お香の原料に使われているもので、皆さんがよく耳にするものは、白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)などではないでしょうか?
その他乳香(にゅうこう)、桂皮(けいひ)、大茴香(だいういきょう)、丁子(ちょうじ)、竜脳(りゅうのう)などなど、漢方でもおなじみの生薬も登場します。
それでは皆様がよくご存じの白檀からご説明をいたしますね!
白檀:ビャクダン科。半寄生の熱帯性常緑樹。
別名:栴檀(せんだん)、サンダルウッド。
原産国:インド、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイなど。
太平洋諸島に広く分布していますが、ニュージーランドやハワイなどの白檀は香りが少なく、香木としてはあまり利用されていません。
一方、インドのマイソール地方で産出される白檀は最も高品質とされ、老山白檀(ろうざんびゃくだん)とも呼ばれているそうです。
白檀は沈香と違い、熱を加えなくても精油成分が香るため、香木として仏像や仏教儀式に欠かせない数珠や扇子などに用いられます。
漢方では胸が苦しい時、食欲不振の時などの胸のつかえを取り、気分を爽快にしてくれることで有名です。
私たちの薬局で展示している白檀が上で紹介しているものです♪
見た目は結構立派です・・・
ハレノヴァで販売しているお香はお手頃な価格帯からご用意していますので、普段からお香に親しんでいらっしゃる方も、そうでない方も香りを楽しみにぜひ一度、お店にお越しください!