2018年7月23日(月)
豪雨災害から2週間が過ぎました。
幸いなことに、ハレノヴァスタッフ全員、大きな被害にあうことはありませんでしたが、みなさん、ご無事でしたでしょうか。
これ以上被害などがひどくならないこと、一日も早く普段の生活が送れるようになることをねがうばかりです。
関西は先週から梅雨明けしています。
これから暑い夏となってきます。
屋外、屋内どちらで過ごしても、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
知らない間に、熱中症になっていたという話しを良く耳にします。
水分補給は、喉が乾く前に、こまめに、少量ずつ とることがポイントです。
そんな熱中症対策に良い、夏の旬といえばみなさま、なにを思いつくでしょうか。
私は、中身の真っ赤な、トマト…でなく「スイカ」が大好物です。
毎年夏の楽しみで、スーパーに並んでいるのをみるとついつい手が伸びてしまいます。
スイカは「西瓜」と書きます。
あたりまえすぎて気づかなかったのですが、普通にスイカとは読めないなと今更ながら感じました。
調べてみますと、中国では西の地方からきた瓜だから、このような字になったという話があります。
また、日本のスイカというヨミは、中国での「西瓜」の発音が由来だそうです。
このスイカですが、生薬の1つにも載せられています。
西瓜(せいか)といいます。
夏の暑さによって体が熱くなった状態(ほてり)を冷ます、夏の暑さからくる、喉の乾きを癒してくれたり、尿の出をよくしたりすると掲載されています。
確かに、私個人の意見ですが、西瓜を食べた後は、喉の乾きも減り、トイレに近くなるような気がします。(気のせいかもしれません)
身近な、また好きな食材が生薬に含まれていると、生薬というものに親近感が湧く今日この頃です。
外が緑で割ると、色の違う中身が出てくる西瓜を、昔の人は奇妙に思いつつ、何かに効くだろうと思って食べたのでしょうか? 最初に食べようと考えた人は、すごいなといつも感心しています。
西瓜に限らず、夏の旬は身体の熱を取ってくれるといわれるものが多くあります。
旬のものをたくさん食べて、熱中症にならず、夏を楽しんでいきたいですね。
ちなみに、西瓜の皮も西瓜翠衣(せいかすいい)といわれ、西瓜とおなじように尿の出をよくしてくれるそうです。
今まで捨てていましたが、もったいないので、今度、浅漬けにして食べてみようかな。