2016年10月8日(土)
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。今日から3連休でどこかに出かける方も多いのではないでしょうか。
先週私は、三重県にある「なばなの里」へコスモスとダリアのお花を見に行ってきました。
残念ながら、コスモスは台風の影響で倒れてしまったものも多くみられ、満開の状態を見ることができませんでしたが、
広場一面に広がる色とりどりのお花を見てたくさん癒してもらいました。
また、庭園を散策していたところ赤い実がなっている木を発見しました。
看板をみると山茱萸(さんしゅゆ)でした。
よく滋養強壮や夜間頻尿、口渇などで使われる八味丸(はちみがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などに含まれる生薬です。
日本への渡来は、享保7年(1722年)に将軍・徳川吉宗の命令により薬用として、朝鮮半島から種子を落ち込まれたのがはじめと言われているそうです。また、いちごやりんごなどのように偽果であるのが特徴的です。
日本では、よく公園や街路樹などにも植えられていることがあるみたいなので、
毎年秋になると赤い実をつける木を探すと山茱萸の木かもしれませんね。