2017年10月10日(火)
全国の都道府県や市町村では各地域のシンボルとして花や木・鳥などを使用しているのはご存知でしょうか?都道府県の花は1954年牧野富太郎先生、本田正治先生によって「郷土の花」が制定され、そのまま今に繋がっているとも言われています。
因みに都道府県においては、東京都・大阪府は下記の通りです。
東京都・・・木:イチョウ、花:ソメイヨシノ、鳥:ユリカモメ
大阪府・・・木:イチョウ、花:ウメ・サクラソウ、鳥:モズ
栃本天海堂の薬草圃場が京都府福知山市にあります。福知山市のシンボルの花は
漢方処方でもよく使われる『桔梗(キキョウ)』です。
福知山の圃場にも沢山の桔梗が栽培され、夏に開花します。スラット伸びた茎に艶やかな紫色の花をつけます。
漢方では、桔梗の根の部分を使用し、主な効果は去痰、止咳、排膿作用で、特に咳を止めや扁桃腺の腫れに使用されます。これから寒くなりのどの痛みを感じる季節となります。風邪の症状には早めに対処してください。