子宮筋腫について

子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍です。良性とは、腫瘍自体が大きくなるスピードが遅く、周りに広がらず、転移しないものを指します。

エストロゲン(卵胞ホルモン)の影響によって大きくなるので、エストロゲンが放出されなくなる閉経後は小さくなる傾向があります。

筋腫が小さいうちは、無症状のことが多いですが、筋腫が大きくなってくると、月経量が多くなったり、月経痛がひどくなったりします。
他にも、月経量が多いことから貧血が起こったり、筋腫が膀胱や大腸を圧迫して頻尿や便秘になったり、不妊症の原因になることもあります。

桃仁5

 漢方では、子宮筋腫は於血(おけつ:スムーズに流れず滞った血)もしくは痰飲(たんいん:正常な働きと動きを失った体内の水)と考えます。血や水の塊のため、体の外へ排出するために、ほぐして動きやすくして流せばよいのです。理屈は簡単ですが、すべての人に効果がある万能の薬はないため、普段の生活や体質についていろいろと質問することで、適切なお薬を選びます。
 於血や痰飲は血や水の滞りなので、その滞りの原因に関しては、血や水を流す力が弱いのか、体が冷えて血や水が流れにくくなっているのか、血や水を流す力がうまく働かないのか、体内の水の過剰が影響しているのかなどを考えます。原因にアプローチしながら、滞りを解消する薬を服用してもらいますが、血の滞りを取る薬は、体力が弱い方だと、腹痛や下痢を起こしたり、疲れやすくなったりするため、体力を考慮しながら割合を決めたり、時には、体力をつけてから血の滞りを取る薬を服用してもらうこともあります。

 普段の生活では、於血や痰飲を作らないために、脂っこいものや濃い味、乳製品を控えめにしてもらったりします。体は食事によって作られるため、大変重要です。

 注意していただきたいのは、大きくなった筋腫では漢方薬の効果が悪くなるため、やはり、早めに手を打つことが大切という点です。医師から手術をすすめられる段階になると、難しいことも多く、そのまま閉経まで維持することを目指すのが精いっぱいです。筋腫が小さい時に漢方を服用し、ある程度、於血や痰飲が取れたら、漢方薬を少量続けることで大きくなるのを防ぐ方法のほうが、うまくいくことが多いです。

 悩んでいる方は、一度、ご相談いただければと思います。

※文字化け防止のために「病だれ+於」を「於」に置き換えています。

漢方薬局ハレノヴァ

TEL: 06-6312-8429

大阪市北区末広町3-21 扇町センタービル1F

ご相談予約

コロナワクチン後の不調・後遺症

50代男性

主訴:コロナワクチンのあと、微熱や筋肉痛、息苦しさなどがあり1か月以上続いている。

現病歴:ワクチン後、微熱が続く。PCR陰性。抗菌薬5日間服用したが無効。腕、ふくらはぎ、腹筋、背筋など筋肉痛。息苦しい。安静時に動悸。手足が熱く、こもった感じがする。不眠でねつきが悪く、5時間ほどしか眠れない。不整脈あり。頭痛はない。水分2L以上摂取、トイレに行く回数は明らかに少ない。喜冷飲。

続きを読む »

頭痛などからだ全体の不調

30代女性

主訴:頭痛、元気がない

現病歴:産後1年後くらいから急に体調が悪くなり出した。畑仕事の最中にたちくらみ、頭痛があり、立てなくなった。季節の変わり目に頭痛や吐き気がある。呼吸が浅い苦しい感じがある。夜中に起きることがあり、夢が多い。9時間寝ているが、スッキリ起きれず、朝からだるい。

続きを読む »

出産について①(元気な赤ちゃんを産むには)

妊娠し子どもを出産するのは喜ばしいことですが、お母さんの体にとっては大変な負担となります。
赤ちゃんを産むというのは、お母さんの生命力と栄養を分け与えるということです。
外の世界へ出て、自分の力でいのちを保てる程度まで体を成長させないといけません。

続きを読む »

アトピー性皮膚炎の根本治療について

アトピー性皮膚炎は、新薬がたくさん出て、現代医学でも症状が出ていない状態を維持することはできるようになりました。
しかし、以前にもお話したように、まだ根本治療ができる所までは至っていません。

続きを読む »

過敏性腸症候群

50代女性

主訴:下痢しやすい

現病歴:緊張に伴い下痢しやすい。緊張すると何度もトイレに行く。電車やバスなど、自由に動けない時に症状でやすい。背中の下の方から不安感が昇ってきて、不安に包まれる感じ。過敏銭腸症候群と診断された。

続きを読む »

新型コロナウイルス感染症②

40代女性

主訴:新型コロナウイルス感染症

続きを読む »

新型コロナウイルス感染症①

40代男性

主訴:新型コロナウイルス感染症

続きを読む »

慢性前立腺炎

20代男性

主訴:陰部に違和感、ムズムズがある

現病歴:2年前に症状が出始めた。慢性前立腺炎と診断されている。抗菌薬無効。八味地黄丸、セルニルトン無効。痛み(-)。夏や温かい所ではマシ。以前はコーヒー、アルコールで悪化していたが、今は避けている。疲れでの悪化(±)。夕方から夜にかけて悪化。風呂上りも症状がある。

続きを読む »

チック

5歳男児

主訴:鼻やのどを鳴らす、まばたきをよくする、舌を出す

現病歴:幼稚園の行事があってからみられるようになった。人前に出るのは苦手。

続きを読む »

老人必用養草 記事一覧

老人必用養草1(養老の総論)

老人必用養草2(飲食について:総論、肉)

続きを読む »

老人必用養草14(身体の補養について2)

香月牛山

引き続き『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになります。

今日は身体の保養に関する部分を抜粋して読んでみます。

続きを読む »

子宮筋腫について

子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍です。良性とは、腫瘍自体が大きくなるスピードが遅く、周りに広がらず、転移しないものを指します。

続きを読む »

不眠

20代男性

主訴:なかなか寝付けない

現病歴:4~5年前から徐々に寝つきが悪くなった。1時頃床に入り、3~4時まで眠れない。8時半ごろ目覚め、すぐに二度寝もできず、10時ごろ起床。夏、暑くなってくると悪化。冬はマシ。その他の悪化改善条件は特になし。寝酒を飲んだり、疲れているときでも眠れたり眠れなかったりする。

続きを読む »

若い方のコロナ感染・コロナワクチン接種について

2021.8.18

コロナがかつてないほど爆発的に広がり、“災害級”という言葉も使われていますが、若い世代ほど気にしていない方の割合が多い印象があります。
ワクチンを希望しない方も、他の世代より若い世代の方が多いと言われています。
今が大事というのもわかりますし、感染して最悪の場合亡くなってしまうのは運だと割り切ってしまうのも考え方として否定すべきものではありません。
社会のために行動しろ、ワクチンを打てという圧力も、健康ファシズムのようで、少し心がざわつきます。
ただ、そこは考え方次第で、単に、自分の為に今の行動やワクチン接種を考えて欲しいと思います。

続きを読む »

PMS(月経前症候群)

50代女性

主訴:生理前の胃痛、ムカムカ、フラフラ

現病歴:生理が始まる7~10日前の1日、胃痛やムカムカがあり、貧血のようにフラフラする。よく起こる時間は不明、押さえたくない脹った痛みで背中まで痛む、お風呂で楽になる。生理が始まると生理痛だけになる。

続きを読む »