2019年3月22日(金)
「花粉症」というワードを毎日耳にします。
今年は目の痒みなど、目にひどく症状が出る方が多い印象を受けます。
春が近付き、気温が高くなり始めました。
暖かくなると、寒かった今までよりも、体の機能も気持ちも、活動が盛んになります。
いろいろなことが動き出す時期でもあります。
春になると気持ちがウキウキするというのもその一つですね。
加えて、体の反応も敏感になりやすい時期です。
花粉症などの症状が余計に、ひどくなりやすいと考えられます。
マスク、手洗い、洗顔など外のほこりからの刺激への予防は
まだ怠らずしっかりなさってください。
逆に春にはとりわけ、なんてないんだけれど、
気分が沈みがちという方もいらっしゃいます。春霞のイメージでしょうか。
このようなときは、無理やり「自分がいけないんだ」と思い込まず、
「この季節が来たんだなぁ」と季節のせいにしておおらかにかまえておくのもよい方法です。
自分のせいとは思わないでください。
そう考えてしまうと、余計に気持ちを沈み込ませ、悪循環に陥りやすくなります。
気持ちの高まりも落ち込みも、どちらも
気持ちが、いつもの状態より偏っていると考えられます。
上手く巡らしてあげることで、その偏りを改善することにつながります。
気持ちを巡らせる方法として、
・食事、お茶などに香りのよいものをとりいれ、リラックスする
・体をすこし動かしてみる
例えば、隙間時間に、肩をまわす、手首、足首をまわす、散歩にでかけるなど
・深呼吸すること
目をつぶって深く息を吸い、吐くことに合わせて
気持ちをゆっくり、徐々に下ろすイメージでおこなってください。
薬局でも、この時期に合わせた、気分をリフレッシュさせてくれる
ハーブや植物をとりいれたブレンドティーをご紹介中です。
三寒四温を思わせる天気が続きます。
服装の調節が難しいですが、楽しく花見をするために
風邪をひかないように気を付けましょう。
みなさまもお気を付けください。