2019年9月7日(土)
なんだか調子が悪い。眠れない。気持ちが滅入る。涙が出てくる。車窓に映る疲れた顔にびっくり。
鏡を見てげんなり。お化粧も楽しくない。冷えてるかと思ったら、顔から急に汗が噴き出す。
自律神経の乱れから出ている症状かもしれません。
更年期
一般的には閉経前後5年間の計10年間をいいます。
卵巣機能低下に伴うエストロゲンの減少によって、自律神経失調を中心としたいろいろな不調が出てくることがあります。
のぼせ、ほてり、発汗、手足の冷え、めまい、頭痛、動悸、倦怠感、抑うつ感、いらいら、興奮しやすい、疲れやすい、めまい、不眠 腰痛、肩こり、乾燥感、かゆみなどの様々な症状のお悩みの声を聞きます。
検査をしても卵巣機能低下の以外に問題がない場合、更年期障害を考えます。
一般的に
ホルモン補充療法(HRT):エストロゲン、黄体ホルモンを補う
向精神薬:抗うつ薬、抗不安薬など
を使った薬物療法も行われています。
また20代、30代でも更年期のような症状に悩まされている方もいらっしゃいます。
「若年性更年期障害」といわれるもので、食生活の乱れ、ストレス、急激なダイエットなどから起きることがあり、ほっておくと生理不順や不妊などの原因になることもあります。
生活習慣の改善とともに、漢方で乱れた体のバランスを整え体質改善していきましょう。
漢方薬は、更年期などのつらい症状、不調にとても効果的です。
西洋薬と併用される方もいらっしゃいます。
カウンセリングでは、お悩みをお聞きする中で、更年期の不調につながる生活習慣、背景などもご一緒に考え、少しでも、心やからだのご負担を軽くして、笑顔になって帰っていただけるように生活改善方法なども合わせてお話しさせていただきます。
ゆっくり、安心してご相談くださいませ。
人生100年時代と言われています。そう考えると更年期はまだまだ折り返し地点です。
その後もますます元気に、生き生きと過ごせるように漢方、養生生活を始めませんか。