まず、ご注意いただきたいのが、牛黄清心元(ごおうせいしんがん)は、様々なメーカーが製造していて、内容が違うことです。含まれる生薬が違うと、使い方も違います。
廣東牛黄清心元(かんとんごおうせいしんがん;以下、清心元)について、今回はストレスや緊張に対する効果を説明いたします。
清心元はイライラを鎮めたり、こわばった体や心をほぐして、仕事や作業の効率を上げる働きがあります。
例えば、大事な入試、資格試験、面接、発表やプレゼン前に、不安になったり、ドキドキして、頭がうまく回らない時に服用してください。
数分で心のざわつきが治まり、落ち着いて考えられるようになります。
さらには、考え過ぎや入ってくる情報が多すぎてオーバーヒートした頭をクールダウンする働きもあり、仕事や勉強に由来する症状にぴったりです。
1回の服用量は、疲労回復に用いるときよりも少なく、1/16~1/8丸で効果があります。
飲み方で重要なのは、香りをしっかり嗅ぐことです。
口に含んだら、噛まずに舐め、深呼吸をして、香りの成分を鼻や口全体に回してください。
少し詳しく説明すると
清心元は、麝香(じゃこう)の深みのある香り、竜脳(りゅうのう)の清涼感のある香り、桂皮(けいひ)の甘みを感じる香り、当帰(とうき)や防風(ぼうふう)などのセリ科特有の香りなどが混ざり、複雑な香りがします。
香りをしっかり嗅ぐことが重要と述べましたが、それは、ミントや紫蘇などを含め、香りのよいものは、気分を調える働きがあり、清心元のこの香りがストレス・緊張をほぐすのに重要な働きをするからです。
また、清心元に含まれる羚羊角(れいようかく)が頭をクールダウンさせ、脳の神経のたかぶりを抑えます。
頭を使い過ぎて、逆に集中できなくなったときなどに適しています。
羚羊角は、神経のたかぶりを抑えますが、抑え過ぎることはないのが特徴です。
精神的な緊張・興奮を抑えてくれる廣東牛黄清心元を上手く使って、大事な場面を乗り切ってください。
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