2015年6月24日(水)
先日、大阪薬科大学の薬用植物園を訪ねてきました!
6月なので、花が咲いている植物がたくさんありました♪
写真は漢方薬の原料生薬としてもよく用いられるトウキ(上の白い花)とベニバナ(下の赤い花)です。
トウキは根の部分を薬として用います。生薬名を当帰(トウキ)といい、血を補う働きや血のめぐりをよくする働きがあります。漢方薬の原料は中国産が多い中、日本でも作られている生薬のひとつでもあります。
ベニバナは花の部分を薬として用います。生薬名を紅花(コウカ)といい、血のめぐりをよくする働きがあります。古くは染料原料として用いられ、またベニバナの種子からはサフラワー油が採れるので現在は食品原料としても用いられています。
ちなみに大阪薬科大学の薬用植物園では、定期的に植物園見学会を開催されているので、薬になる植物に興味がある方は行ってみるのはいかがでしょうか?
https://www.oups.ac.jp/gakujutsu/shisetu/garden/