夏場を元気に過ごすためには、胃腸をいたわる食生活をすることが大切です☆
ポイントは、「冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎない」ことですが・・・、
暑い夏は、どうしても冷たいものが欲しくなりますよね(> <)
そんな時は、アイスクリームや氷の入ったドリンクなどを摂るのではなく、涼性(りょうせい)や寒性(かんせい)の食材を上手に取り入れると、身体の熱がとれ、すーっと楽になりますよ。
また、スパイスを上手に活用するのも、良いかと思います。
ポイントを以下にお示ししますので、上手に夏を過ごしてくださいね。
●涼性や寒性の食材を上手に取り入れる
漢方では、食材には「熱」・「温」・「平」・「涼」・「寒」の五種類の性質があると考えます。
熱性や温性の食材は体を温め、涼性や寒性の食材は体を冷ます働きがあります。
夏の暑い時期には、この涼性や寒性の食材を取り入れることで、体がずいぶんと楽になります。涼性や寒性の食材には、すいか、きゅうり、冬瓜、トマト、ゴーヤ、もやし、緑豆、はとむぎ 等があります。
ただし、虚弱体質の方や夏場でも冷えがある場合には、摂り過ぎないようにしましょう。
●スパイスを活用する
スパイスと聞くと、身体を温めてくれるものが多いので、冬に使うイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、東南アジアやインドなどの暑い国では、辛くてスパイシーな食事を摂る習慣があり、夏向きのスパイスもたくさんあります。
身体をお腹から温め、胃腸の働きを健やかにするスパイス(シナモン、スターアニスなど)や、身体を温めてその熱を体表から発散させ、結果的に身体を冷ますスパイス(ジンジャー)などが、夏場におすすめです。
夏におすすめのレシピもご紹介しますね。
はとむぎ と とうもろこしのお粥
https://www.kigusuri.com/cooking/recipe/120801/
はとむぎは、身体の余分な水分を除き、美容に良いと言われていますので、むくみがちな方、梅雨時期や夏場の湿気が多い時期、また美肌作りに、ぜひ積極的に食事に取り入れてくださいね。
(ただし、妊娠中は摂取しないようにしましょう。)
また、とうもろこしのひげを加えると、利尿の働きがアップし、風味も増します。
ひげの茶色い部分を除いてから、細かく刻み、お粥に混ぜ込んでもいただけますが、口当たりが気になる方もあるかと思いますので、お好みでどうぞ。
商品情報
○はとむぎ(50g入り):315円(税込)
○とうもろこしのひげ(乾燥したもの)(50g入り):840円(税込)
当薬局では、スパイス類や薬膳料理に用いられる生薬を各種取り揃えております。
発送もいたしておりますので、漢方薬局ハレノヴァまで、お気軽にお問い合わせください。
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