2019年11月18日(月)
漢方では「髪は血の余り」と言われます。
「血」は体を潤す他、体や心の栄養分でもあります。
そしてその栄養分が体のすみずみまで運ばれていきます。
ところが、栄養分である「血」の不足や「血」をすみずみまで届ける力、巡らす力などが弱いと髪にまで栄養分が届かず、髪が抜ける、細くなる、ツヤ、ハリ、コシがなくなる、パサつく、白髪などの原因になることがあります。
また、女性は月経でもたくさんの血が使われ、どうしても「血」が不足しがちになりやすいのです。
また産前、産後など髪のお悩みが増えるのも、お腹にいる赤ちゃんに優先で「血」が届けられ、お母さんは後回しになってしまったせいかもしれません。
また母乳は「血」から作られるので、産後は体をしっかり休めるとともに、栄養分である「血」を補ってあげることが大切になってきます。
「血」を補い、巡らすことで、すみずみまで「血」が行きわたり、髪はもちろんのこと、冷えにも効果的なのです。
「血」を補い、巡りを良くしてあげることは、これから寒くなる季節、冷え性の方にもオススメです。
また漢方では「腎」は「髪」につながっていると考えられています。その「腎」が加齢などで弱ってくると脱毛、白髪、ハリ、ツヤ、コシがなくなるなど髪にも影響を与えます。
例えば、以前もご紹介しました「瓊玉膏」は「腎」に働きかけ、中から潤いを与え、髪も艶やかにさせる働きがあります。
年齢を重ねた髪のお悩みにもお勧めいたします。髪だけではなく、お肌も潤い、体も若々しくなります。
「血」と「腎」を同時にケアすることは、さらに効果的です。
漢方薬は苦くて飲みにくいと不安の方にもおすすめの、飲みやすく、美味しい漢方薬もあります。
試飲もできますので、お気軽にご相談ください。
瓊玉膏の症例はこちら↓
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