2019年6月28日(金)
関西はやっと梅雨に入りました。
じめじめ、重だるいという体の反応がでてきやすい時期です。
このような症状を感じやすい方は、からだに余計な水がたまりやすい方が多く見受けられます。
むくみがあったり、お腹がちゃぽちゃぽ鳴るなぁ、天気が悪いと調子が崩れるなぁという方は
余分な水が溜まっている状態です。
一口にむくみといってもそこには様々な原因があります。
ここでまず、その原因を説明する前に
少し簡単に、からだの水巡りの話をします。
口から体の中に取り入れた水は
1吸収(消化管)→2分布(体液)→3排泄(尿や汗)や再吸収
という流れをたどり、体の中を巡っています。
この内のどこかの働きが上手く進まない状態、例えば、
吸収が上手にできない
運動不足などで体を動かせていないため、水も巡らない
尿や汗として体外に水をだすはたらきが上手く行われていないなど、
このような状態が続くと、余分な水は体に溜まりむくみなどがでてきます
その結果、天気の悪い日に頭が痛い、体が重だるいという不調につながっていきます。
取り入れた水分を自分に必要な水としてきちんと利用するために
胃腸の働きを高めることや、からだの水の流れをスムーズにしていくことが必要となります。
すぐにお薬でなくとも日常生活でも改善はできます。
食事の量を減らして胃腸の負担を減らす、
エレベーターをやめて、階段を使って体を動かしてみる
少しマッサージをして寝るなどを取り入れる
ということを日々ちょこちょこ意識してみてください。
どれか1つでかまいません、続けられることが大事になってきます。
続けていくことでじんわりと体の調子は上向きます。
これでうまくいくのがベストです。(お金がかかりません)
また、むくみやすい方は水分補給の際、水よりも
水のめぐりを促す民間のお茶を飲むこともおすすめです。
十薬(どくだみ)、スギナ、はとむぎ、とうもろこしのひげが余分な水をだしてくれます。
(写真は薬局でお出ししている季節のお茶です)
お茶や日々の生活ではイマイチ上向かないし、天気の悪い日ほんまにしんどいなという方には、
しっかり実感できる粉末の漢方薬
(☆おすすめポイント→生薬の粉末100%でできています!)があります。
血液がドロドロになるから、水分はちゃんと摂らないといけないので心がけて飲んでいます。
ときちんと意識されている方も多くいらっしゃいます。
さらに、その水分をしっかり巡らす体づくりを+αで日常に取り入れられると
より健康が維持できるので、ぜひ無理のない範囲で、しっかり体を動かしてください。