クコの実

枸杞子

2015年11月14日(土)

杏仁豆腐の上によく乗っている赤い実をご存知ですか?
非常に甘みがあり薬膳料理にもよく使われる
「クコの実」です。

昨日、京都の北部にある薬草園のお手伝いをしてきました。
その中で真っ赤に実を付けた「クコの実」がキラキラと輝いていました。
大きさが2cmほどで、口に入れると甘みがスーッと広がり少し最後にすっぱさがでます。

クコの実は薬膳料理にもよく使われ、また漢方薬やお茶としてもよく使われます。
その効果は
ビタミンを豊富に含み、目に栄養を与え、視力の低下や降圧作用があります。
菊花・竜眼肉・クコの実をいれて「菊花茶ブレンド」がおすすめです。
また、古くから薬膳酒としてクコの実をお酒につけた枸杞酒(クコシュ)とも楽しまれています。
滋養強壮・疲労回復・老化防止などにも効果的ですよ。

蒸ししょうがで身体を温めよう☆

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2015年11月6日(金)

冷え込みが和らいだ日続いていますが、来週はまた気温が下がるようですね。ここは寒さ対策をしっかりしたいところです!

身体を温めるのには「しょうが」が良い!とよく言われますね。
そんなしょうがの中でも、身体を芯から温めてくれるものが「蒸ししょうが」です。漢方の世界では乾姜(かんきょう)と呼ばれています。

写真は「蒸ししょうが」が入った『しょうが湯』と、「蒸ししょうが」を顆粒状にした『赤乾姜(あかかんきょう)』。

こちらの『しょうが湯』は甘さを控えめにスパイシーな味です。蒸したしょうがのほかに、山椒、高麗人参が入っているのでお腹から温まります♪ お肌に嬉しいコラーゲンも入っています。

また『赤乾姜』は100%蒸ししょうがを使いやすい顆粒にしたものですので、紅茶などにしょうがを加えたい!と思うときにも便利です☆

蒸ししょうがを上手に使って寒さを乗り切るのはいかがでしょうか?

ナンテンの実がなりました!

ナンテン

2015年10月29日(木)

ぐっと冷え込み、にわかに冬を感じられる寒さになりましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私の家の庭では、最近、金木犀の香りが薄らいできたなと感じたと同時に、赤く染まったナンテンの果実が目立つようになってきました。毎朝、この真っ赤なナンテンに元気をもらいながら出勤しています^ ^
このナンテンですが、生薬名では『南天実』と呼ばれており、南天のど飴でも有名なように、昔から咳止めとして用いられています。ドメスチンという成分が、知覚神経や運動神経に作用して咳止めに作用するとのこと。
また、南天実の煎じた液は、目の視力回復にも効果があるとか。
私たちの生活に身近に存在する植物が、私たちの身近な症状に効くというのはとても興味深いですよね〜♪

だし巻き”西尾”

だしまき

2015年10月22日(木)

京都を散策しているとだし巻き専門店を発見!!
「西尾」さんというお店で、店内に入ればお父さんが4台のたまご焼き専用フライパンを使ってきれいに焼き上げています。
出来上がっただし巻きは丁寧に経木に包んでもらえます。
ひとつのだし巻きにだいたい3個くらいのたまごを使用されるそうですよ。

優しいだしの味が口の中に広がり、上品で柔らかく、心の中が温まるなんとも十分な表現の出来ないお味です。
今まで食べただし巻きたまごの中で一番おいしかったです。
(お値段も250円と優しいです。)

場所は千本通りにあり、北野天満宮と二条城の近くです。
これからの季節、紅葉を見に出かけるのには良い季節ですね。
足を運んでみてください。
 

たまごは毎日の食事の中でもよく使われますよね。
たまごにはビタミンやミネラルなどの沢山の栄養素が含まれています。
カラダの中の乾燥を改善し、イライラ感や不安感も改善してくれます。またたまごは生命力を持っているので滋養強壮にもよいです。
秋はカラダの中も外も乾燥しやすい季節です。便秘の解消にもよいですね。でも、食べすぎには気をつけてください。

鉄観音茶をいただきました!

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2015年10月16日(金)

知り合いの方から、中国土産の鉄観音茶をいただきました。
嬉しいですヽ(*゚∀゚*)ノ

一番良い味になるよう、中国茶の淹れ方で淹れてみました☆
しかし磁器や陶器の急須やコップがなかったので、いつも使っているガラスコップで飲むことに。
淹れたてのお茶を飲むとほっこりしますね~。

鉄観音茶は青茶の1種。
中国では発酵の程度と色などで、茶葉大きく7種類(緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶)に分けるのですが、青茶は半発酵のお茶です。烏龍茶も半発酵なので青茶に含まれます。

茶葉は発酵度合いによって性質が変わり、発酵度が高いほど身体を温め、発酵度が低いほど身体を冷ますものが多いです。青茶はそのちょうど中間になります。
季節や自分の体質に合わせて茶葉を変えてみるのも良いですね♪

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2015年10月10日(土)

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、9月の連休にベトナム・カンボジアに旅行したので少しだけそのお話をしたいと思います。
ベトナムの国花は『蓮(はす)』で、ベトナム航空のロゴマークにもなっていました。また、国花でもあって、いたるところに蓮の花が咲いていました。

ベトナムの現地ガイドの方の話によると、ベトナム人は日頃から夜眠れないときに蓮のお茶を飲んだり、蓮の実を食べたりすることでメガネをかけている人が少ないんだそうです。
さらに、体調に合わせて寝室に果物を置いたり、日頃の食事にスパイスや香草を加えたりすることで日常的に漢方の考え方をとりいれていました。薬に頼らず、身近なもので体調を管理しているベトナムを見習わなければなと思いました。

ちなみに、蓮の実は、生薬では蓮肉と呼び、安神・補腎・健脾・止瀉の効能があるといわれています。

秋の七草

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2015年9月26日(土)

春の七草は有名ですが、秋にも七草があるのはご存知でしょうか?
秋の七草は、女郎花(おみなえし)、尾花(おばな)、桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、葛(くず)、萩(はぎ)。
春の七草のようにお粥にして食べることはしませんが、十五夜に飾って楽しむところもあるようです。

写真は秋の七草のひとつの桔梗(花と生薬)。
漢方では根の部分を用います。咳を止めたり、痰を出しやすくする作用などがあります。
韓国ではトラジと呼ばれ、トラジのキムチなどもあるようですね。

今回のこのお話ですが、きぐすり.comというサイトのハレノヴァのページ(健康トピックス)にも掲載しています。
健康トピックスは2週間に1度更新していますので、よければこちらもご覧くださいませ!

https://www.kigusuri.com/shop/halenova/topic/1443065315.html

食欲の秋とグァバ葉

グァバ葉

2015年9月19日(土)

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?今日から連休の方も多いのではないでしょうか?
食欲の秋ですね〜おいしいものがたくさん出てくる季節。ついつい食も進んでしまいます。
今回は、そんなあなたにおすすめの『グァバ葉』をご紹介します。

グァバ葉は、ダイエット茶としてよく知られています。また、最近はインシュリンの作用に似た物質が含まれているとの報告があるとか。ビタミンが豊富で、さっぱり清涼感のある味なので普段のお茶や食後のお茶におすすめです。気になる方は一度ハレノヴァまでお越し下さいね〜♪

ハレノヴァにJAZZ

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2015年10月1日(木)

先日、ステキなJAZZのCDをお知り合いの方からお借りしました。
「HAEVEY MASON TRIOS」といってドラマーのハーヴィー・メイソンと曲ごとに変わる12人のピアニスト、そして8人のベーシストが奏でるとっても聴き応えのあるCDです。キレイな月を見ながら『芸術の秋』を感じるのもいいかもしれませんね。
ハレノヴァではいつもJAZZを店内で流しているので、ゆったりして頂けます。
お近くにお越しの際は覗いてみてください。

また、10月に入り日に日に秋も深まりってきましたね。
冬までカウントダウンが始まりました。北海道の旭岳では2日前に初冠雪が緩則されたようです。
朝・晩も少し寒く感じられます。そんな寒さを感じたら
『ちょっぴり大人なしょうが湯』
がお勧めです。蒸した金時生姜の乾姜はカラダの芯から暖めてくれる最強の見方。
是非一度試してみてください。

秋の味覚

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2015年9月11日(金)

朝晩涼しくなって過ごしやすい季節になりました。秋の始まりですね。
そして秋と言えば「読書の秋」「運動の秋」などありますが、でもなんと言っても「食欲の秋」が一番楽しみ。サンマも北海道で初上げが終わり脂ののったサンマを想像するだけで楽しみです。
今日はそんな秋の味覚の中で私の田舎から頂いた「梨」に付いてご紹介します。

梨は口に含むと水分が口の中にいっぱい満たされ甘みがスーーっと広がりますよね。そんな梨は夏から秋にかけてピッタリな果物なんです。

梨の成分は90%が水分で、この水分の他に消化酵素も含まれています。なので秋の食べ過ぎを梨のデザートで消化を助けてくれます。また、この梨の水分が秋風邪の喉の痛み・口の渇きを潤してくれます。清熱作用もあり微熱がある時に好んで身体に摂取するのが良いです。
また、秋の季節は東洋医学で「肺」にあたり、この肺を梨は潤してくれるので風邪や扁桃腺の腫れにも良いと言われています。季節の食べ物ってやっぱり意味のある食養生なんですよね。水々しい梨をこの季節是非楽しんでください。

 

ハレノヴァの日替わり茶

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2015年9月4日(金)

日が落ちる時間が早くなり、ちょっと秋めいてきましたね~
季節の変わり目は風邪などもひきやすくなるので皆さまご注意くださいませ

写真はハレノヴァでお出ししている日替わりのお茶です。
日によって、ハーブティーだったり、健康茶だったり、季節にちなんだおすすめティーだったりと、色々な種類をお出しします。
ちなみに今日のお茶はハイビスカスベースの新陳代謝アップのハーブティーでした♪ 鮮やかな赤色が見た目にも素敵ですよね☆
明日はどんなお茶が出るのか、よろしければハレノヴァに遊びに来て確かめてくださいね~。

なお、9月9日の重陽の節句(菊の節句)には菊花茶をご用意する予定です(*^^*)
目にもよい菊花茶をお楽しみに!!

マングローブと民間薬

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2015年8月28日(金)

こんばんは^ ^
みなさんはこの夏どこかにいかれましたか?私は、お盆休みを利用してボルネオ島に行ってきました。海や森林など自然がいっぱいの島でリフレッシュしてきました‼︎

そこで、マングローブを見てきたときに現地のガイドさんが、マングローブの葉を煎じて飲むと薬になるんだよと教えてくださいました。それを聞いたときとても嬉しくなりました〜♪

こういう、身近な植物が薬になることは多く、日本にも民間薬として昔から使われているものがあります。日頃の健康のために試してみたい方、気になる方はハレノヴァまでぜひお越しくださいませ。

芍薬

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2015年8月19日(水)

芍薬の花は艶やかで美しく女性をイメージしませんか?
芍薬の花言葉は朝日が昇ると花が咲き、夕方の日が沈むと花が閉ることから、「内気」「恥らしい」とされています。
その芍薬は種から育てると花が咲くまでに3・4年かかります。
芍薬の種の収穫は夏の7月後半から8月頃ですが、6月のまだ青々とした種と比べると「植物もちゃんと育っているんだな」と感じます。

6月のまだ若い芍薬の種

8月の成熟した芍薬の種

漢方では芍薬の根の部分をお薬として使います。
花言葉でも女性を連想するように女性に強い見方の生薬です。

効果は筋肉の痛みを和らげる鎮痛・鎮痙作用、血を補ってくれる補血作用などがあります。
代表的な漢方薬として芍薬甘草湯や当帰芍薬散などがあります。

自然・植物の力って本当にすごいですよね。

旅行にミニキット♪

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2015年8月8日(土)

もうすぐお盆ですね。
長期で旅行へ行かれる方多いのではないでしょうか?

そこで、便利なのがフィッツのミニキット(人気のクレンジングand化粧水)!
私も買いました^ ^
そのほか、スターターキットもありますので最後まで使えきれるか心配な方、お試しで使いたい方におすすめです♪
ぜひ、全ラインナップがそろうハレノヴァへ足を運んで見に来て下さいね〜♪

夏期休業日のお知らせ

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2015年8月5日(水)

漢方薬局ハレノヴァの夏期休業日をお知らせいたします。

夏期休業期間/8月12日(水)~8月16日(日)

期間中、メールでのお問い合わせは受け付けておりますが、お返事は8月17日(月)以降となりますので、予めご了承くださいませ。

ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします。