2017年10月28日(土)
秋雨と台風が続いて、晴れた日が少ないせいで、体調が悪い方も多いのではないでしょうか。
最近になって、現代医学でも天候により悪化する病気や症状があることが注目されています。
関節リウマチ、めまい、関節炎、頭痛などが挙げられますが、くもりや雨で悪化する病気は「水毒(すいどく)」が関係していると考えられます。
東洋医学では、体に水がたまる、偏って存在することで起こる病気があることを認識して、それに対応する薬を自然の中から見出してきました。
日本はもともと多湿な気候なので、日本人も体に水がたまりやすい性質があります。
秋は乾燥しやすい季節ですが、水を飲めば飲むほどいいわけではありません。
無理して水を飲んで、めまいやむくみが起こっていませんか。
年配の方は喉が渇いていると感じにくくなっているので注意が必要ですが、若い方は、渇きをちゃんと感じることができます。
喉が渇いたら、渇きが癒える分だけ飲む。それでいいのです。
積極的に水分を摂取している方は、飲む水の量を少し見直してみてはいかがでしょうか。