PMS(月経前症候群)は、生理の3〜10日位前から起こる体や気持ちの不調で、生理が来ると症状が弱くなり、消えていくものを指します。
70代女性
主訴:胃のつかえ、食欲不振
現病歴:5月中旬に来店。一度体調を崩してから、スッキリしない。食欲がない。お腹に入らない。横になりたい。頭から汗が出る。胃が重い。紅舌、老、黄厚苔(中央から奥)、数脈、やや弦。みぞおちの痞え(+)。もとから便秘気味。
30代女性
主訴:生理痛
現病歴:社会人になってから生理痛に悩まされるようになった。最近は排卵痛もある。肩こりや首コリなどもある。腰から下、太もも、お尻が冷える。腰痛、腰のだるだもあり。むくみがあり、トイレの回数は少ない。
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる炎症性疾患です。腹痛や血の混ざったイチゴジャムのような下痢が出るのが特徴です。びらんや潰瘍は直腸から連続的して、口側へ広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。
30代男性
主訴:中指の腫れ、痛み
現病歴:3週間ほど前に、爪の端が剥がれていたのを引っ張ってちぎった。その後、そこから細菌が感染したのか、ずっと指が痛みこの1週間でだんだん痛みと腫れが増してきた。以前にもこんなことがあり、受診して、切開して膿をだしてもらったが、その時は生活に支障が出るほど痛かったので、そうならないうちに何とかして欲しい。
2020.6.4
ご来店の方に安心していただくために、レジには以前からシートを上から吊り下げていましたが、より使いやすいものにバージョンアップしました。
ご相談の方に関してもできるだけリスクを避けるために、アクリル板を設置しております。
また、空気の循環をよくするため、上部にファンも設置しました。
「新しい生活様式」も上から押し付けられたり、他人に押し付けたりするのではなく、やっていきたいなあ。
息切れしないように。
お酒の性質は大熱で、少量(ほろ酔いより少なめ)なら血流をよくする働きがあります。
二日酔いは胃に熱が溜まり、胃気が暴走して上にあがったことによる吐き気や、頭部の水の滞りによる頭痛などの症状が出てきます。
引き続き『老人必用養草(ろうじんひつようやしないぐさ)』を紹介します。
この本は香月牛山(かつきぎゅうざん)が1716年に著した本です。
老人の養生、老人への接し方など現代にも通じるいろいろな教訓が書かれていて、今読んでもためになります。
今日は精神の保養に関する部分の前半を抜粋して読んでみます。
【原文】
・七情は、医家には喜・怒・憂・思・悲・恐・驚という。『素問』に出たり。儒家には喜・怒・哀・懼・愛・悪・慾といふ。『礼記』に見えたり。人、此身あれば此情なくんばあらじ。これをほどよくすれば元気めぐりて養となり、節(ほどよき)に過れば此身を害するなり。(中略)老人は気血弱き故に七情の私にかつ事をえず。虚火たかぶりて動きやすし。能々つつしむべき事なり。
20代女性
主訴:生理痛
現病歴:生理痛はもともと少し重いくらいだったが、ここ1年ほどで刺すような痛みになった。1日目、2日目が痛い。3日目以降はあまりない。生理周期が早く、20日くらい。とぶことはない。昔は遅かった。全体的に量が少なく、4日ほどで終わる。顔や足がむくみやすい。天気の悪い日は体がだるくなる。汗をかきやすい。毎日、アイスやスナック菓子、甘いものを間食する
20代女性
主訴:電車に乗ると吐いてしまう
現病歴:数日前から電車に乗ると吐いてしまう。吐く前は悪寒、悪心があり、吐いた後もスッキリせずしんどい。時間帯や立つ座るに無関係。3日前からアイスや炭酸が欲しくなった。胃はもともと丈夫で、脂っこいものも平気。乗り物酔いしない。舌は紅舌、少苔、痩薄。舌下動脈の怒張はない。
40代女性
主訴:むくみ
現病歴:食べると体がむくみやすい。顔、脚、お腹、腕など全身。一日中むくみやすい。食後にお腹のハリがある。通勤で片道20分ほど歩いている。胸やけ(-)、胃のちゃぽちゃぽ感(-)、食べ過ぎると腰がだるい感じがする。
アトピー性皮膚炎は乳児期は頭や顔に多く、成長につれて体幹や手足の関節部分の乾燥が目立つようになります。思春期以降になると顔や肩など上半身全体に湿疹ができやすくなります。