前回は、老化に対する瓊玉膏の効果についてお話ししました。
→【瓊玉膏について①】
今回は、肌や髪の潤いの効果についてお話しします。
【肌や髪への効果】
瓊玉膏は、肌や髪を潤す血や水を増やす働きがあります。
きめ細かく、潤いをたっぷり持った肌にするには、水分とその水分を保つ力が必要です。漢方では、十分な肝血と腎陰が必要となります。厳密には違いますが、肝血というのは、ほぼ血液と同じと考えてください。腎陰というのは、体の水分や体をつくる材料です。この2つはお互いに変化し合っているので、一方が不足すると、もう一方も不足しやすく、補充するときは両方を同時に補充することで効果が高くなります。
瓊玉膏は長時間加熱した地黄(じおう)の絞り汁が大量に入っています。十分に加熱した地黄は、熟地黄(じゅくじおう)と同じ効能を持ち、乾燥しただけの地黄よりも、肝血を増やす作用と腎陰を増やす作用が強くなっています。血と陰を同時に補うことができるのが瓊玉膏の特徴です。
潤いの元と、潤いを保つ力が瓊玉膏でアップすると、自然と肌や髪が潤ってきます。この効果は、年配の方ほど感じやすい傾向にあります。歳を取るにつれて、細胞の水分量が低下し、細胞一つ一つが乾いて小さくなっていき、水分を保持することもできなくなってきます。それが乾燥の症状として現れるため、潤いの効果は、20代の方よりも、40代以上の方のほうが、はっきり自覚できることが多いです。
やはり何か効果を実感しないと、続けていただけないことが少なくありませんが、20代の方も、肌や髪をできるだけ美しく保ちたい方は、服用していた方がいい漢方薬だというのは自信をもって言えます。
ただし、むくみがひどい方、よく食べる体が丈夫な方などは、瓊玉膏が適していないこともあるので、店頭でご相談ください。
試飲もしていただけるため、気になった方は一度ご来店ください。
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