2015年4月24日(金)
先日、奈良の森野旧薬園に行ったときに、吉野葛を手に入れたので手作り胡麻豆腐を作りに挑戦しました。
材料は、
・練り胡麻
・昆布だし汁または水
・吉野葛
・わさび
この吉野葛は粒子が非常に細かく滑らかな触感で良質といわれています。それは冬の冷え込みが厳しく純度の高いキレイな地下水に恵まれた条件で、手間をかけてら作られているからだそうです。
ちなみに、葛はクズというマメ科植物の根に含まれているでんぷんを乾燥させたものです。クズの根は漢方薬としても使われ、風邪薬で有名な葛根湯にも含まれている「葛根」が使われています。
胡麻豆腐の作り方は思っていたよりも簡単。
材料を混ぜて火にかけ、焦がさないようにとろみが付くまでゆっくりと混ぜます。後は流し缶にいれて固めれば出来上がり。
葛は漢方薬としても使われる、とてもカラダに良い食品です。カラダを暖め、腸の機能を整えるので風邪のときや下痢の時、またイソフラボンが含まれているのでコレステロール値を下げてくれたり骨粗しょう症の予防効果もあるとか?アルコールの代謝も促進してくれるので二日酔いにもいいみたいですよ。
普段の食時に葛を使ってみてください。
※市販のくず粉は混ぜものが入っているものが多いようです。