40代女性
主訴:子宮筋腫
現病歴:
多発性子宮筋腫。大きなものは触るとわかる。圧迫感、腹脹がある。
手術を勧められたが断った。ホルモン剤は副作用で中止。
その他の症状・所見:
ストレス多。甘いもの、辛いもの、味の濃いものが好き。下肢静脈瘤(+)、むくみ(+)、腰痛・関節痛(+)、お腹・足先の冷え(+)、ガスがたまりやすい。
生理周期20日ほど、期間7~10日、量少なめ、暗赤色、塊(+)、軽い生理痛(+)。PMS(+)。
経過:
気血の不足、気滞と血於、痰湿があると考え、気血を補いながら血を巡らせるため、駆於血薬とガジュツ末をお渡しした。
14日後、関節の違和感がなくなり、体が軽くなり、お腹のガスも減った。とのこと。ガジュツ末をやや増量。
28日後、子宮筋腫の脹れ感が減ってきて、触るとやや小さくなっているのがわかる。とのこと。ガジュツ末をさらに増量。
その後、胃腸や関節の不調などに適宜対応しながら、順調に経過している。
このまま閉経を迎えられるだろうと考えている。
※文字化け防止のために「病だれ+於」を「於」に置き換えています。