ)が亢盛になる時期です。
邪とは、身体に悪い影響を与えるもののことで、湿邪は水に関係する邪を指します。

湿邪の影響が強くなると、水に関係する不調が出やすくなります。
具体的には、むくみ、全身倦怠感、食欲不振、下痢、頭重感、頭痛、関節痛などの症状が出やすくなります。
また低気圧近付く、また、雨の日になると決まって身体の不調が出るという方は、元々身体の水のバランスが崩れている(崩れやすい)人ですので、より上記の症状が現れやすいのではないのでしょうか。

このような場合は、余分な水を身体の外に出す、崩れた水のバランスを調えるなど、水に対するケアが必要になってきます。
これらの不調の解消は漢方薬が得意とする分野でもありますので、気になる方は一度ご相談くださいませ。
薬はまで必要ないかな……という方にはオリジナルブレンドのお茶などもご用意できますよ。

本草綱目附図3

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2018年6月18日(月)

前回(4月16日)までは、本草綱目附図の合肥本を見てきました。
今回は、李時珍の息子たちが、他の本草書を真似て書いたという金陵本を見てみようと思います。
合肥本であんまり見分けが付かなかった魚たちはどうなっているでしょうか。

更に見分けが付かなくなってる。
これって間違い探しじゃないの?ニコリ製作じゃないの?
この本片手に同定は無理。余計に悩んでしまう。

書き込みが凄かった獅とか豹はどうでしょう。

何これ。ちょっとかわいい。ユガにやられた壁画みたい。豹は毛づくろいしてるネコっぽい。
よくよく見たら、気になることもある。象は口も耳も変だし、何か包帯巻いてるみたい。虎は鼻が変だし、模様がおかしい。あと、みんなこんなに掃除に使えそうな尻尾してたっけ。
細部を想像で補ってるんだろうな。でも、それがいい味を出してる。
右ページにある合肥本より手抜きの牛黄と、頭の毛がもっさり生えているラクダが気になるけど、左ページのかわいさに目が惹かれる。やっぱりたまらない。癒される。ずっと見ていられるわ。

さて、2種類の本草綱目附図を見てきましたが、どうでしたか。
本草綱目に少し興味が湧いてきましたか。
一旦、附図の話は終わります。
本草綱目は附図だけでなく、本文も気になるところがたくさんありますので、またの機会に、紹介したいと思います。