大泉緑地公園にて

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2017年12月2日(土)

あったのかどうかわからない秋が過ぎて、一気に寒くなりました。
今年は、紅葉を見ていない。もうすぐ終わりだから、急がないと。と思い、堺市北区にある大泉緑地公園へ行きました。

‥‥いや、本当は布忍神社にあるイチハラヒロコの恋みくじを引くために松原市に行き、ついでに寄っただけなのですが、大泉緑地公園が素晴らしくて、そっちで時間を潰していました。
誰も私の恋みくじの結果なんて興味ないと思いますので、その話は飛ばします。

公園はとにかくものすごく広いです。地図を見てみたら、仁徳天皇陵の2倍くらいの面積がありました。

イチョウが黄色く色づき、一番の見ごろでした。

記憶力の維持のための、イチョウの葉のエキスが入ったガムやサプリメントが発売されています。
噛むことも歩くことも認知症予防にいいので、イチョウを見るために散歩に出かけて、イチョウのガムを噛むことで、認知症予防にイチョウが大活躍です。

イチョウの葉は同じ木から落ちたものでも、葉の形がそれぞれ異なります。
並べてみると、よくわかります。

すごくきれいなんですけど、やっぱり臭いですね。
あんまり近づきたくないです。

ラムズイヤーもありました。羊の耳みたいだからラムズイヤーという名前です。

お尻を拭くのにやさしく、しっかりぬぐえて良さそうです。
‥‥ああ、ダメですね。タモリ倶楽部の「お尻を拭きやすい葉っぱ図鑑」の回を見てから、
どの葉っぱがお尻を拭きやすそうか考えてしまいます。

公園内には、いろいろなエリアがあり、レモングラスやアップルミントなどのハーブが植えてある所や、賀茂ナスやオリーブなどの食材が植えてある所などいろいろあります。
辺り一面にハスが広がっている池もあり、7月の見頃の時期に一度来てみたいと思いました。

ここまで書いて、全然写真を撮ってないことに気づきました。
この日、ときどき小雨が降り、天気が悪く、あんまりカメラを出す気にならなかったんです。
すみません、次は、ちゃんと写真を撮ろうと思います。

風邪は予防が肝心です

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2017年11月11日(土)

日中は暖かい日もありますが、少しずつ寒さが厳しくなってきましたね。
1日の中で寒暖差が激しい日もあり、最近では風邪や鼻水、咳などでお店へ相談に来られる方が増えてきました。
風邪はこじらせる前の、おかしいかな?と思う段階で対処するのが、治りも早く一番です。

そんなおかしいかな?と思ったときに、おすすめなのが「バンランコン」。
バンランコンはアブラナ科の植物で、漢方では清熱解毒の働きがあると言われており、発熱や喉の痛みなどの諸症状の緩和によいとされています。
また近年では抗菌作用などの薬理学的研究もされています。

最近では粉末にしたものやお茶にした製品も販売されているので、普段の生活に取り入れやすくなっていますよ。
ご興味のある方は店舗にてお尋ねくださいませ。

最後になりましたが、今年もお店にクリスマスツリーを飾りました!
とても華やかですので、よろしければ見に来てくださいね。

おすすめ!「16種類の雑穀米」

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2017年11月4日(土)

糖質制限ダイエットは効果があるといいますが、お米好きの私はなかなかお米抜きには出来ません。

そこで、玄米は最近の炊飯器では比較的柔らかく炊けて、お通じにも良いので、せめてもと週に何回か玄米にしています。

そんな時、「16種類の雑穀米」を白米に混ぜて食べてみました。
なかなかおいしく、周りの評判もまずまずで、これもありだなと思ったので紹介します。

これが良いのは、もち玄米・もち黒米・もち麦など、もちタイプの穀物が多種入っているので、全体的にはもちもちしているのに、砕いた大豆などの歯ごたえもあり、早食いの私でも良く噛んで食べていて満腹感があることです。

また、白米と比較すると、食物繊維は21倍、抗酸化作用のあるビタミンEも10倍、カルシウムも7.6倍と、不足しがちな栄養素が豊富で、全て、国内産で安心です。

2~3合の洗ったお米に1袋を混ぜて炊くだけで簡単です。
一度、試してみてください。

雑穀米を使ったレシピも公開中
https://www.kigusuri.com/kampo/topics/topics-13.html

水毒に関するお話

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2017年10月28日(土)

秋雨と台風が続いて、晴れた日が少ないせいで、体調が悪い方も多いのではないでしょうか。
最近になって、現代医学でも天候により悪化する病気や症状があることが注目されています。
関節リウマチ、めまい、関節炎、頭痛などが挙げられますが、くもりや雨で悪化する病気は「水毒(すいどく)」が関係していると考えられます。
東洋医学では、体に水がたまる、偏って存在することで起こる病気があることを認識して、それに対応する薬を自然の中から見出してきました。

日本はもともと多湿な気候なので、日本人も体に水がたまりやすい性質があります。
秋は乾燥しやすい季節ですが、水を飲めば飲むほどいいわけではありません。
無理して水を飲んで、めまいやむくみが起こっていませんか。
年配の方は喉が渇いていると感じにくくなっているので注意が必要ですが、若い方は、渇きをちゃんと感じることができます。
喉が渇いたら、渇きが癒える分だけ飲む。それでいいのです。

積極的に水分を摂取している方は、飲む水の量を少し見直してみてはいかがでしょうか。


◆雨の日の長岡天満宮八条が池


◆八条が池の鯉 魚には水毒がないのでしょうか


◆長年の雨風で良い感じに苔むした木

潤い美人に♪

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2017年10月19日(木)

秋も深まり、紅葉が楽しみな季節が近づいてきました。
一方、体は、乾燥が気になる時期でもあります。
お肌の乾燥、かゆみ、空咳、便秘など気になることはありませんか?
潤い不足が原因になっていることも多いのです。
今回は、潤う、温かい飲み物のご紹介です。

<1人分>
豆乳 150ml〜200mlくらい
クコの実 5〜6粒(適量)
はちみつ 適量
(全てお好みの量でOK)
豆乳を温め、クコの実とはちみつを入れてかきまぜて出来上がり。
クコの実も柔らかくなり、優しい甘みで美味しいんです。

豆乳は血を補い、体に潤いを。
クコの実は血を補い、また目の疲れなどにもおすすめ。
はちみつは肺や大腸を潤し、お肌の乾燥や咳 、潤い不足による便秘に。
それぞれ良いと言われています。

ティータイムに、ぜひどうぞ♪

✳︎ 「はちみつ」は1歳未満のお子さまにはあげないでくださいね。

福知山の花

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2017年10月10日(火)

全国の都道府県や市町村では各地域のシンボルとして花や木・鳥などを使用しているのはご存知でしょうか?都道府県の花は1954年牧野富太郎先生、本田正治先生によって「郷土の花」が制定され、そのまま今に繋がっているとも言われています。

因みに都道府県においては、東京都・大阪府は下記の通りです。
東京都・・・木:イチョウ、花:ソメイヨシノ、鳥:ユリカモメ
大阪府・・・木:イチョウ、花:ウメ・サクラソウ、鳥:モズ

栃本天海堂の薬草圃場が京都府福知山市にあります。福知山市のシンボルの花は
漢方処方でもよく使われる『桔梗(キキョウ)』です。

福知山の圃場にも沢山の桔梗が栽培され、夏に開花します。スラット伸びた茎に艶やかな紫色の花をつけます。

漢方では、桔梗の根の部分を使用し、主な効果は去痰、止咳、排膿作用で、特に咳を止めや扁桃腺の腫れに使用されます。これから寒くなりのどの痛みを感じる季節となります。風邪の症状には早めに対処してください。

秋の乾燥対策に

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2017年9月8日(金)

こんにちは。9月に入り、暑さがずいぶん和らぐ日も出てきましたね。
肌寒い日もあるので気温の変化に気を付けて毎日を過ごしましょう。

さて店舗では今、乾燥対策におすすめの化粧品や漢方薬をディスプレイしています。
そのうちのひとつが「婦人宝」です。
婦人宝は漢方薬の中でもめずらしい液体タイプの漢方薬。
あっさりした甘さなので、とても飲みやすい味をしています。

「婦人宝」は漢方でいう「血(ケツ)」を補う働きがあります。
「血(ケツ)」は身体全体に栄養を供給して各組織を潤す働きや気分を落ち着ける働きがあります。
そのため、「血(ケツ)」が足りなくなると、潤いが不足して肌が乾燥しやすくなるのです。
このような場合の体質改善に婦人宝はおすすめです。

またお店では婦人宝以外にも様々な商品をご用意しています。
肌の乾燥トラブルも「血(ケツ)」以外の原因が隠れている場合がありますので、気になる方は一度店舗にてご相談ください。

河合神社とカリン

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2017年8月23日(水)

京都には、大きな古本市が年に3回あります。
そのうちの1つが、お盆のころ、下鴨神社の糺の森(ただすのもり)で行われる、下鴨納涼古本まつりです。
先日、古本まつりのために糺の森まで出かけたので、同じ糺の森にある、河合神社にも寄ってきました。

この神社には、神武天皇の母である玉依姫命(タマヨリビメノミコト)がまつられています。
玉依姫命は女性の美の神様として信仰されていて、多くの女性が訪れます。
ここには、全国でも珍しい、鏡の形をした鏡絵馬があり、表面に顔を、裏面に願い事を書いて納めます。
休憩所では、美人水というカリンのジュースを飲むことができます。
このカリンは、下鴨神社の葵の庭でとれたものが使われているそうです。

カリンは、生薬としても使われ、去痰や鎮咳の効能がありますが、漢方薬よりも、のどあめのイメージが強いです。
カリンは秋に実が成熟するので、今は小ぶりの実がちらほらみつかります。
境内にある木にも実がなっていて、これから大きくなっていくのがわかります。
ちなみに、樹皮がこのようにめくれるのは、カリンの木の特徴です。

私は、お参りを済ませた後、絵馬は恥ずかしいので(『ムカエマの世界』を書いた、みうらじゅんのような人たちに見られてしまうので)、美人水だけ味わってきました。
甘さ控えめで、スッキリとして、夏の暑い日でもおいしくいただけます。
今の季節は、美人水のシャーベットもあり、糺の森の木陰で味わうシャーベットというのは何とも風情があり、穏やかな気分になれます。

夏の京都にお出かけの際は、ぜひ糺の森まで足を運んでください。

漢方生活始めてみませんか♪

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2017年8月8日(火)

今回は、本のご紹介です♪
タイトルは「ゆるい生活」。
本のカバーは、漢方薬の袋のようになってます。

著者である「郡ようこ」さんが、突然のめまいにおそわれて、漢方薬局を訪れることで始まる実録エッセイです。
漢方薬はもちろんのこと、アドバイスを受けながら自分でも生活習慣を変えていく事で体調を改善していく様子がリアルに描かれています。
何度も漢方薬局に通い、自分の体質に向き合い奮闘します。「甘いもの」「冷え」「ためやすい」などもキーワードです。
そのやりとりが、時にはちょっぴり厳しくも激しくもあり(笑)、それでいてまたゆるやかで絶妙なんです。
ご興味ある方はぜひ読んでみて下さいね。

ひとりひとり、体質が異なります。それによって漢方薬なども変わります。
漢方生活始めてみませんか♪

夏期休業日のお知らせ

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2017年8月5日(金)

漢方薬局ハレノヴァの夏期休業日をお知らせいたします。

夏期休業期間/8月11日(金)~8月16日(水)

期間中、メールでのお問い合わせは受け付けておりますが、お返事は8月17日(木)以降となりますので、予めご了承くださいませ。

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

漢方薬の効果 

2017年7月29日(火)

今日はハレノヴァに来店されたお客様の症例をご紹介します。

来店きっかけ:友人の紹介
「妊娠を望んでいるが、1年前から体調が悪くなかなか妊娠に恵まれない」との悩みから漢方薬を使って体調を整えたいと来局されたました。
最初の問診より、普段の生活、身体の不調、ストレス状態などを確認し体調を整えることを優先した漢方薬を煎じ薬で服用を開始しました。2週間後の来局の際、身体の変化が見られ「1週間ほどでいつもの不快感がなくなり、食欲が出てきました。」とおっしゃられ「もっと早くに漢方薬を試せばよかった」とお声をいただきました。その後も継続して漢方薬を続けていただき、また妊娠に繋がる体調作りへ整えていきました。
約9か月ほどで妊娠の報告を受け今はゆっくりと生活されているとのことです。まずは身体の不調を整えることが大切ですね。
スタッフ一同非常にうれしく、元気なお子さんを出産されることを心から楽しみにしています。

身体の不調でお困りの方、漢方薬について知りたい方、、また自然の力を使ったお薬を服用されたい方、お気軽にお越しください。

ハーブコーディアル

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2017年7月22日(土)

あっという間に梅雨明けですね。
梅雨の間も暑い日が多かったですが、これからはますます暑くなる日が増えそうです。
熱中症には充分注意をして元気に毎日を過ごしましょう。

さて、今回ご紹介するのはハーブコーディアルというドリンク。
ハーブというと少し独特の味が苦手、という人もいるかもしれませんが、バランスよく色んなハーブをたっぷり凝縮したこのコーディアルは変なクセがなくてとっても飲みやすい♪
そして見た目もカラフルで目にも楽しめますよね!

今の季節でしたら冷たいお水や炭酸水でわって飲むとスッキリとした味わいに。
またお腹を冷やしたくないという方にはお湯わりがおすすめ。
他にもお酒でわったり、ヨーグルトに混ぜたりと、色々な楽しみ方ができます。

私もこのコーディアルが好きなのでよく飲んでいます。
今日はエルダーファミリーの水わりにしてみました。
エルダーファミリーは甘めの味なのですが、甘ったるくはなく、すきっと飲めます。

夏のおすすめお手軽ドリンクとしていかがでしょうか。

梅雨

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2017年7月12日(水)

梅雨は湿度が高く温度差もあり、苦手な人が多い季節です。
体が重だるく、頭痛がしたり、食欲がおちて胃腸の調子が悪くなったり、膝が痛くなったりしませんか?
湿度が高く汗として発散しにくいうえに、暑さからついつい冷たいものをとりすぎたり、冷房で冷えすぎたりすることで、水分の代謝が悪くなっていることも一つの原因と考えられます。

冷たいものや脂っこいもののとりすぎは、胃腸の働きを低下させ、むくみにもつながるため、気を付けた方が良いです。冷たい麺類などあっさりしたものばかり食べがちになりますが、タンパク質はしっかり摂るよう心がけましょう。
しそ、ねぎ、しょうがなどの香味野菜は体を温めますし、食物繊維の多い雑穀類や海藻類、根菜類は水分の排泄を助けるので、おすすめ食材です。

又、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動で適度に汗をかき、代謝をよくすることも大切です。

漢方薬は滞った余分な水分を取り除き、巡りを良くするのが比較的得意です。
この時期に体調が悪くなる方は、胃腸の機能が弱く、水分の代謝が悪いのかもしれません。
気になる方は、一度ご相談ください。

植物園にて

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2017年7月1日(土)

先日、大学の植物園へ行ってきました。

自宅から電車で1時間強、歩いて2時間の距離にあり、健康のために、行きは歩いて行きました。
暑い暑いとつぶやきながら、電車で行けばよかったと後悔しながら、何とか着きました。
クチナシの花が見ごろで、キレイに咲いていました。

ハーブティによく使われるレモングラスも腰の高さくらいまで、立派に育っていました。

ハスの花はまだ咲いておらず、つぼみが2つほどみられるだけでした。ハスは実を「蓮肉」または「蓮子」などと呼び、漢方処方に使われ、下痢や不眠などに用いる処方に入っていますが、実がなるのはまだまだ先です。

ぶらぶらと園内を回っていて、カルドンが気になりました。背が高く、人を寄せ付けないトゲだらけの姿。
調べてみると食べられるようで、アーティチョークに似た味だそうです。
私はアーティチョークを食べたことがないので、全く味が想像できませんが、食べられるものは食べてみることを、行動原理のひとつとして置いている私としては見逃せません。
食べ方、食べごろを詳しく調べて、もらいに行こうと思います。

あ、その前に、ハスの花が咲いた頃にまた行かないと。

アマチャの花

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2017年6月20日(火)

梅雨の晴れ間に、大学の薬用植物園に行って来ました。
木々の緑が深まり、たくさんの植物が花を咲かせ、実をつけていました。
その中でアマチャの花に目を引かれました。アジサイ科の植物で紫陽花によく似た可愛いお花です。
お釈迦さまの誕生日を祝う行事にも使われる「甘茶」として、ご存知の方が多いのではないでしょうか。

「甘茶」は字のごとく甘い茶のこと。
アマチャの葉はそのままでは苦く、葉を発酵、乾燥させるなどの手を加えることによって甘味が出ます。
その甘味成分は「フィロズルシン」でお砂糖の約400倍ともいわれており、甘味料としても使われています。
ちなみに「甘茶」のおいしい飲み方ですが、
「甘茶」の葉の量は水1リットルに対して2~3g程度と少なめにすることが大切です。たくさん入れすぎないようにご注意くださいね。

他にも多くの植物を観察して回りながら、植物からパワーをもらい、リフレッシュして来ました♪
そして植物からの恵みに改めて感謝する一日となりました。