ホワイトデーが近づきました。
ホワイトデーがなぜホワイトなのかはちょっと調べきれませんでした
(ご存知の方また教えてください)
ただはじまりとしては、バレンタインデーでチョコレートの贈物を受けた男姓が
お返しの意味を込めて、キャンディーを贈る日として飴菓子業界が策定した日だとか。
第1回は1980年。
今年でホワイトデーは32歳なんですね。
ホワイトつながりで「白」の漢方薬の話題です。
まっ白い生薬の正体は「セッコウ」です。
この漢方薬は、白虎湯(びゃっことう)といいます。
中国史や、ゲームがお好きな方は白虎ときいて
ピンと名前の由来が浮かぶと思います。
そうです、四神です。
西の白虎、五色の「白」。
実際にこの漢方薬も画像の通り、真っ白のセッコウが多量に含まれいます。
このことから白虎湯と命名されたのかもしれません。
(*できあがりの煎じ液は真っ白にはなりません。)
西洋薬の名前の由来も調べてみると色々考えられて、名付けられているものも多くあります。
例えば、痛み止めのカロナールは「痛みがとれ軽(かる)くなる」いう薬の効果から命名されたそうです。
他にも、この時期におなじみ、アレルギー性鼻炎に対して使われる「ザイザル」(Xyzal)があります。
この由来はアレルギー疾患に対する最終兵器との意味を込めて「XYZ」の文字を入れたのだそうです。
それだけ、アレルギーをいかに抑えるかに悩まされていたのかと思ったネーミングです。
また最近、私はCMでよく耳にする「ドリエル♪」は「dream well(良い眠り)」に由来しているとのこと。
漢方にせよ西洋薬にせよ、名前の由来を調べるのは楽しいです。
白虎のみならず、もちろん青龍、玄武が名前の由来の漢方薬はあります。
ご紹介はまた次回にでも。
最後話がそれましたが、ホワイトデーには忘れないようにお返しをしようと思います。