生薬にまつわる「竹」

2019年4月27日(土)

先日、ほりたて、ゆでたてのタケノコをいただきました。

水煮やごはんやさんでいただく調理されたかたちでは
みたことがありますが、丸々いただくのは初めてでした。

台所に立ち、
先っぽの方(色の濃い部分)が堅い!とか
たまねぎのように、どこまでもするする剥けてしまう、マトリョーシカや!と
ひとり突っ込みながら
タケノコの炊き込みご飯づくりに勤しんでいました。

さて、前置きのタケノコはこのくらいにして生薬の話に移ります。

残念ながらタケノコ自体は生薬に含まれていないので、
「竹」が名前に含まれている生薬をこの機会に調べてみました。
ざっと5つ紹介します。

「竹葉(チクヨウ)」「竹如(チクジョ)」「竹瀝(チクレキ)」「淡竹葉(タンチクヨウ)」「玉竹(ギョクチク)」

これらがすべて竹由来の素材で、同じ種類の竹なのかと思いきや
そうではありません。

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老人必用養草2(飲食について:総論、肉)

香月牛山

前回に引き続き、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになります。

今日は食養生の部分を抜粋して読んでみます。

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疲れたり、むくんだりする脚にシュッとスプレー♪フットスプレーのご紹介です。

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2019年4月13日(土)

4月、新しい元号も発表され、また新年度がスタートしました。

新入生や新社会人の方は、新しい環境になり、こころもからだも緊張しやすかったりするのではないでしょうか?
緊張すると呼吸も浅くなりがちになるので、ゆったりと深呼吸をこころがけたり、こわばりやすいからだをストレッチでのびやかにしてあげましょう。お好きな香りでリラックス、リフレッシュすることもオススメです。
実は、焦りそうになったときこそ、あえてゆったりとゆっくり動く、行動するというのも自律神経を乱れさせないポイントなのです。
春を過ごしやすくする養生のひとつです。お試しくださいね。

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老人必用養草1(養老の総論)

香月牛山

今回は、『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は、以前に紹介した『小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)』の香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになる本です。

「巻一、養老」の総論の一部分を読んでみます。
原文のあとに、私が適当に訳したものを記します。

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春はリラックス&リフレッシュ

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2019年3月22日(金)

「花粉症」というワードを毎日耳にします。
今年は目の痒みなど、目にひどく症状が出る方が多い印象を受けます。

春が近付き、気温が高くなり始めました。
暖かくなると、寒かった今までよりも、体の機能も気持ちも、活動が盛んになります。
いろいろなことが動き出す時期でもあります。

春になると気持ちがウキウキするというのもその一つですね。

加えて、体の反応も敏感になりやすい時期です。
花粉症などの症状が余計に、ひどくなりやすいと考えられます。
マスク、手洗い、洗顔など外のほこりからの刺激への予防は
まだ怠らずしっかりなさってください。

逆に春にはとりわけ、なんてないんだけれど、
気分が沈みがちという方もいらっしゃいます。春霞のイメージでしょうか。
このようなときは、無理やり「自分がいけないんだ」と思い込まず、
「この季節が来たんだなぁ」と季節のせいにしておおらかにかまえておくのもよい方法です。
自分のせいとは思わないでください。
そう考えてしまうと、余計に気持ちを沈み込ませ、悪循環に陥りやすくなります。

気持ちの高まりも落ち込みも、どちらも
気持ちが、いつもの状態より偏っていると考えられます。
上手く巡らしてあげることで、その偏りを改善することにつながります。

気持ちを巡らせる方法として、
・食事、お茶などに香りのよいものをとりいれ、リラックスする

・体をすこし動かしてみる
例えば、隙間時間に、肩をまわす、手首、足首をまわす、散歩にでかけるなど

・深呼吸すること
目をつぶって深く息を吸い、吐くことに合わせて
気持ちをゆっくり、徐々に下ろすイメージでおこなってください。

薬局でも、この時期に合わせた、気分をリフレッシュさせてくれる
ハーブや植物をとりいれたブレンドティーをご紹介中です。

三寒四温を思わせる天気が続きます。
服装の調節が難しいですが、楽しく花見をするために
風邪をひかないように気を付けましょう。
みなさまもお気を付けください。

ゴールデンウィークの休業日をお知らせします

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2019年3月20日(水)

漢方薬局ハレノヴァのゴールデンウィーク休業日をお知らせいたします。

ゴールデンウィーク休業期間:
2019年4月28日(日) ~ 2019年5月6日(月)

ゴールデンウィーク休業期間中は、メールでのお問い合わせは受け付けておりますが、
お返事は5月7日(火)以降となりますので、予めご了承くださいませ。

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

ホワイトデー

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ホワイトデーが近づきました。

ホワイトデーがなぜホワイトなのかはちょっと調べきれませんでした
(ご存知の方また教えてください)
ただはじまりとしては、バレンタインデーでチョコレートの贈物を受けた男姓が
お返しの意味を込めて、キャンディーを贈る日として飴菓子業界が策定した日だとか。

第1回は1980年。
今年でホワイトデーは32歳なんですね。

ホワイトつながりで「白」の漢方薬の話題です。

その漢方薬の中身がこちら(画像)です。

まっ白い生薬の正体は「セッコウ」です。

この漢方薬は、白虎湯(びゃっことう)といいます。

中国史や、ゲームがお好きな方は白虎ときいて
ピンと名前の由来が浮かぶと思います。

そうです、四神です。

西の白虎、五色の「白」。

実際にこの漢方薬も画像の通り、真っ白のセッコウが多量に含まれいます。
このことから白虎湯と命名されたのかもしれません。
(*できあがりの煎じ液は真っ白にはなりません。)

西洋薬の名前の由来も調べてみると色々考えられて、名付けられているものも多くあります。
例えば、痛み止めのカロナールは「痛みがとれ軽(かる)くなる」いう薬の効果から命名されたそうです。

他にも、この時期におなじみ、アレルギー性鼻炎に対して使われる「ザイザル」(Xyzal)があります。
この由来はアレルギー疾患に対する最終兵器との意味を込めて「XYZ」の文字を入れたのだそうです。
それだけ、アレルギーをいかに抑えるかに悩まされていたのかと思ったネーミングです。

また最近、私はCMでよく耳にする「ドリエル♪」は「dream well(良い眠り)」に由来しているとのこと。

漢方にせよ西洋薬にせよ、名前の由来を調べるのは楽しいです。

白虎のみならず、もちろん青龍、玄武が名前の由来の漢方薬はあります。
ご紹介はまた次回にでも。

最後話がそれましたが、ホワイトデーには忘れないようにお返しをしようと思います。

春のストレスから夏の不調に

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2019.3.9

梅も見頃となり、啓蟄が過ぎて日中は過ごしやすい日が続いています。

気温が上がり、いろいろな生き物が動き出す春は、休んでいた草木も生長を始めます。
凝り固まったものが動き出すこの季節に、体の中の陽気が伸びやかになれないと、心や体に不調が出てきます。

ストレスのせいで、陽気の流れが悪くなると、疲れやすい、むくみ、喉の違和感、胸やお腹が張るなどのいろいろな不調が出てきます。
また別に、陽気が頭へ昇ってしまうと、頭痛、冷えのぼせ、不眠、イライラなどの不調が出てきます。

こういった症状に気づいたら、体を動かし、気の巡りをよくするのと同時に、漢方薬でさらに動きをよくしてあげることで、早めに対処してください。

春のストレスをその時に退治しないと、夏の不調につながります。

春に体の表面まで出てこないといけない陽気が内にこもったまま、夏を迎えてしまうので、体の表面が冷えてクーラーに負けやすくなります。
その一方で、汗が出にくく内側の熱が発散されないので暑さに倒れやすくもなります。

温暖化の影響で、年々暑さが厳しくなり、夏の外と室内との温度差は大きくなっています。
この温度差が体にかなりの負担をかけるので、夏に体調を崩さないために今から体を調えましょう。
春に気の巡りが悪いことが、夏に体を壊す要因のひとつになるため、漢方薬や運動で先手を打ってください。

肌にも花粉症対策を

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もうすぐ春ですね♪

お肌のトラブルはありませんか?
春先になると、お肌が敏感になりやすい、粉がふいたようになる、痛いくらいに乾燥する、こんなお悩みの方も多いようです。

今回は、お肌本来の保護力をサポートし、乾燥したお肌や敏感になったお肌を落ち着かせる、オーガニック化粧品フィッツの「フィッシマ シリーズ」をご紹介します。
アトピーの方や花粉症でお肌が敏感になっている方にもおすすめですよ。

「フィッシマ シリーズ」はどの商品にも「アルガンオイル」が入っています。
アルガンオイルは保湿、保護力が高く、超乾燥肌、敏感肌の方に特におすすめです。また、ビタミンEを豊富に含むので、抗酸化作用などお肌にも嬉しい働きがあります。

シリーズにはボディ用とフェイス用の商品があります。

ボディ用
フィッシマクリームウォッシュ:クリームタイプのボディ洗浄料。潤いをあたえながら汚れを落とします。

フェイス用
「フィッシマセラム」:オイル美容液 
「フィッシママスク」:クレイマスク 
「フィッシマフェイシャルクリーム」:フェイスクリーム

フェイス用には、肌への浸透力も高く、保湿効果の高い「ヘンプオイル」も入って、アルガンオイルとダブルの効果でしっかりとお肌を保護しながら、乾燥し炎症などのトラブルを起こしやすいお肌に働きかけます。鎮静作用のあるラベンダーオイルも入っています。

100%天然由来成分のみでつくられています。

お肌に合うか心配な方もいらっしゃるかと思います。
ハレノヴァではテスターをご用意していますので、ぜひお気軽に試しになってくださいませ。

お待ちしております。

小児必用養育草3

2019.2.16

2019年2月15日(金)

さて、久しぶりに小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)を見てみます。
上の挿絵は、右がお食い初め、左がお宮参りの図です。
今回も本文には関係ありませんが、雰囲気を味わうために貼り付けておきます。


さて、今回紹介するのは、巻二の「生子養育の説」の一部です。
前回までは、あまり信用できない部分を紹介しましたが、
今回は現代でも役に立つ部分を紹介します。
原文に続いて、私が適当に訳した文を記します。


〈原文〉
 『保嬰論』に、「子を養育に十種の法あり。第一には、背を暖にせよ。二つには、腹を暖にせよ。三つには、足を暖にせよ。四つには、頭を涼しくせよ。五つには、胸を涼しくせよ。六つには、小児の驚きおそるるかたちの類を見する事なかれ。七つには、いまだ見しらぬ人を見せしむる事なかれ。八つには、啼事さだまらずして、乳を飲しむる事なかれ。九つには、軽粉、朱砂の類の石薬を飲ましむる事なかれ。十には、浴する事たびたびすべからず」と見えたり。

〈訳文〉
 『保嬰論』に、「子供を育てるのには十個のするべき事がある。一つ目は、背中を温かくすること。二つ目は、腹を温かくすること。三つ目、は足を暖かくすること。四つ目は、頭を涼しくすること。五つ目は、胸を涼しくすること。六つ目は、子供が驚き怖がるような見た目のものを見せないこと。七つ目は、見知らぬ人に合わせないこと。八つ目は、泣き止まない内は乳を与えないこと。九つ目は、軽粉、朱砂などの鉱物由来の薬を飲ませないこと。十は、湯浴みを何度もしないこと。」

 背中を温めるのは重要で、背中には膀胱経という気血の通り道があり、風邪(フウジャ)が入ってくる場所があります。風邪に侵されるとかぜになってしまうので、そこをしっかりと守るために、背中を温めるように言っています。
 頭を涼しくするのは、子供は陽(温めたり動かしたりするエネルギー)が盛んなので、大人より暑がりです。オーバーヒートしないように頭を冷やすということでしょう。


〈原文〉
 巣元方の説に、「初生の小児は、皮膚いまだ堅からず、衣を厚く重ねて温むべからず。温れば汗出やすし。汗出れは皮膚弱く成て、風を引やすきなり。常に衣を薄くすべし。背を冷やす事なかれ。衣を薄くする事は、初秋よりならはしむべし。漸々に寒くなるによりて、初秋より薄く仕馴て、次第次第に厚くして、冬にいたれは俄に寒きにいたらずして、寒に馴てよく堪るなり」といえり。心得べき事なり。

〈訳文〉
 巣元方という医師の説に、「生まれたばかりの子は、皮膚がまだ固くなく、厚着して温めてはいけない。温めると汗が出やすい。汗が出れば皮膚が弱くなり、かぜをひきやすくなるものだ。常に薄着にするのがよい。ただし、背中を冷やしてはいけない。薄着にするのは、秋の初めから慣れさせるのがよい。徐々に寒くなるにつれて、秋の初めから薄くすると馴れて、だんだんと厚くして冬になると、すぐに寒いとは思わなくなり、よく堪えられるようになる。」とある。心するべきことである。

 上でも話したように、子供は陽が多く、陰がすくないと言われています。つまり、体温が高くて活発に動くということです。体温が高いのに、厚着をするとすぐに汗をかいてしまいます。汗がでると、気も同時に出てしまいます。気は体の防御機能にも関わっているため、汗が出ることで、からだ表面の防御が弱くなり、かぜをひきやすくなります。
 では、冬はどうすればいいかというと、秋口から薄着に馴れさせていけばいいとあります。これは、大人も同じことで、秋口から薄着に馴れていくと、冬の寒さに強くなります。
ただし、冷え性で冬はいつも困っている方などは無理をせず、寒い時期は体を温めて気を付けて過ごしてください。

 古くからの子育て法には、現代ではしてはいけないことや、しても効果がないことなども含まれていますが、大切なこともたくさんあります。まだ科学的に証明できていないこともありますが、頭から否定せず、一度考えてみることが重要だと思います。

男の人こそ肌ケアを!(もちろん女性も)

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2019年2月8日(金)

スタッフとのある日の会話で、
男性は女性よりも、特に顔について、刺激をうけているね
という話題になりました。

なぜなら、
女性のシェービングは、服で隠せるところが多く、ある程度なまけ(?)ることができますが、
顔のひげは、なかなか隠せず、頻繁な手入れの回数となります。
つまり、肌への刺激は意外と多いのです。

ですので、今回はそんな男性にむけて
肌と「美人」の話題を。
ここでいう「美人」は「雰囲気や感じがいい人」というイメージです。
もちろん、女性も読んでくださいね。

肌の質を上げれば、「美人」さんにつながると考えます。
肌、特に顔の部位は、
体の中で、外に一番さらされているところであり
顔は人に会ったとき、初めに、印象が伝わるところです。

肌は、余計な外からの物質が、からだの中に入ってくるのを
防いでくれているところですが、
日々の外のほこり、洗顔などでいつも刺激にさらされています。

そのため、
肌の質が良くなりますと、外からの刺激に
ちょっとやそっとでは負けないようになります。
刺激や痒みで、イライラすることが少なくなると、余計なストレスも
たまりにくくなります。

また、鏡の前で、「荒れていない」顔をみることは
嬉しい気持ちになります。

イライラよりは、にっこり、嬉しい顔をしている人のほうが
「美人」さんです。
嬉しい気持ちは心を豊かにしてくれ、一日の頑張りにもつながります。

次に、
顔の印象と肌について。

肌の潤いやキメは、肌にあたる光の反射の具合にかかわり、
顔の印象に影響をあたえます。

そのため、肌が潤いキメが整うと、
毎日、顔をあわせたときの第一印象や、笑顔の雰囲気に違いがでてきます。

さわやかな顔であいさつを受けて、嫌な人はそうはいないでしょう。
ビジネスで、印象は大事です。
特に女性は、「なにか感じがいい」という「雰囲気」に敏感な気がします。
女性からの印象はよくなるかもしれません。もちろん男性からも。

このように、特に「顔」の肌を、お手入れすることは日々の小さな幸せになるので、
ぜひ労わってあげてください。
自分の小さな幸せは、雰囲気を通じて、周囲にもいい影響を与えます。

ここでPHYT’S menを使用すると、さらに+αいいことがあります。

それは、とても気持ちのよい香りがするところです。

「香り」は「くさい」と思われる方も多いと思いますが、
PHYT’Sの香りは、ふわっと香った後、自然に消えていきます。
変に鼻に残ることもありません。

PHYT’Sのいいところその1
この「香り」そのものによって、リラックスできるということ

PHYT’Sのいいところその2
香りをかぐという動作により
知らず知らず、「鼻」から「深く」呼吸ができること。

つまり、
自然と深呼吸につながり、気持ちや体の緊張をときほぐします。
緊張がほぐれると、余裕のある心で物事に取り組むことができます。

リフレッシュした心と体で、挨拶ができると
周りの人と、いい雰囲気、いい環境をつくりだせるきっかけになります。

植物の香りは、あまり興味をもつことはないかもしれませんが、
このような良い面がたくさんあります。

素敵な友人、彼氏さん、旦那さん、お父さんをより魅力的に!
といたわる方のプレゼントのひとつとしても、PHYT’S menはおすすめです。

今よりもっと、雰囲気さえも美人(魅せる男)に!とこっそり
心の中で、思っていらっしゃる貴方へ。
そのツールの1つとしてPHYT’S menが応援します。

最近花粉も飛び始めました。
顔全てをマスクで隠せるわけではありません。
男性も女性も、はやめはやめの対策として、肌の質を、よくしていくこと。

これで、今年の春の過ごし方も変わると思います。

肌をいたわることで「美人」さんになれますように。

牡蠣は何と読みますか?

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2019年2月2日(土)

最近、街の中を歩いていると「牡蠣」というのぼりが目につきました。
「牡蠣」という字は、目にした瞬間、「かき」とお読みになると思います。

しかし、私はどういうわけか、
「ボレイ」という読み方が、頭に浮かんできました。

生薬にだいぶ触れているせいかなぁとしみじみ思った今日この頃です。

今回はそんな「牡蠣」について。

牡蠣(かき)の身は、海のミルクと呼ばれるように、ミネラルなどが豊富で、
栄養たっぷりの冬の味覚の一つです。
ピンと張り詰めた、寒さが染み渡るこの時期ならではの食べ物ですね。

この牡蠣を「ボレイ」と読みますと、牡蠣(かき)の殻のことを指し、
生薬の1種として扱われます。

なぜ、他の貝ではなく、
牡蠣(かき)の殻を薬として目を付けたのかは、不思議なところです。
(ただ、貝殻はよく、土壌に撒いたりして使用されるので、
そういったところからも発想に至ったのかもしれないません。)

漢方の考えでは、ボレイは
「重鎮安神(じゅうちんあんじん)薬」に分類されます。
安神とは「心が落ち着いている状態」と考えてください。

漢方薬のなかにおいても、驚きやすい、不安、不眠を訴える方に
使用されるものに含まれてます。
昔々に、貝殻に上記のような力を見出したことには感心します。

あくまで個人的な想像を膨らませてみますと、

貝殻には、重さがあります。
漢方薬を作る際は砕かれているものを扱いますが、量をあつめると、
その手にずっしりとした重さを感じます。

このずっしりとした感覚が、「鎮める」につながり、
さらに、気持ちを平静な自分自身へ「落ち着かせる、冷静にさせる」ことになったのでしょうか。

よく眠たくなると、うつらうつらすると思います。
このとき、まぶたは下がりかけています。
まぶたが「重く」なるともいわれる状態です。

つまり、ずっしりとしたもので、まぶたを重くする→眠たくする

という発想かもしれないなぁとふと思いました。

その他では、胃酸過多に用いられる薬に含まれてもいます。
こちらの用いられ方はおそらく、殻の主成分が炭酸カルシウムであり、
それが胃酸を中和する働きをもつためだと考えられます。

普段は私たちの口の中には入らない、牡蠣の殻ですが、
食卓の話題の一つにもなる(?)ので
この殻が漢方薬として利用されているものなのだと思いつつ、
旬の牡蠣(かき)を召し上がってみてください。

召し上がる際は、くれぐれも、お腹をこわさないように気を付けてくださいね。

まだまだ寒い季節です。
風邪には油断なさらず、防寒などしっかり対策して
お過ごしください。

バレンタインプレゼントにもどうぞ♪

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2019年1月24日(木)

唇の乾燥は気になりませんか?
外では冷たい空気にさらされ、暖房のきいた部屋の中は乾燥、なかなか唇も大変なのです。

今回は乾燥する唇にオススメの商品「フィッツ フィッシマ リップスティック」のご紹介です。
アルガンオイル配合、ビタミンEを豊富に含み、乾燥からしっかりと守り、荒れやすい唇を保護しやわらかな唇に導いてくれます。

女性の方ならスキンケアの延長で、メイク前にも塗っておくと口紅を塗るころには潤う唇になっています。
口紅はよれず、潤うのにべたつかず、下地としてもお使いいただけます。
また意外と男性の方も、唇の乾燥に悩んでいると聞きます。
ついついなめてしまい、乾燥がひどくなる方もいらっしゃいます。
100%天然由来成分のみでつくられたリップスティックで、乾燥が気になるときにいつでもお使いいただけます。
ココナッツオイルのほのかな香りで男性の方にもオススメです。

バレンタインのプレゼントにチョコと一緒にいかかでしょうか?

フィッツ商品をはじめ、漢方商品なども健康を気遣う方へのプレゼントとしてもオススメです。
またお好きな商品をラッピングさせていただきます。

お気軽にお声かけください。

春の七草と七草粥

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2019年1月5日(土)

セリナズナ ゴギョウハコベラ ホトケノザ スズナスズシロ これぞ七草

江戸時代の書物ある、春の七草を和歌にしたものです。七草を空で言えない方は、これ以降の文はどうでもいいので、これだけ覚えて帰ってください。

さて、元旦から数えて七日目を「七日正月」といい、朝に七草粥を食べるのが慣わしとなっています。本来は、いわゆる旧暦を元にするので、1月下旬から2月上旬あたりに食べます。

ナズナはぺんぺん草、ゴギョウはハハコグサとも呼ばれます。また、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことです。
勘違いしやすいのがホトケノザで、現在の標準和名のホトケノザではなく、タビラコという植物です。
食べたことがありませんが、あのホトケノザは、毒はないけど味もなく、おいしくないらしいです。

七日、七草と、なぜ七が並んでいるのかというと、中国や日本で、七は「吉数」とされるからです。
七福神や七賢など、いろんなものごとに使われます。パチンコの7もこれが由来なのかと思いましたが、ラスベガスのスロットを元にしたみたいで、どうやら違うようです。

冒頭に挙げた七つの植物だけが七草と決められ古くから七草粥として食べられているわけではなく、江戸時代にもまだ統一されていませんでした。
一年で最も寒さの厳しい時期なので、手に入る若菜が少なく、地域によっても差があったようです。

七草粥の効能については、冬には汗をかかないため、体内にナトリウムがたまり、それに伴って水も溜まる。
その結果、血圧上昇やむくみなどが起こる。
若菜はカリウムが豊富であり、カリウムはナトリウムが尿として出ていくのを助けるので、冬に溜まった余分な水を体から追い出す。といった考えがあります。
七草を個別にみると、尿の量を増やす、痰を除く、胃腸の調子を調える、消化を助けるなどの作用があり、春に向けて、体の中の余分なものを取り除き、胃腸を整える狙いがあるのだろうと思います。

仕事が忙しい方や、ひとり暮らしの方は、行事食を食べることが少なくなってしまうと思いますが、これを読んだことをきっかけに、少し興味をもってもらえれば嬉しいです。

年末年始休業・臨時休業・営業時間変更(臨時)のお知らせ

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2018年12月19日(水)

漢方薬局ハレノヴァの年末年始休業日、臨時休業および12月28日(金)の営業時間変更をお知らせいたします。

年末年始休業期間:
平成30年12月29日(土) ~ 平成31年1月3日(木)

臨時休業日:平成31年1月12日(土)

営業時間変更日(臨時):平成30年12月28日(金)  10:00 ~ 13:00

年末年始休業期間および臨時休業日中、メールでのお問い合わせは受け付けておりますが、お返事は1月4日(金)以降となりますので、予めご了承くださいませ。

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。