2018年6月6日(水)
いつも、初詣に訪れている大神神社(おおみわじんじゃ)へ行ってきました。
目的は、頂いたりしてわんさかになったお守りの返納、そしてお礼参りをするためです。(ちょっとしたお願い事がかないましたので。)
普段は、このような時期に訪れることはなく、初詣とは違う雰囲気に驚きながら、お参りしてきました。
晴天に恵まれ、涼しい風が吹き、気持ち良い日でした。写真は二の鳥居。ものすごく大きく迫力満点。
神社さんを気に入る(お参りに通う)理由としての1番は、訪れて、なんとなく雰囲気に惹かれるか惹かれないか、という点が大きいと個人的には思っています。
それもありますが、さて、なぜ、大神神社によくお参りするようになったか、を考えてみますと、やはり「薬、医療」に関わる神様がいらっしゃる場所であるということ、ちょっとした楽しみもあることではないか、ということに至りました。
大神神社は、ご神体が三輪山という「山」です。拝殿の後ろに聳えています。そのため本殿が存在せず、そこが珍しいところかもしれません。
三輪山には、国造りの神様でいらっしゃる大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)の魂がお鎮まりになっている神話があります。
大物主大神は、産業開発、医薬、造酒などの守護神でいらっしゃいます。
また、境内には、いくつかの神社さんがありますが、そのうち、「薬、医療」の神様を祀る
磐座(イワクラ)神社、狭井(サイ)神社があります。
磐座神社は少彦名神(スクナヒコナノカミ)が祀られ、少彦名神は、薬の神様です。大阪では道修町に少彦名神社があり、祀られています。
狭井神社は三輪の神様の荒魂を祀る神社で、病気平癒の神様として信仰されています。狭井神社の奥には、薬井戸という湧き水(薬水;万病に効くといわれています)を汲める場所があり、ペットボトルや水筒を携え、水を汲みに来る人で賑わっていました。
コップも用意されておりその場で飲むこともできます。お正月は混みすぎて、いつも諦めていました…。
そして、ここが1,2番目にお気に入りのところなのですが、磐座神社と狭井神社に至る参道は、くすりの道と言われ、道の両脇に薬用植物が植えられています。そんなに長く険しい道のりではありません。
「ほうほう。」と植えられている植物の、看板を見るうちに、道は終わります。
そして、わたしは、聞いたことのある植物が植えられていることをみると、おおっと楽しくなります。毎年そんなことを楽しみにしつつ、散策しております。
また、久延彦(クエヒコ)神社という学業向上などの、智恵の神様を祀る神社もあります。…智恵は幾つになっても向上させたいところ…と思い立ち寄ります。
このように、興味深い場所がある点、お願い事をしたい場所も沢山あるところが、いいなぁと感じた理由でしょうか。
ちなみに、ここには「なでうさぎ」がいらっしゃるのもポイントです。
なでうさぎについては割愛させていただきますが、なでなでしてパワーを頂いてきました。
写真はなでうさぎのお守りです。可愛いと周りには好評です。
今度は、大阪の道修町の少彦名神社に足を運びに行きたいと考えています。神農祭の時期にでもと計画中です。