2016年10月1日(土)
兵庫県丹波市に日本一標高の低い分水界があるのをご存知ですか?
分水界とは、太平洋側と日本海側 に水の流れがわかれていく分岐点を指します。
以前から氷上町の国道175号を通るたびに「水分れ交差点」の標識が気になっていました。
この水分れの分岐点は水分れ公園の中に位置します。
公園の入り口から緩やかな坂道を5分ほど川沿いに上っていくとこの分岐点が見つけられます。標高95mと日本一標高の低い平野部にあるということで有名だそうです。水分れ公園の中には水分れ資料館や部(いそべ)神社もあり、ちょっとした散歩ができますよ。登山を目的に来られる人もいるようで、駐車場には登山案内図もありました。
この分岐点からちょうど70kmのところに日本海と太平洋があり、この水が両サイドの海に繋がっていると思うとなんとなく「へぇ〜〜〜」と思ってしまいます。
分水界とは少し関係ないですが、水は土壌によって色々種類がありますよね。昔は煎じ薬を作る時に体質に合わせた水質を選ぶこともあったみたいです。
丹波は栗・黒豆・お米など農作物が豊かな地域です。
食欲の秋・紅葉の秋・遠足の秋を楽しむのに少し出かけてみるのもいいかもしれませんね。